【ボトルケージ】いよいよ明日!「HELL OF THE NORTH」!!
by: 小西 真人

 

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いよいよ明日はクラシックの女王「パリ~ルーベ」!!

 

 

 

ロンド(フランドル)を始め、いわゆる石畳系クラシックの頂点であり

「北の地獄」なんて呼ばれるくらい激しい石畳の路面は過酷そのもの。

 

そのため、毎年様々な対策が取られることでも有名です。

 

 

 

 

各メーカーのエンデュランスロードの大半は、このパリ~ルーベ仕様からの

フィードバックを大なり小なり受けているといってもいいでしょう。

 

 

フロント・リア部分に振動吸収ギミックを取り入れたバイクも増えましたが

突き詰めればそれらもパリ~ルーベで勝つためアドバンテージ狙い。

 

 

 

 

それくらいのステイタスを持つ重要なレースとして位置づけられています。

 

 

 

 

 

 

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ただ技術の進歩もすさまじく、いわゆるオールラウンドモデルやエアロロードでも

タイヤを太くすればOK!程度の仕様で走れて(勝てて)しまうところがスゴイ。

 

 

昨今のロードバイクの開発テーマの一つが快適性の追求であり、様々なアイデアと

それを実現する技術革新で「乗り心地」の基準が大幅に底上げされている・・・

 

ということを意識せざるを得ません。

 

 

 

 

 

で、フレームが「耐振動」の面でそれほどの進化を遂げているのに関わらず

 

 

ボトルケージはいまだにコレというのが面白い。

 

 

 

 

 

 

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〇ELITE CIUSSI GEL  ¥1,600-+TAX

 

 

 

石畳を走る衝撃でボトルがすっ飛ばないように、樹脂製のホールド部を備えた

イタリアブランド「エリート」の定番ボトルケージ。

 

エリートボトル系チームの半数くらいがいまだにコレを使っているのでは。

 

 

 

 

 

いい加減ボトルが飛び出さないようにする「アンチバイブレーション機構」を

備えたハイテクボトルケージなんかが出てきてもいいような気もしますが

 

開発できたとしても割に合わないんでしょうね。

 

 

 

 

 

ボトルをしっかりホールドする=単純に摩擦を増やす。

 

ハイテクのようで実は結構アナログ。

 

 

そんなところも自転車レースの面白さの一つです。