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美しい景観のもと、死屍累々(笑) 信州シクロクロス富士山参戦レポート
by: 間野 友輔

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府中多摩川店てんちょの間野です。
先日20日(日)もレース行かせていただきました。いつ仕事してるんだ?って言われそうですが、一応仕事はしています、はい(真面目に)。
 
今回の舞台は富士山西麓の朝霧高原。信州シクロクロス第7戦、富士山ステージです。ん?信州?ここ朝霧高原は静岡県……。まあ細かい事はいいとして。
このステージには2012年2014年と過去2回出ています。2013年も含め、同じ地域ながら異なる会場で開催され、その都度、勾配や土質など、まったく違いコースが出現します。さて今回はどうなることやら。事前情報では標高差が25mあるとか……。
 
今年出たほかの信州のレースよりも会場が近いこともあって、自宅を出たのは1時間遅い5時。富士吉田に差し掛かる頃から富士山の山体が闇の中から浮かび上がってきます。やっぱ富士山はデカくてキレイですね。

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今回の会場は『富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ』という施設の敷地。小高い丘の中腹にあって、乾いた芝というか枯れススキの間を縫って、スタートからぐいぐい登らせるコース。試走を1周済ませただけで、周りからは「今日は死ねる」という声がちらほら……。ええ、体重重いし登れないわたくし、大苦手コースですねコレ。
 

こんなこともあろうかと、スペアパーツのボックス内に11-29Tのスプロケットを忍ばせておいたので、1周終わってから交換。本当はもっと重馬場なコースを想定したスプロケでしたが、使えるときに使おう。ちなみに普段は12-27Tです。トップの方は使わないので11Tは余計ですが、まあ在庫処理ってやつですw
 
ちなみに今回のバイクは、ようやくFOCUS MARES CXを本格的に実戦投入。

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調子の悪かったBBをアダプター挿入してJIS変換。これで緩まないでしょ。
 
合計3周の試走を終えてから、友人たちのレースを観戦など。茨城でわたくしが競り負けたカテゴリー3のIさん、南信州で3位獲ったので先頭スタート確保。今回も3位狙えるかと思ったけど、抜いていった選手を時差出走のマスターの選手と勘違いしてて惜しくも4位、表彰台逃す。単純にラップタイム見るとわたくしよりも速いし、昨年までは負ける気がしなかったけど、同じレース走ったらもう勝てないかもな。
 
わたくしの出番は、だいぶ暖かくなった11:40から。到着した7時頃はマイナス3℃でしたが、たぶん10℃くらいまで上がってるかな。今日はワンピースにアームウォーマーだけ。レッグウォーマーは邪魔になるだけなのでつけませんでした。
 
出走順はほぼ最後尾。信州のシリーズは早くも年明けの残り1戦で終わり。シリーズポイントがまったく稼げなかったわたくしは必然的に後ろになり、そしてその背後にはCL1(女子)の今井美穂選手が……。やばい、野辺山UCIレース女子エリート初日3位と、2日目2位。全日本選手権6位ですよ。いつも楽しそうに走っていて、この時も満面の笑みで前に並ぶカテゴリー2の男子に向かって「喰ってやる!」と。ええ、勝てる気がしません。
 
スタート!
 
すでにスタートからして勾配がある草地。
シクロクロスは位置取りのためにスタートからスプリントになることが多いですが、このレースはまずはモリモリと踏みながら進んでいく。早速今井選手に抜かれました。もう好きにして……(笑)

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Photo by Tomohiro Inoue  意図せず、間に割って上がっていこうとした今井選手をブロックしてたっぽいw

 
ぶっちゃけ最初から反省点書いてしまうと、試走して登りがキツく、苦手意識をもってしまったこと。体力をセーブして後半に繋げようと考えたので、最初から最下位争いだったりする。とは言うものの、最下位にはならないだろうという根拠のない自信はあった。それは序盤の登りで周りの様子を見れば、なんとなくわかる。
 
