氷点下の野辺山を走ってきた
by: 間野友輔

　
府中多摩川店てんちょの間野です。
カラマツの紅葉を見たかったらそろそろタイムリミットだよね～ってなわけで、
昨日１１月１０日に八ヶ岳山麓の野辺山に行ってきました。
前日、地元在住の方から美しい写真が届き、期待に胸を膨らませて向かったのですが。
　
　

いつまでたっても日が差さねぇ。
寒い……GARMINの温度表示はマイナス4.7℃とか出てるし……。
　
　
　

紅葉どころか雪景色。
あとできいたら、この前夜に初冠雪だって。そりゃ寒いわ。

　
まあ、地元の方に教えて頂き、標高の低い方へ向かうと、最初の画像のように美しい紅葉の中、ライドを楽しむことができました。（とはいっても一瞬プラス2℃くらいまで上がって、また氷点下に戻った……）

こんな中、震えながら走っていたわけですが、ここからが本題。
冬のウェア、どうしてる？
　
昨日の私の恰好を（ちゃんと写真撮らなかったので）文字でご案内すると
　
上から
・ヘッドバンドタイプのイヤーウォーマー
・顔まで覆えるタイプのネックウォーマー
　
上半身は
・メリノ系のベースレイヤー
・ポリエステルの厚手のベースレイヤを重ね着
・やや厚手の長袖ジャージ
・厚めの防風・撥水性があるウインドブレーカー
　
下半身は
・裏起毛のビブロングタイツ
　
手元
・10℃帯くらいを想定したやや薄手のグローブ
・起毛のアンダーグローブを重ね着

足元
・厚手の冬用ソックス
・ゴアテックスメンブレン使用の防水ビンディングシューズ
　
そして全身にウォームアップクリーム
　
これでだいたい乗り切りました。震えながら走ったとは書きましたが、平坦や登りは問題なし、下りが長いとちょっと寒い、という感じです。
　
最近のわたくしは厚手のボンディングジャケット（3層構造くらいになったジャケット）はあまり着用しません。発汗量が多くなったときに、重ね着の枚数を減らしてコントロールするのが苦手だからです（脱ぐと一気に薄くなってしまう）。割とレースをやってる方の練習着って薄いものを重ねていつでも脱げるようにしている感じですね。
　
ただ今回はほぼツーリングで、それほどの運動強度ではなかったので、ボンディングジャケットを着ても良かったかなとは思いました。景色を楽しみながらゆっくり走ったり、止まって写真を撮ることが多ければ、厚めのジャケットも有用でしょう。
　
メリノ系アンダーは冬のライドには重宝します。汗をしっかり吸って肌の表面を常にドライでキープしてくれます。だから汗冷えしない。上にポリエステルを着たのは、メリノの表面に出てきた汗を吸い取る目的もあります。
　
指先は最初の内は凍えましたが、少し体が馴染んできたらほぼ問題なし。むしろ足先が冷え始めて困りました。ゴアテックスを使っていても、シューズカバーはあった方がよかったかもしれません。
　

これから寒くなる時期。正直わたくしも出かけるのが億劫になりますが、この時期だからこそ見れる景色もあります。
　
しっかり重ね着（レイヤリング）して、出掛けてみませんか？
ウェアのご相談は、府中多摩川まで。
　