【la vuela’16】BMCのアタプマ、ここで首位陥落!!
by: 小西 真人

 

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正直ここまでよく頑張ったというところでしょうか。

 

 

現時点で総合6位。

 

 

上にはキンタナ・バルベルデ・フルーム・チャベス。

一つ下にはコンタドール。

 

 

首位陥落とはいえチーム最上位なのは変わらないので、

ジルベールはまだしばらくはボトル運びをすることでしょう。

 

ただ、昨日のラ・カンペローナでの遅れっぷりをみると

正直トップ10キープも怪しいかもしれません・・・

 

 

とはいえ登りばかりの今年のブエルタ。

 

たまたま昨日がバッドデイとかで、この先にまた見せ場を作れれれば

同郷のキンタナやチャベスと肩を並べられる存在になれるかも、

という期待はあります。

 

 

 

それにしても昨日の平坦ステージ(笑)はメチャクチャでしたね。

180㎞平坦を走って、最後の最後に1級山岳って・・・

 

 

流石はブエルタ。(で片づけてしまっていいものか。)

 

 

 

 

まだ3分の1が終わったところですが、なんとなく総合争いが見えてきました。

 

チーム力ではモビスターSKYと、ツールの時と力関係が逆転。

現時点で「キンタナ・バルベルデ」vs「フルーム単騎」の構造が

出来上がってしまった感があります。

 

 

 

総合争いはそんなですが、毎日のステージ優勝争いはかなり面白い事に。

 

 

スプリンター向けのステージが少ないという事もあり、

総合系チームが追走集団のコントロールをしがちな今年のブエルタ。

 

結果先頭グループとのタイム差次第では「逃げ容認」となりやすく、

ツールよりも「逃げ切り勝利」の可能性が断然高くなっている気がします。

 

 

「どうせつかまるんだから残り10㎞から見ればいいかな」

が通用しないので、見ている方は大変ですが。

 

 

でもやっぱり「グランツール初優勝!」「キャリア最大の勝利!」

を求めて力走する姿は見ていて熱くなりますね。

 

まあ熱くなる前段階として「誰??」ってのも。

 

 

 

こうなると、日本人選手の2人にも否応なく期待が高まります。

 

「まずは逃げに乗ってくれ!!」