大きくテクニカルといえる部分は少なく、まずは登って下って。唯一見せ場かなと思う場所はシケイン。このコース中ではいちばんスピードが出る下りから左コーナー、そしてそのコーナー出口に2枚のシケイン板が立っている。勢いに乗ったところで躓かせようという意図が明確で、大抵はシケイン板にひっかかるのが怖くて、だいぶ前で減速して数歩ステップを踏むような感じになってしまいます。周りはやや苦戦していたけれど、実はわたくし、こういうの大得意。

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Photo by Tomohiro Inoue


勢いを殺さないようなコーナーのラインどりをして、足を外し着地してバイクを持ち上げる。ギリギリのタイミングを狙っていくのが楽しい。乗車スピードからほぼ減速せずにシケインを越えていくのが理想。ただ、ここだけ速くてもダメだし、カテゴリー1の上位選手はもっと滑らかで無駄がない。もっともっと上手くなりたいですね。
 
2周回目に入って、だんだん周りの選手に登りの勢いが見られなくなり、少しずつ順番を上げていく。アップダウンが繰り返されるので、シフトチェンジのタイミングも重要。フロントもリアもバシバシ変速させていく。失敗すると登り切れなくなる。下りはじめにシフトを重くしたら、ちょっと早すぎて踏めなくなってしまったり。路面は一部コーナーがハゲている以外はほぼ全面草地。地面は硬めで下りでは細かい凹凸でガツガツと衝撃が来る。下りだからといってサドルにドカッと座って踏み込むことができない。そして平坦はシケインの部分だけしかない。

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Photo by Tomohiro Inoue

  
3周目のコントロールラインで、残り周回数を確認。カテゴリー3(30分レース)が3周回だったから、40分レースのカテゴリー2は4周回かな、と思ってたら、『3』の表示が……。つまり5周回。やべ、これトップけっこう速いってことだぞ。ラップされないように気を付けないと……。
 
この頃から、前にはこのレースの主管チームのジャージの選手が、なんとか捕まえられる距離で先行していて、後ろには3人ほどの姿。レース前にはきついなとかいろいろ考えているのですが、だんだん余計なことは考えなくなってくる。前にどこを使って追いつくか、後ろに追いつかせないようにするにはどうするか。腰の痛みも出てくるけど、野辺山で友人にかけられた叱咤の言葉を思い出し、踏みなおす。

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Photo by Tomohiro Inoue

 
きついけど、残り走り切れるという気力は気持ちの中にみなぎっていました。コースのそこかしこで、知り合いや、そうでない見ず知らずの人からも「ガンバレ!」「イケ!」と声をかけてもらって、それもエネルギーになりました。シクロクロスのいいとこって、知らない人でも頑張ってる人を応援したくなるとこなんですよね。競い事だけれどもギスギスしていない。ある意味、走り切った人はみんな勝者なのかもなって感じです。
 
最後は前方の選手に6秒追いつかず、明らかに最後刺そうと狙ってた後方の選手からも4秒逃げ切って28位。完走31名、トップから6分差(だいたい上位で8分弱での周回、わたくしは9分前後)ですからぜんぜん誇れたものではないですが、まあ走り切ったなって感じです。しかし、あれ?なんか割と抜いた気がしたけど、抜き返された数も多かったってことか?
 
ただ、後続の選手が倒れこんでしばらく起き上がれなかったのに対して、わたくし歩きながら友人に「水ちょーだい!」って大きな声出せるくらいには余裕残しちゃってました。気持ちが弱くて追い込めないんですよね。昔はもっとヒイヒイゼイゼイ言いながら走ってた気がします。もっと攻めないと基礎が上がらないし、今以上の成績は望めない。追い込めるかどうかがわたくしの課題です。
 
終了後は落車も泥汚れもなかったので、バイクはさくっとクルマに仕舞って、施設のお風呂券貰ったのでさっぱりしてからカテゴリー1を観戦。お風呂はありがたいですね!UCIの規定ではシクロクロスには温水のシャワーを用意することになってます。このレースはUCIレースではないので拘束されませんが。
 
