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認めたくないものだな、○○が苦手だということを。Rapha SuperCross Nobeyama day2レポート!
by: 間野 友輔

 

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Photo by Makoto Tanaka

 【前回までのあらすじ】
カテゴリー2昇格2戦目にして、シクロクロスの一大祝祭・Rapha Super Cross Nobeyama(野辺山シクロクロス)に参戦した府中多摩川店てんちょの間野。初日は2列目スタートでいきなりの集団落車も交わして好スタートを切ったが、砂利の右コーナーでコケてサドルが横向きに。新車デビューもあっという間に代車に交換。あとは可もなく不可もなく63人中45位。擦り傷痛いよ~。さあ2日目はどうなる?
 
さて、初日終了して翌日も使うワンピースを洗濯し(幸い破れはしなかった)、擦り傷痛いけど筋肉ほぐすためにお風呂に浸かり、23時就寝。起床は5時。会場まで1kmだけど、6時には駐車場を確保したいので。

前日にも増してよい天気。八ヶ岳は珍しく晩から朝にかけて雲がかかることがありませんでした。その分、朝の気温は放射冷却もあって前日よりちょっと低いマイナス6℃。
 
コースは前日と同じなので試走はしないつもりでしたが、前日終了後に泥セクションに水を撒いたという情報があったのと、やはり体を動かしておきたいので試走する。泥セクションはまだ凍り付いているものの、日が差して来たら例年のような『野辺山らしい』泥地獄になることが予想できた。一方で、自分の時間帯にはあらかた固まってしまうのではという水分量でもあった。

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今日のメインバイクは昨日あっという間にデビュー戦が終わってしまったFOCUS MARES CXカンチのつもりでしたが、試走を終えてクリーニングしようとしたところで問題発覚。どうもカンパニョーロのBBとカーボンシェルのBB30は相性が悪いらしく、対策を講じたのですが緩みが出ていて、今日もAUTHOR  X-Control Teamを使うことにしました。BBの問題だからホントはダメだけど、まったく使えないわけではないのでFOCUSはピットに。
 
2日目はキッズのレースから始まり、通常のカテゴリーであるカテゴリー4の開始時刻はちょうど泥が融け粘度が増すタイミングになってきて、例年通りモゲラーが続出。あ、『モゲラー』ってのはシクロクロス俗語のひとつで、リアディレーラーに泥が詰まって、チェーンにトルクをかけたらバキっと折れてしまった人のことです。わたくしは野辺山では過去3大会4レース出場して、毎回モゲラーになってたのですが、今年初めてモゲラーにならずに済みました!(笑)

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知り合い率がいちばん高いカテゴリー3の応援などした後で、自分の準備とアップを開始します。
  
 
レース前にすることといえば、アップなわけですが、今回はローラー台も持参していましたが使わず、周辺の道路で走りこみました。この大会に先立って行われた、招待選手で元アメリカチャンピオンのティム・ジョンソン選手のトークショーに参加させていただいたのですが、その際に話されていた準備のひとつに、ローラーを使わない、というのがありました。直前まで不整地などコース条件に近いところを走り、体に感覚を馴染ませるのだ、と。
 
ほかには1時間前に梅丹本舗のサイクルチャージ・カフェインプラス200を摂取、30分前に2RUNを2錠、アップ中からレース直前までは700mlの水に電解質パウダーとグリコのクエン酸&グルタミンを混ぜたものをこまめに摂取します。とくに気にしているのが、水分不足からくる脚の攣り。最近は2RUNと電解質パウダーを適切なタイミングで摂取していれば攣らないようになりました。固形物の食事は1時間半以上前に済ませます。
 
