【マニアック古谷野】 サイクルモード2016行ってきました~
by: 古谷野 穣治

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11/4(金)

サイクルモード2016へ行ってきました。半分仕事・半分プライベートのようなものです。その内容を簡単にご紹介したいと思います。

※古谷野目線ですので内容は偏っていますがあしからず・・・。

 

 

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まずはデ・ローザブース。

↑の画像は新型モデル。去年のLOOKの新型TTバイクのように形がわかりにくいように塗装されています。

 

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その中身はモデルチェンジしたプロトス!。いきなりネタバレから始まります(笑)。

 

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以前のプロトスと比べてよりシャープで無駄が省かれた印象です。ブレーキは前後ダイレクトマウント式。

 

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クリスティアーノ氏に直接聞きましたが中身も全く変わっているとのこと。

 

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安心してください!プロトスはハンドメイドインデローザです!。

恐る恐るクリスティアーノ氏に聞きましたが、それを聞いて安心しました。

 

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そして、プロチームも使うイタリアンデザインSK!。個人的には2017年カラーは当たりだと思います!

 

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他人が乗っていたら憎く思ってしまうほどのカラーセンス!

 

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ロゴがカッコ良い!。

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あっ、ちなみに来年もプロチームはプロトスとこのSKの2台体制で走るそうです。

 

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このカラーもロゴがアルミ箔のようでいいね!。

 

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個人的No.1カラーはこちら!。今年から日本に入ってくる全身グロス・マットブラックにハートマークだけ赤!

去年このカラーが出ていたら古谷野は絶対手に入れていました・・・。

 

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パッションを感じる全身赤ですが、単色系にありがちな安さを感じません。

 

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去年も同じこと言った気がしますが、デ・ローザはカーボンではなく金属系フレームを軸ととらえていています。金属系こそがデ・ローザの真骨頂です。

これから紹介するモデルはすべてデ・ローザ工房で作られています。

 

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レアメタルのスカンジウム。高価な素材ですが金属系フレーム素材では最もレース用途に近い素材です。

 

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以前でていたアルミフレームTeamシリーズのように溶接部分は丁寧に整えられています。

ルックスの意味合いもありますが、ほんのわずかな軽量化と溶接強度を上げるために行われています。

5年ほど前に出ていた光の角度で色合いが変わるカメレオンテカラーの復活もよいです。

 

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デ・ローザの原点で、創業者ウーゴの魂が入ったネオ・プリマトー。本国ではカタログからなくなってしまいましたが、デ・ローザを愛してくれる日本のために作ってくれています。

 

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ヌーボ・クラシコ。ネオ・プリマトーにメッキ処理を施した高級バージョンです。美しい・・・。

 

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CORUM。大口径化したパイプにカーボンフォークが付いた現代的クロモリフレーム。

 

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トップチューブもこのマークはREVOマークというDeRosaのロゴが散らばったものです。2017モデルのカラーの特徴です。

 

またAge(アジェ)もあります(撮った写真を誤って削除してしまいました・・・)。

ロウで溶接しているクラシカルながら現代的なルックスのクロモリフレームです。

 

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チタンのTreDueCinue。3.25という意味でつかわれるチタンの素材を表しています。

 

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古谷野はどうしても溶接部分に目がいってしまいます・・・。

 

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素晴らしい・・・。

 

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同じチタンのTITANIO SOLO。パイプはバテット加工されています。ジオメトリー・メカ式電動式の指定などができるお値段もプレミアモデルです。

 

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いや~、素晴らしい。デローザの工房でも孫のニックともう一人のベテラン職人でしか作れない価値あるフレーム。いつかは手に入れたいデ・ローザのチタン。

 

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お次はLOOK。上位グレードのモデルチェンジはありませんが新しくなったプロチームカラー。

 

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ツール優勝30th記念カラー。このフレンチデザインは古谷野の乏しいデザインセンスの域を超えていて、はるか上空を飛んでいるようです・・・。

 

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695にも同じようなデザインが採用されています。

 

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お次は日本初上陸FACTORバイク!。ここ数年前にできた会社ですが来年とあるプロツアーチームに供給を開始するので知名度は上がっていくでしょう!。

