【ﾏﾆｱｯｸ古谷野】 2/16（木） ~ 17(金) 走行日記
by: 古谷野 穣治

2/16（木）

 

「そうだ、河津桜を見に行こう。」

そう思って久しぶりの輪行サイクリングをしました（去年も同じことしていましたね）。

 

 

バックパックに輪行袋や補給食を入れていつもより少し早めに出発。箱根一号線を登ります。距離は長いですがこのシーズン距離を乗ることにしていたのでスタミナが例年よりついている感じがしました。

 

 

この時間帯ならまだ路面店も開いておらず観光者もいませんでした。普段の自分が見ている箱根とは少し違いました。

そのあとは箱根峠を越えて三島へダウンヒルです。この日は暖かい風が南から吹いているようで冷えませんでした。

 

 

去年は中央伊豆経由だったのでこの日は西伊豆経由で下田方面へ向かいます。何時もは沼津から海沿いを走るのですが、経験上道が狭く交通量が多いので伊豆長岡あたりから三津へ抜ける道を使いました。走りやすかったので正解でした。

三津からは海沿いをずっと走ります。最初は平坦ですが大瀬崎からアップダウンが始まります・・・。

 

 

短い坂ならまだよいですが、良い感じの距離のアップダウンが続きます・・・。

気温が高くなってきたのでここのあたりからグローブを外しました。

 

 

1つ目のアップダウンの後、戸田（へだ）のコンビニで休憩。ここのあたりは町と町の間は何もないので補給しないと大変な目に合います。

バックパックの中にバー×1、ジェル×3（うち2つは入れていたの忘れていました・・・、もちろん賞味期限切れ）を入れていたのですが今回の走行ですべて使い切りました。

 

 

戸田を過ぎるとまたそこそこ距離のある坂が登場。そこを登って下ると土肥（とい）に出ます。ここはそのままスルー。

前回走った時はシーズンだったので車も多かったですがこの日は多くなく走りやすかったです。

 

 

土肥を過ぎるとアップダウンは落ち着き、短い坂のインターバルとなります。トンネルが多数あるのでライト必須です。中には1ｋｍ近いトンネルもあります。

 

 

松崎町を過ぎると下田へのショートカットルートが現れます。真夏に小径車で走った時は心が折れてここを左折しました。

しかしこの日はロードバイクです。R136を直進します。

 

 

そのうちもしかしたら最南端まで行けるのではないのか？と思い目的地の変更。

「目指すは石廊崎！」。

しかしここ以降は初めて走る道。南伊豆町へ向かう道はそこそこ距離のあるアップダウンが再び現れて伊豆半島の洗礼を受けます・・・。

 

 

途中にあった桜並木。河津へは来週行くことにします。

 

 

平坦ルートではないことは容易に想像できました。標識を見ると絶望したくなる距離。

ここのあたりになると車は全く通りません。

 

 

展望台の売店でボトル内補給。先はまだ続くようです・・・。

伊豆は大きくて険しい！。

 

 

おおっ、分岐路が現れた。

せっかくここまで来たのであればもちろん石廊崎でしょう！。

しかしこの先も登りでした・・・（涙）。

 

 

この日は南風でした。それほど強くはなかったですが、疲れてくると風によるジャブがきますね・・・。

石廊崎に近づくにつれてそれっぽい景色になってきます。

 

 

どうでもよいですが、PetShopBoysの↑を思い出しました。

注意：YouTubeの埋め込み動画なので音でます。

 

 

海沿いに出ると強風に襲われます。しかし景色は素晴らしい・・・。地球に乾杯。久しぶりに感動しました。

良いものに出会えると苦労した分達成感がありますね。古谷野はこの景色を見て（心の中で）泣きました。

 

 

よし、じゃあ見に行くぞ！といったのですが、灯台までは歩行専用となっていました。距離も0.8ｋｍとあったので往復すると1.6ｋｍ。

ビンディングシューズなのと時間を考えて灯台まではあきらめました・・・。いいんです、良い景色が見れたので。

 

 

あとは下田まで移動です。険しいアップダウンはなくなりました。

 

 

時折見たことのがない岩がポツンとあります・・・。これが南伊豆か・・・。

 

 

弓ヶ浜へも寄りました（というよりルートを間違えた）。

 

 

菜の花畑も見れました。

 

 

そんな感じで下田駅までは景色を見ながらゆったりと。お腹がすいたので駅前のマクド○ルドでビック○ックＬセットを補給しました。

 

距離195ｋｍ、獲得標高3305ｍでした。

 

 

輪行で帰ります。電車の時間が近づいたのであわてて入れてギリギリ間に合いました・・・。もし逃していたら結構待ったはずです。

 

 

険しいコースでしたがこのチタン号のおかげで乗り越えられました。

そんなに軽くないが（フレーム重量1700ｇぐらい）安定性はあるし、振動吸収性もよい。坂でもスパスパと進んでくれます。また輪行時にフレームに傷が入っても磨けば目立たなくなるという利点もあります。カンパＥＰＳで今回のコースでもストレスが少ないです（逆にワイヤーだったと考えてしまうと・・・）。

もし古谷野がロード1台体制になってしまったら間違えなくこのバイクを選ぶでしょう（そうならないことを祈りますが・・・）。

 

 

翌日ガーミンで変速回数見てみたら・・・、フロント107回、リア1089回でした・・・。伊豆のアップダウン恐るべし・・・。

 

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2/17（金）

前日の疲れが残っていたので軽くヤビツ登ってきました。

春一番と思うような強風で、空を見ると雲が流れていくほどでした。

 

 

はい、ただ登っただけです。後半以降左ひざが痛んだのが気になります。

フォークの標準デカールのオレンジが少し浮いている感じがしたのでステルスに変えてみました。

 

 

下り始めたときからシャワーのような雨が降ってきました。帰りは向かい風基調なのでおもっきり雨を受けます（涙）。

でも気温が高かったので悪い感じはなく、また強風と共に土も運んでくるので土の匂いがしてそれはそれで自然を感じました。

 

距離38ｋｍ、獲得標高779ｍでした。

 

2017/2/17　古谷野