気温は2℃か3℃かってくらいですが寒すぎることはなく、初日はアームウォーマーをつけましたがレッグウォーマーはなし。EliteのOZONE Waterproof Warm Up Emulsionというマッサージクリームを脚全体に塗り防寒対策。ただ2日目は脛の擦過傷保護のためにレッグウォーマーをつけました。膝が出てないと写真撮ってくれないフォトグラファーがいらっしゃるのですが、わたくしと同じレースに出るご子息のためにピット入りするとのことで、どのみち写真撮ってくれないから日和ったわけではありません(笑)
わたくしのカテゴリーまでは問題ないのですが、本来は脚は膝上までのショーツである必要があります。気温に応じてオフィシャルがレッグウォーマーの着用を認めます。コンプレッションウェアの着用はルール上認められません。わたくしは昨日の疲労を回復させるため、召集直前までふくらはぎ用のコンプレッションウェアを着用し、脱いで召集に向かいました。
 
 
2日目のナンバーは26番。初日は11番で、1列8人なので2列目、この日は4列目。実際には出走しない人もいるので3列目の中央が空いていたのですが、前日同様、危険回避のために4列目右端に並びました。前日はちょうどあの辺で落車が……と思うと、入る気にはなれません。この日の目標は、前日そこそこの手ごたえを得たこともあって、真ん中あたり30位前後。ただ、出場メンバーは若干入れ替わり、この日のほうが粒が揃っているのと、実は擦過傷以上に腿と肩の打撲が気になるところ……。
 
スタート!
 
最初の舗装直線で意外と前に出られて、昨日同様に15番手前後でのコーナーイン。調子はどうかなと思ったのですが、意外と走れている気した。


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……のに、まだ走り始めて数百メートルというピットを過ぎたあたりの緩い下りの砂利コーナーで滑って落車……。おいおい、ここでコケるかオレ?舞い上がってたのだろうか?コーナー途中に地面から石が顔を出しているいやらしいコーナーではあるけれど、試走でも前日のレースでも、このコーナーはきっちりラインに入れたら行ける、という場所だったのでビックリ。というか、前日から、どうもわたくしは右コーナーが苦手らしいと思っていたのですが、またしても右コーナー。

 
ここで気落ちしてしまって、一気に番手を下げる。
また右コーナーか、というのが頭から離れなくなって、攻められなくなってしまいました。思い起こせばあの時も、この時も右コーナー。逆に左コーナーで落車した記憶ってまったくないですね。実は今回の野辺山までまったく苦手という自覚がなかったのです……。
そして1分後出走のマスター1カテゴリーの選手がどんどん抜いていくので、ぜんぜん自分の順番が分からなくなってきた。スタートループを終了したあたりで40何番、とかコールされたけど、確かマスターが3~4人は前に出ていたはず。
 
体力的にも、同じ残り2周回を聞いても、1日目はまだ行けるぞ、という感じだったのに、この日は、ひえーまだ2周あるのか、という感じでネガティブ入ってしまっていました。おまけに。前日も少し出た腰痛が今日は酷い。

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Photo by Kensaku Sakai これは担ぎ上げている途中で、このあと右腕はダウンチューブの下を回して左の下ハンドルをつかみます。

 
泥セクションは予想どおり、大部分がラインができて走れるようになっていました。しかし出口付近2~30mの区間はまだドロドロで、ここはバイクを担いでラン。こういうところでバイクに無駄に泥がつくと重くなるし、リアディレーラーがモゲる原因になります。しかも序盤で落車してリアディレーラーを打っている可能性が高いから尚更。訳知りな友人からは「モゲろ!」という応援?モガねーよっ!
 
そうこうするうちに、前には前日と同じ群馬チームの人が……。

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Photo by Kensaku Sakai

 
ある意味わかりやすい。この人、自分と同じくらいの競技スキルなのかな、だとしたら今後のレースも含め、この人に勝つのを目標にしよう。で、残り1周半くらいはこの人と競ってたんですが、最終的に前日同様に突き放されました……。一緒に走っていると、この人への応援が凄くて軽く凹みました(笑)
 
そして後ろには何故かシマノレーシングのジャージが迫ってきた。……前日C3優勝で昇格してきた野寺監督じゃないですか!てか、なんでこんな後ろにいるんですか!前日の圧倒的な走りを見ても、ここにいる人ではないので、おそらくフライオーバーの階段を乗車したまま登ったりして遊んでいたに違いない。
 
やっぱりそうでした(笑)
だったら負けるわけにいかないよね~。

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Photo by Zac Reynolds(BMC)これは林間セクションの泥コーナーからそのまま担いで、これからフライオーバーの階段を上るところ