画像上はエアロロードのONEですが、

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特徴は2つに分かれたダウンチューブ!。昔コルナゴのビ・チタンと似ていますが、コルナゴは剛性を上げる目的なのに対してONEは整流効果を上げています。

 

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ONEには2グレード分かれていて上位グレードはハンドルステム一体型のものが付属します。

ハンドル幅・ステム長もオーダー時に選べるといううれしい!画像にはありませんがシートポストのほかにフィジークの最上位グレードサドルもついてきます!。

フレーム価格を見ると高いと感じますが内容を見ると納得!。

 

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オールラウンド系のO2(フレーム重量740g)。プロ選手はほぼこのモデルを使うようです。

FACTORバイクはよくあるOEM生産ではなく、完全に自社生産です(製造国は聞けませんでしたが)。

 

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アメリカのMOOTS。もちろん製造もアメリカ。ボトルゲージ穴の追加など細かいオーダーにも対応してくれます。

近年の流行のグラベルロードなど、時代に合わせたものを作ることができるのも本国生産のメリット。

手前のバイクは本国の担当者が直接持ってきたバイクです。めったに見かけないフレーム分割式でスーツケースにも入ってしまいます。MOOTSの容が現れています。

ちなみに奥は35周年記念の特別仕様のバイク。フレーム・フォーク・ヘッドパーツ・シートポスト・ステム・ホイールで確か140万円ぐらいだったような・・・(汗)。

 

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余談ですがこういうのが置かれている状態、古谷野大好きです。

 

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イギリスのBROOKSのカンビウム。BROOKSと言えば皮サドルですが、これは皮ではなく合成皮です。

どうしても皮サドルは手入れが必要なもの。こちらはキャンパス地のような素材がメンテナンスフリーです。

スマートなルックスや色合いなのでカーボンバイクにも合うと思います。

 

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ワイズロード各店で爆売れしているKnogのベルOi(オイ)。

茅ヶ崎店はKnogの取り扱いがなく在庫していませんが、Knogさんなんとかなりませんかね~?。

 

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エディ・メルクスからは時代に合わせてディスクブレーキのバイクが出ます。

↑画像のものは本国から借りた展示バイクです。おそらくメルクスがベルギーで作っていた時90年代初期のものだとおもいます。

 

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茅ヶ崎店で人気No.1のパイオニアパワーメータ!。

新型デュラエースやカンパのアルミPOTENZAクランクに対応したほかに・・・、

 

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シマノのMTBやキャノンデールSiSL、FSAのカーボンクランクにも対応!よりパイオニアユーザーが広がりそうです。

 

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アメリカで作られているTHOMSON。精度と美しさを兼ねています。

MTBがメインですがロード系の注目度がもう少しあびてくれればと願っています。

 

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ステムの元、アルミのインゴット(塊)から削られてこの形になっています。

2度目になりますが、古谷野はこういうもの大好きです。

 

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イタリアのグエルチョッティ。プロチームCCCにも供給して歴史あるイタリアンブランドです。

トップグレードと画像のクロモリRECORDはイタリアで作られています。ジオメトリー・カラー選択が細かいのと、お値段に注目!(※フレーム価格です)。

 

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フランスのLAPIERRE。画像はフランスの期待の星ティボー・ピノー選手の特別カラー。

 

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お待ちかねサーベロ!。実はサイクルモードの日に新型S5の情報が解禁しました!。早速展示されていました。

 

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フレームは変わった?すみませんメーカー担当者が質問攻めにあっていたので聞けませんでした・・・。

 

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シートポストは快適性を増したものに変更になりました。

画像ではスラムeTapがついていますが、まさにフレームカラーとコンポーネントのカラーを合わせてあるようです。

 

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サーベロはディスクブレーキに大きな可能性を持っているようで近年はディスクモデルが増加。

Rシリーズ、Sシリーズ、グラベルのCシリーズ。あとトライアスロンのPシリーズにも採用されています。

 

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もちろんニューモデルのP5Xもありましたがそれはトライアスロン専用設計。

タイムトライアルにはP5が継続です(もちろんトライアスロンにも使えますよ)。UCIルールを満たしたP5-Sixが数年ぶりに復活しました。

うっ、タイムトライアルしないけど古谷野の物欲を刺激しちゃいます・・・(笑)。

 