この日は全国5か所でシクロクロスレースが開催されていて、特に東海ではJCX(ナショナルシリーズ)が開催されていました。にもかかわらず、富士山のレースには全日本選手権2位でMTB XCO日本チャンピオンの山本幸平選手、3位の小坂光選手、TT日本チャンピオンの中村龍太郎選手をはじめ、かなりの有力選手が集結。見ごたえのあるレースが展開されました。
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終盤まで山本、小坂両選手と若干18歳の竹内遼選手の争い。山本選手がパンクで遅れ、ホイールを交換して猛追。最終周回まで攻め続けた竹内選手がチェーンが外れ後退し、ピットでバイクを交換し猛追。しかしノーミスで走った小坂光選手が勝利しました。パンク後の山本選手の鬼の形相での猛追も凄かったし、あわやというところまで攻めた若い竹内選手の走りには興奮させられました。
 
今回も素晴らしい会場と運営で楽しませていただきました。運営の皆様、一緒に走ったり、応援してくださった会場の皆様、留守を預かってくれたスタッフ、そしてお客様に感謝申し上げます。もっと成績で感謝の思いを返せればいいのですが(笑)
 
次回は年明け1月10日(日)東北CXプロジェクト第4戦@福島県郡山市に出場します。
ひょっとしたら雪レースですかね?
東北のレースはいつも面白いコースで楽しみです。
 

【今回の使用機材】
 フレーム FOCUS 2014 MARES CX カンチレバー
 シフター Campagnolo CHORUS ULTRASHIFT ERGOPOWER
 ホイール Campagnolo Bullet Ultra クリンチャー
 タイヤ Challenge Fango オープンチューブラー  前後1.8bar
 前後ディレーラー Campagnolo ATHENA
 フロントチェーンホイール Campagnolo CX11 46x36T
 スプロケット Campagnolo RECORD 11-29T
 カンチブレーキ SHIMANO XTR BR-M910 / Dixna クロスカンティシュー
 ペダル Crank Brothers EGG BEATER3
 サドル fi’zi:k ARIONE R3
 ハンドル、ステム DEDA  ZERO100S.C
 シートピラー fi’zi:k CYRANO

 バーテープ fi’zi:k SUPERLIGHT CLASSIC
 計測機器 GARMIN Edge 510J
 シューズ MAVIC RUSH
 アイウェア OAKLEY JAWBONE(PRIZM TRAIL)
 ヘルメット KOOFU WG-1
 ウェア WAVE ONE(ワンピース) /  le coq sportif(アンダー、アームウォーマー&グローブ)
 アフターレースウェア le coq sportif
 補給食 梅丹本舗 サイクルチャージカフェインプラス200、電解質パウダー + glico クエン酸&グルタミン
 マッサージクリーム Elite OZONE Waterproof Warm Up Emulsion

 
  
【今季のレース参戦予定&結果】
04/26 大磯クリテリウム……スポーツクラス 第3位
06/28 Crifford Round 2……CX C3 第7位、MTB C4 DNS
08/02 Crifford Round 3……CX C3 第4位、Master 優勝
09/12 さいたま秩父シクロクロス……CX C3 DNF(-3LAP)
10/12 茨城シクロクロス第1戦@小貝川……C3 第12位
10/25 信州シクロクロス第2戦@安曇野……C3+C4第2組 優勝
11/15 信州シクロクロス第3戦@南信州……C2 第21位
11/28 信州シクロクロス第4戦@野辺山……C2 第45位
11/29 信州シクロクロス第5戦@野辺山……C2 第54位
12/13 大磯クリテリウム第3戦……ミディアムクラス第2組 第3位
12/20 信州シクロクロス第7戦@富士山……C2 第28位
01/10 東北CXプロジェクト第4戦@郡山
01/17 宇都宮シクロクロス第3戦@ろまんちっく村
02/14 大磯クリテリウム第5戦
  
22th December 2015 author : ワイズロード府中多摩川店 まのゆうすけ
 
 

ワイズロード府中多摩川店
電話:042-352-3308
住所:東京都府中市四谷5-42-3

営業時間
平日 12:00~20:00
土日祝10:00~19:00

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