最終周回、泥のついたバイクをフレッシュなバイクに交換するか考えてるうちにラインを間違えてピットを通過。スタートゲート付近で応援してくれてた知り合いに、腰が痛いアピールしたら「そんな言い訳は聞きたくない!」と叱咤。ああ、そうだな。できないなら降りればいい、やるからには最後までやるだけ。この人負かして昇格してきたんだから、情けなくても意地見せなきゃ、って思いました。
 
というわけで気持ちは再点火したものの、時すでに遅く、そのままの順位でゴール。
61人中54位と、昨日よりだいぶ下げてしまいました。まあ、野寺監督には一応勝った(笑)
 
他の選手への応援に軽く凹みはしましたが、わたくしへの応援もたくさんいただきました。こんなわたくしでも声をかけていただけて、本当に有難いし嬉しいものです。シクロクロスレースはじめて5シーズン目。知人に恵まれて感謝するばかりです。
 
前日は着替えるのが遅かったので若干風邪ひいたように具合が悪くなってしまったので、今日はすぐに着替えて上着を羽織ってから洗車。あとは昨日あまり見れなかったUCI WOMENのレースなど観戦。
 
今年はオーストラリアチャンピオンのリサ・ジェイコブス選手が来日。圧倒的なパワーとスピードで初日を制しましたが、2日目は日本選手から今井美穂選手が意地を見せて追走。テクニカル区間では引けを取らない走りを見せましたが、この日も優勝はジェイコブス。3位に武田和佳選手、僅差で4位に與那嶺恵理選手が入り、現在の日本チャンピオン豊岡英子選手は5位。翌週に迫った全日本、大丈夫なのかな?という心配と、ひょっとしたら新しいチャンピオンの誕生を予感させました。特に與那嶺選手はもし全日本獲ったら、ロード、タイムトライアル、MTB XCOに続く4つ目のタイトルになるので、まさに前人未到。さてさて、どうなることか……。
 
男子のUCI MENは、初日優勝の竹之内悠選手がDNS。もともと肉離れで欧州のレースを切り上げて帰国しており、大事をとったようです。レースは前日失速してしまった小坂光選手が積極的に前に出て、それをやはり体調不良でリタイアしたザック・マクドナルド選手が追い抜いて優勝。3位には初日同様、MTB XCO日本チャンピオンの山本幸平選手が入りました。
 
 
終わってみると、見るのも走るのも食べるのも楽しかった野辺山、楽しみすぎて自分で写真をまったく撮っていない……。フリーフォトを公開していただいている皆様の素材に頼らせていただいて恐縮です。しかも、これじゃあわたくしが楽しんだのはいいとして、皆様に伝わらないですね……。反省です。
 
今回、UCI MENに出場されたTEAM UKYOの畑中勇介選手のレースサポートで、わたくしがワイズロードに入社した当時お世話になった先輩がはじめて野辺山にいらしたのですが、規模や盛り上がりにとても驚いていました。サイクルモード併催で行われたレースでも、ロードのクリテリウム会場よりもシクロクロス会場のほうが観客も多く盛り上がっていたという話を聞きます。シクロクロスはコンパクトな会場を周回するので、何度も選手を見れるし、観戦するのに面白いポイントもたくさんあります。飲食ブースが併設されるレースも多く、コーヒーやビール片手に観戦、というスタイルも定着しつつあります(わたくしビール飲めないんですけどね)。

 
自分でやってみる気はまだないよ、って方も、もし興味わいたようでしたらぜひレース見に来てほしいです。例えばお台場で開催されるCyclocross Tokyoであれば、モノレールに乗って気軽に見に行くこともできます。
 
この週末、12月6日は長野県飯山市で全日本選手権も開催されます。新幹線で2時間、会場までの足はわかりませんが、そんなもんで見に行けちゃいます。見に行かなくても動画配信がたくさん出てくるでしょう。ひょっとしたら雪上レースが期待できるかもしれません。よかったらぜひチェックしてみてください。
 