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ZIPPブース。

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この日に新型454NSWが発表されましたが、さすがにそれは現物ありませんでした。

 

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SRAMコンポーネント&ZIPPハンドル類。

 

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古谷野が愛しているカンパニョーロ!。

 

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レコード(ワイヤー式)。今年のジロでニーバリ選手はワイヤー式を使って優勝しました。やはりカンパと言えばワイヤー式の方が味があると思います。

 

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電子コンポーネントEPS。変速機自体は出た頃より変わりませんが、バッテリーやインターフェイスがV3に進化しました。V2のようにフレームに充電ポート穴が開いている必要がなく、インターフェース(シマノでいうジャンクション)から充電できるようになりました。これまではEPSに対応いるフレームはわずかでしたが、V3になって電動対応フレームならほとんど対応するようになって大幅に進化しています。もし対応しない場合はコネクターが通らない場合ぐらいでしょう(カンパのコネクターはシマノより少し大きいので)。

 

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ニューグレードPOTENZAは手に届きやすいグレードなのでカンパニョーロが力を入れています。お求めやすい価格ながら上グレードの設計を取り入れられています。ライバルはシマノでいうとアルテグラです。

 

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フルクラムブース。以前はカンパと同じ構造でスポークパターンやロゴを変えたホイールというイメージですが、近年は差別化を図っています。

 

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40㎜ハイトのSPEED40C(クリンチャー、チューブラーもあります)。

このペアで平坦から山までこなします。もちろん最近トレンドのワイドリムとなっています。

 

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ワイドリム化を果たしたレーシングNite(カンパでいうとシャマルMile)。

それ以外にもニップルが黒になっていて真っ黒いバイクに仕上げるにはうってつけのホイールです。

ルックスだけではなく性能もお墨付き!。特殊ブレーキ面によって走る環境を選びません。

 

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王者ピナレロブース。このブースを訪れたときにちょうど一般の方の入場が始まりましたが安定の人気です。

 

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チームWIGGINSカラー。残念ながらウィギンス本人は来れませんでしたね・・・。

 

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ツール優勝に貢献したドグマF8X-light。

 

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フルームがツールの山岳系TTステージで優勝した時に使ったバイクも展示されていました(もしかしたらスペアバイクかもしれませんが)。

 

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バーテープの代わりに紙やすりのようなすべ止めが使われていました。あと、まさかのDHパッドなし!?。

少し見えにくいですが、専用ブレーキレバーにDi2のスイッチがうまく加工して取り付けられているところはまさにプロバイクという感じです。

 

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スポンサー契約外の3バトンホイール。メディアではHED製と書かれていますね。

もう3度目になりますが、こういうの古谷野大好きです。

 

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ブースの隅っこに展示されていたバイク。このバイクはRIOオリンピックでイタリアのビビアーニ選手(チームSKY所属)が金メダルを取った時に使っていた実はすごいバイクなのです。

 

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ウィギンスがアワーレコードを更新たときに使ったいた時と同じ一体型のチタン削り出しハンドルです。

 

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レース中の落車跡もありましたし実際にレースで使われたバイクのようです。

すごいバイクなのですがトラックバイクというのもあって皆様これにはあまり注目していませんでしたね・・・残念。

4度目になりますが、古谷野こういうの大好きです。

 

 

画像が多かったですがいかがだったでしょうか? えっ、内容が偏っている? 最初書きましたよ、古谷野目線なので仕方がないということは・・・。

 

気になった方は直接サイクルモードへ行ってみてください!。今週末6日(日)まで幕張メッセで行われています!。

そして行った後は茅ヶ崎店でオーダーしましょう(笑)。

 

2016/11/4 古谷野

住所:神奈川県茅ヶ崎市中海岸4丁目12986番52号 サザンビーチヒルズ2F
電話番号:0467-84-1555
営業時間:月~金 11:00~19:00、土日祝 10:00~19:00
定休日:火曜日

 

サザンビーチヒルズの駐車場に限ります
   

カラーコーンが設置してあるスペースは他テナント様の月極駐車場です。
ワイズロード茅ヶ崎店にご来店の方はご利用いただけませんのでご注意ください。
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