【MAVIC】そこはかとなく丸い・・・でもコレが最新のCOSMIC!
by: 小西 真人

 

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30mmハイトのワイドリムを流行のラウンド形状にすると

ここまでシャープネスが失われるのか・・・・

 

 

と初見ではかなり驚かされましたが、多分見た目の違和感が大半。

 

 

 

 

 

USTチューブレス機能まで盛り込まれた、これが「最新のコスミック」です。

 

 

 

 

 

 

 

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〇MAVIC COSMIC ELITE UST F/R 

 

¥75,000-+TAX → ¥67,500-+TAX

 

 

 

 

チューブレス化を推し進めるマヴィックは、ミドルグレードのエアロホイール

「コスミックエリート」もUST化。

 

その重さとタフさを活かした練習用ホイールとしても人気のエリートゆえに

レース用との「タイヤの違和感や乗り味の違いを無くす」のが狙いでしょう。

 

 

 

 

 

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付属のタイヤはもちろんイクシオンプロUSTの25C。

キシエリのところでも書きましたが、シーラントはちゃんと入れましょう)

 

 

マヴィックのUSTチューブレスレディタイヤとしてはまだコレ一択ですが

バックについているのはあのハッチンソン。

 

今後のラインアップの拡大には期待したいところです。

 

 

 

 

 

 

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ワイドリム化によるプラス要素は空力性能の向上とチューブレス化の容易さ。

マイナス要素はアルミリムでは避けられない重量増。

 

 

そのあたりを加味した上で従来モデル同様のリムハイトを選んだのでしょうが

中身は大幅に進化しています。

 

 

 

30mmとそれほど高くないリムハイトの中で最大限のエアロ効果を得るため

 

リムのエアロ部分(黒い箇所)は徹底的に丸く・幅広く削っています。

これはすでに実績があるカーボンリムの形状を踏襲。

 

 

また地味な部分ですが、ブレーキ面との段差も旧型や現行キシリウムよりも低く

そのわずかなエッジが生む空気の乱れまで抑え、よりスムースに空気を流したい

 

そんな狙いが見て取れます。

 

 

 

リム削り込みマニアのマヴィックが、ここまで削りをガマンして空力に振った分

ホイール重量は1,770gとなかなかに重量級ですが・・・そこはそれ。

 

 

 

 

正直な話キシリウムエリートでも十分高速域では気持ちよく回るのですが

 

このコスミックエリートにすれば、さらなる高速巡行が楽しめそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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カッコ良さだけならこっちなんですけどね・・・