【速報】実用的なXPLOVAルート作成機能の活用方法
by: 遊佐 雪徳

ここに記しますは,YUSAが独自に発見・確立した,「実用的なXPLOVAルート作成機能の活用方法」に関する情報です.サイクリストの皆さまにとって有益な情報に成り得ると判断致し,ここに筆を執る次第であります.最後までお目通しいただければ幸いでございます.

 

 

 

 

 

 

〜XPLOVAスマートローラーの最大の強み〜

 

100% CHIGASAKIで既にお伝えしております通り,XPLOVAは「ルート作成サービス」を提供しています.すなわちXPLOVAシステムでは,世界中の任意の道路でルート作成が可能であり,スマートトレーナーがそのルートの勾配を反映して,実走行に近い負荷を自動調節してくれるという特別なサービスを用意しております.必要なものは,

 

 

・XPLOVAスマートトレーナー

・スマートフォン

 

 

以上の2点です.課金もございませんし,サイクルコンピュータその他センサー類も要りません(ユーザー登録時はPCがあると良い).この2点だけで「世界中のあらゆる任意の道路をバーチャルで走行することができる」というのが,XPLOVAシステムの最大の特長でございましょう.

 

詳細な手順はこちら:【3日目】昼休みヤビツ峠アタック!!

 

このXPLOVA独自のルート機能を活用して,YUSAはこれまで以下のようなトレーニングを100% CHIGASAKIの中でお伝えして参りました.

 

 

 

 

XPLOVAのルート作成機能を活用した

トレーニングブログ*一覧↓

 

 

〜昼休みヤビツ峠アタックシリーズ〜

▶︎ 【初日】スマートローラーを乗りこなせ!_XPLOVA NOZA S

▶︎ 【2日目】昼休みヤビツ峠アタック!!

▶︎ 【3日目】昼休みヤビツ峠アタック!!

▶︎ 【4日目・5日目】昼休みヤビツ峠アタック!!

 

 

〜Tour de France 2020 再現コースチャレンジ〜

▶︎ 再現コースチャレンジ!_Tour de France Stage 8

 

 

*いずれの記事においても,日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社さまよりご提供いただきました,XPLOVA NOZA Sデモ機を活用させていただいております.m(._.)m

 

 

 

 

〜致命的欠陥〜

 

ただしかし,【再現コースチャレンジ!_Tour de France Stage 8】でお伝えしておりました通り(3-1.自動ルート取得 参照),XPLOVAシステム上でのルート取得については,致命的とも言える欠点がありました.それは「勾配のノイズ」です.

 

【再現コースチャレンジ!_Tour de France Stage 8】

チャレンジ中のスマートフォン画面のスクリーンショット

実際にはあり得ない斜度37.0%を示しています

 

 

具体的には,ヒルクライム時に斜度30%あるいは40%以上の実際にはあり得ない勾配の坂が突然現れては,-30%の下り坂が瞬間的に現れ,果ては最大で斜度50%の坂道が出現するという現象に遭遇し,それが延々と続くに至りました.ヒルクライムのはずが,時間制限のない高強度インターバルトレーニングを行なっているに等しい状況…この現象は,どうやら急勾配の坂道にありがちな「つづら折りの坂道」で頻発するようで,ヒルクライムトレーニング時には致命的なバグと言わざるを得ません.何とかならないものか思案していたのですが,つい先日,少なくとも国内の道路においては完璧と思われる解決策を見出しましたので,ここに報告申し上げます.

 

 

 

 

〜解決策〜

難しいプログラムや作業は必要ありません.自転車用のNavitimeを活用するだけです.既存のシステムを組み合わせるだけで,「ノイズ」が現れない実際の道路に準ずる勾配を再現することが可能です.以下に手順を示します.
 
 
① 自転車用Navitimeへのアクセスはコチラ.
https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/
ユーザー登録をしましょう(現在は2ヶ月の試用期間が無料)
 
② Navitime上でルートを作成する
スタート地点とゴール地点,及び経由地点等の指定等,Navitimeの使い勝手は,なかなか良いです
 
③ 作成したルートのGXP(地図情報)ファイルを作成する
GXPファイル作成ボタンがわかりやすく表示されていますので,ポチッと押して保存するだけ.試しにヤビツ峠ヒルクライムルートを作成↓
 
 
 
④ XPLOVAホームのルート作成ページへ移動して,作成したGXPファイルを読み込ませる
 
 
 
ルート作成ページで,ルートを作るボタンをクリック.
 
 
 
 
 
 
切り替わった画面でファイルからインポートボタンをクリック
 
 
 
 
ファイルを選択ボタンをクリック
③で作成したGXPファイルを読み込ませる
 
 
⑤ ルートを保存して完成
 
画面右上のルートを保存ボタンで完了
 
 
 
 
キモとなるのは,「Navitimeがゼンリン地図を活用していること」です.ゼンリン地図では,XPLOVAがルート作成時に使用しているGoogle Mapよりも詳細な高度情報がGXPファイルに盛り込まれており,それ故に滑らかな勾配を描くことができるものと推察します(下図参照).
 
 
 
<ヤビツ峠の場合>
 
XPLOVA Routeに見られるノイズが,Navitime Routeでは消失.Navitime Routeと実際の走行データ (Garmin Edge520)がほぼ同一のコースプロフィールを与えているのが分かる.
 
 
 
 
 
 
 
<富士四湖一周の場合>
 
XPLOVA Routeは勾配ノイズが激しく,トレーニング用勾配データとして使い物にならない.一方でNavitimeルートは相対的に平滑化されている.
 
 
 
 
ご覧いただきましたように,ゼンリンが提供する日本地図を活用した本法は,実質的に国内の任意ルートを網羅することができ,精度が高い「実際の道路の再現」という観点で完璧な方法と評価することができます.補足事項として,
 
 
・ルート作成作業はXPLOVA上ではなく,Navitime上で行う
・Navitime上でGXPファイル出力するためにはNavitimeでのユーザー登録が必要である(現在は2ヶ月の試用期間が無料)
 
 
 
等々,若干の追加作業が発生しますが,国内の実際の道を想定したヒルクライムトレーニングを実践したいライダーの皆さまにとっては,極めて有効な手法になることは間違いありません.
 
 
本法は,誰もが実践できる簡便且つ実用的なトレーニング用ルート作成方法として,そしてXPLOVAのルート作成機能に付加価値を与える手法として,XPLOVA代理店の日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社さまに報告済みです.国外の信頼性のあるルート作成方法については,現在開発中です.
 
 

 

 

今日は大晦日です

ストイックYUSA

2020年12月31日