【FULCRUM】ワイドなZONDAかそれともナローなR3か。
by: 小西 真人

 

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C17(ワイドリム=25Cタイヤ前提)となって安定感を増したZONDA。

 

それも確かに魅力的なのですが。

 

 

 

 

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C15時代のレーゼロ乗りとしては、ナローリムならではの軽快感も捨てがたい。

 

というわけで。

 

 

 

 

 

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〇FULCRUM RACING3 WO ¥63,500-+TAX → ¥57,150-+TAX

 

 

 

フルクラム版のゾンダとも言える、もう一つの鉄板ホイール「レーシング3」。

 

基本的な考え方は同一ながら、普通っぽく見える後輪の組み方(2:1)のおかげで

カンパのG3スポーキングよりも合わせるフレームやコンポを選びません。

 

 

 

 

 

 

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強度に影響しない箇所を削り落としたC15幅の軽量リム。

 

こんなカクカクしてたら空力的にどうなんだ?という声もなくはないですが

その点は次のモデルチェンジに期待しましょう。

 

 

 

 

 

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ニップルホールを廃することで強度を上げたリム内部。

 

一見チューブレスタイヤ対応のようにみえますが・・・

このモデルは普通のクリンチャー用で2WAY‐FITではありません。

 

 

 

 

 

 

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ゴツいラージフランジ構造で強度を上げたハブ。

 

フリーボディは旧型のスチール製ですが、ここが多少重かったとしても

回転への影響はそれほど大きくないのでこれはこれでOK。

 

白いアルミボディのヤツはスプロケが噛み込むのがねえ・・・

 

 

 

 

 

 

軽さと硬さを備えたリムと、ゴツいリアハブ&2:1スポーキング。

これにカンパ系ならではの良く回るベアリングが組み合わさることで、

 

 

フルクラムらしい抜群の加速のキレを生み出します。

 

 

 

 

リムの軽さが活きるのは一発の加速。

 

加減速の多いクリテリウムやヒルクライムがメインなら、

「レーシング3」は間違いなくオススメです。