もし走る気になっちゃったら……府中多摩川店でフレームからの組み立ても、完成車のご案内もできますよ。ぜひぜひ。
 
 
というわけで、成績はイマイチでしたが、今回も多くの運営スタッフの皆様のご尽力と、たくさんの参加者の皆様、応援の皆様のおかげで楽しい時間を過ごすことができました。留守を預かってくれたスタッフと、不在にしてしまいご迷惑をおかけしたかもしれないお客様にも、心より感謝申し上げます。
 
 
わたくしの次のレースは、いったんシクロクロスから離れて、12月13日(日)に大磯クリテリウム第3戦にミディアムクラスで出場します!幸いにも、このコースは左コーナーしかありません(笑)
シクロクロスはその翌週、年内最後のレースとして12月20日(日)に信州シクロクロス第7戦@富士山(朝霧高原)に出場します。
 
大磯クリテリウムも温暖な相模湾に面した会場で、観戦もしやすいレースです。もしよかったら足をお運びください。第3戦のエントリーは12月6日までやってますよ!
 
 
【今回の使用機材(1)】
 フレーム AUTHOR 2013 X-Control Team CX
 シフター Campagnolo ATHENA ULTRASHIFT ERGOPOWER
 ホイール Campagnolo SHAMAL ULTRA チューブラー
 タイヤ CHALLENGE BABY LIMUS  (チューブラー) 前後1.8bar
【今回の使用機材(2)】
 フレーム FOCUS 2014 MARES CX カンチレバー
 シフター Campagnolo CHORUS ULTRASHIFT ELGOPOWER
 ホイール Campagnolo BULLET ULTRA クリンチャー
 タイヤ CHALLENGE FANGO OpenTubler (クリンチャー) 前後1.8bar
【今回の使用機材(共通)】
 前後ディレーラー Campagnolo ATHENA
 フロントチェーンホイール Campagnolo CX11 46x36T
 スプロケット Campagnolo CHORUS 12-27T
 カンチブレーキ SHIMANO XTR
 ペダル CRANK BROTHERS EGG BEATER 3
 サドル fi’zi:k ARIONE R3
 ハンドル&ステム DEDA ZERO100S.C.
 バーテープ fi’zi:k
 計測機器 GARMIN Edge 510J
 シューズ MAVIC DRIFT
 アイウェア OAKLEY JAWBONE (PRISM TRAIL)
 ヘルメット KOOFU WG-1
 ウェア WAVE ONE(ワンピース) /  le coq sportif(アンダー、アームウォーマー&グローブ)
 アフターレースウェア le coq sportif
 ドリンク 梅丹本舗 電解質パウダー + glico クエン酸&グルタミン
 
  
【今季のレース参戦予定&結果】
04/26 大磯クリテリウム……スポーツクラス 第3位
06/28 Crifford Round 2……CX C3 第7位、MTB C4 DNS
08/02 Crifford Round 3……CX C3 第4位、Master 優勝
09/12 さいたま秩父シクロクロス……CX C3 DNF(-3LAP)
10/12 茨城シクロクロス第1戦@小貝川……C3 第12位
10/25 信州シクロクロス第2戦@安曇野……C3+C4第2組 優勝
11/15 信州シクロクロス第3戦@南信州……C2 第21位
11/28 信州シクロクロス第4戦@野辺山……C2 第45位
11/29 信州シクロクロス第5戦@野辺山……C2 第54位
12/13 大磯クリテリウム第3戦
12/20 信州シクロクロス第7戦@富士山
01/10 東北CXプロジェクト第4戦@郡山
01/17 宇都宮シクロクロス第3戦@ろまんちっく村
02/14 大磯クリテリウム第5戦
  
4th December 2015 author : ワイズロード府中多摩川店 まのゆうすけ
 
 

ワイズロード府中多摩川店
電話:042-352-3308
住所:東京都府中市四谷5-42-3

営業時間
平日 12:00~20:00
土日祝10:00~19:00

府中多摩川店HPは下記のURLからどうぞ!!

特価情報や商品情報、スタッフの近況がご覧いただけます!!

http://ysroad.co.jp/fuchu/

 

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