【冒険日記】おうたきの、雨にやられて、もうちょっと
by: 茅ヶ崎

 

こんにちは。ワイズロード茅ヶ崎店スタッフ高橋です。

先日長野県の王滝村で行われたMTBレース、セルフディスカバリーアドベンチャーに参加してきました。

陸マウンテンバイカ―でガチオフロード走行が片手で数えるほどの私が100kmも走れるのか？

不安半分ワクワク半分で挑んでみました。ドライで条件が普通なら完走はなんとか出来るかな？ぐらいのイメージでした。

 

 

天候は前日から降り続く雨、心は萎えましたが気温はそこまで低くない、風もそこそこ。

秋口のウェアに薄めの雨具を着て走りました。終盤少し冷えたもののウェアの選択は良かったと思います。

 

 

受付は前日と当日（前日参加できない方向け）があります。バイクや諸々の準備は比較的スムーズにいきました。

ただもう少し補給食を持てば良かった。気温が低くなると水分よりもカロリーが重要なので配分を変えたほうが良いですね。

 

 

王滝恒例の場所取り！みなさん雨なのに早くから並びます。ガ、ガチだ、、、大人の泥遊びは本気です。

私はゆる系マウンテンバイカーなのでリラックスして後ろにちょこんと並びました。笑

 

 

確かに長い列です。ただ、思ったより少ないかな？と思いました。雨でDNS（棄権）の方も多いような気がしました。

レースで無理して完走しても次の日体調崩しては良くないので、それも正しい選択だと思います。タイミングが重要。

 

 

ほどなくしてレーススタート！後ろからトコトコ行きます。たまに走りづらさは感じたものの渋滞で止まったりはなかったので、

タイムを狙わない私は今回に関してはどこからスタートしても同じでした。今日はメンタル勝負だな～。

 

さて、残念ながらレース中の写真はありません。携帯を出すと雨で水没しそうな気がしたので写真は撮れませんでした。

ということで、ここからはイメージ映像でお送りします。

 

 

前半は登りが続きます。ただ全体通して激坂というわけではありません。シングルで32の後ろが42でいける。

ここで誤算がまず一つ。強度を足に合わせると呼吸が楽すぎる、呼吸に合わせると長丁場では足がキツイ！

心拍130台で登るような感じでした。やはりトライアスロン的練習では体力は強くなるがMTBの体が出来ていない。

いまいちスピードが乗らない。路面は確かにウェットですが登りのトラクションも不安はそこまで無かった。体の問題。

 

問題は下り！周りが忍者に見える。私は生まれたての小鹿。笑　しんどいが今日は今出来ることをしよう、

淡々と一つ目のチェックポイントにつきました。雨も強くなってきてリタイア申告している方も多くいました。

ここで空気を少し抜きました。2.0でスタートしたが少し硬い。3プッシュぐらいしてイメージ的には1.9ぐらいにしました。

 

 

エイドで水を補給して、背中の補給食を食べる。量は足りないがゼロではない。パクパク食べました。

CP1を過ぎれば序盤ほどの長い登りはない。この辺りが一番調子が良かったです。体も慣れてきて自分比では動く。

下りも遅いが走るほどに成長はしている。リズムも取れてきた。ちょっと楽しい！

ただ、道はまるで川の浅瀬を走っているようだ！　何回かBBまで浸かった気がしたのでオーバーホールを覚悟しました。笑

 

ただ、CP2が近くなってくると疲労が見え始めました。意思はあるが筋肉がきつい感じ。特に下り。

バイクを抑え込めないと安定しないので不安が増す。ただ慣れてはきているのでスピードは出る。一番よくない！

案の定ひとコケ。水の流れで大き目の石が見えなかった。体は少し打ったがウェアが厚いから擦り傷小、

ヘルメットで頭も大丈夫、左側に倒れたからディレイラーも問題なし。ほどなくしてリカバリーして進みました。

 

登りは確かに筋肉がキツイが体力は残ってるので踏める。スピードは出ないが進める。マイペースでCP2に着きました。

 

 

CP2に着くと、よし行くぞ！よりも、ふぅ、着いた、、、という感じでした。

落車の影響より、単純に下りで体をホールドし切れない、登りで足腰だけきつい、出し切れなくてもどかしい。

この時点でCP2閉鎖まで15分程度、全部はきついかなとは思っていました。でも行けるとこまでは行きたい。

ただこの頃から登りでも、勾配はそこそこでも、幻のインナーローを求める親指が勝手に動き続けます。笑

チェーンも油が切れてきしむ、変速も引っぱるのはいいが開放しても落ちにくい、なにか引っかかっている。　

途中、ガチで川になっている場所を担いで渡りました。アドベンチャー！グリスが抜けるぅ～ヤダヤダ～

 

CP3の手前の長い下りでは、身体を支えきれずブレーキが多くなる、非効率でさらに疲れる、悪循環。

パッドが減ってブレーキの引きしろや音も変わった。登りではトコトコ抜くが下りでぶち抜かれる。その繰り返し。

でも今の私はスピードを出しても処理しきれない。ゆっくり自分なりに下りました。

空気をさらに数プッシュ抜き、イメージは1.8。パンク対策で高めスタートしたが、チューブレスなのでもう少し低くてもよさげ。

CP3に着き、分かってはいたものの、チップを回収され終了。自分比はよくやった、でも悔しい、半々の不思議な感じでした。

 

 

 

 

 

ということで、今回のレースは終了しました。しかし！駐車場までは自走で帰らなければいけません。

CP3から10km程度、主に舗装路下り基調なので楽ですが、体力が余っている！体は冷えるが踏める。

オフ明けの舗装路はまるで絨毯の上を走っているようでした。笑　悔しいのでひとりでMTB個人TTで帰りました。

なんとゴール地点の横を通る道。ゴールのアナウンスが聞こえる。せつない！またがんばろう。

駐車場に着きササッと着替え、チャリは外にしばらく放置、しばらく休んで車に詰め込んで帰宅しました。

 

 

総括

くやしい、たのしい、またリベンジ

駐車場までを含め距離約90km、1800UP、初心者にしてはよくやった。でもゴールはもう少し先。

MTB練習して、次回は天気悪くても完走、良いならタイムを狙える程度の力をもって出たい。

天気に半分はやられたが、維持出力がもう少し高いか、下りがもう少し出来れば、完走はできるレース。実力不足。

 

というこで、勢いで12月に千葉の野田で行われるMTBエンデューロにエントリーしました。練習だ！

できぬなら、できるまでやろう、ホトトギス

 

また、レースで出し切れない分体力が消耗していないので、スイムは既に再開できています。

筋肉痛も引くのが早そうなので、またバイクやラン含め色々やっていきたいと思います。

バイクは駆動系はばらして洗浄とグリスアップ、フレームに水が少し入ったもののBB30のグリスはまだある、意外と強い！

それよりもレフティのハブのシールの方が弱いようで、グリスが抜けている。回すとキュルキュル音がする。

全体的に多めにグリスアップと車体もフキフキ。レース前よりキレイになった！でもどうせまた汚れる運命！

 

少し強くなれた気がします。またがんばろう～

クロカン用の100mmフルサス欲しくなっちゃった、、、また物欲が、、、スカルペル、、、

 

写真少な目で文が多くて読むのが大変だったと思います。お付き合いありがとうございました。

お暇時間の穴埋めになっていれば幸いです。

 

 

2016/09/20　高橋