【Campagnolo】究極のオールラウンドクリンチャー「BORA35」の次はどうなる??
by: 小西 真人

 

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新型ホイール「BORA WTO」は現状60と77(フロントのみ)の2タイプ。

 

ミディアムプロファイルに関してはいまだアナウンスはありません。

 

 

 

 

ただ、昨今のトレンドとも言える「50→60mm化」の流れにさすがのカンパも

逆らえなかったと考えると・・・

 

この「BORA35」もいずれは「BORA40」とか呼ばれる日が来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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〇Campagnolo  BORA ULTRA 35 WO(HG)

 

¥379,000-+TAX →  ¥322,150-+TAX!!

 

 

 

軽くて、良く回って、エアロ効果も高く、それでいてクリンチャー。

価格以外はパーフェクトなまさに究極のオールラウンドホイール。

 

 

登りも下りも平坦もできれば一本で済ませたいと言うのなら文句なし。

グランツールレーサーも認めた世界最高峰のスペックが手に入ります。

 

 

 

 

 

 

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高からず低からず、絶妙な35mmのリムハイト。

 

 

シャマルのリアが30mmハイトと考えると、劇的なエアロ効果を狙うというより

ちょっとだけ空力的なアドバンテージを稼ぐといったところでしょうか。

 

 

 

これはマイチェン前なので、ブレーキ面はAC3ではなく3ディアマント。

雨の中走らなければ、それほどの差はないとは言いますが・・・

 

 

 

 

 

 

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誰もが驚愕する回転性能のキモとなる「CULT」セラミックベアリング。

 

 

リムのエアロ効果とどこまでも回り続けるようなハブの回転性能の組み合わせが

ULTRAをULTRA足らしめている、と言ってもいいでしょう。

 

 

 

正直憧れます。

 

 

 

 

 

 

 

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シマノ「DURA‐ACE」/マヴィック「COSMIC PRO」/フルクラム「SPEED40」

 

 

と、カーボンのミディアムプロファイルホイールが軒並み40mm化を選択する中

ひとり35mmで奮闘しているカンパニョーロですが・・・

 

 

やはり「ワイド化+40mm」が現状では最適解なのでしょうか。

 

 

 

 

次期モデル(BORA40?)はおそらくライバル同様のワイド&ディープで

今時のトレンド全部乗せのカキンカキンの高剛性ホイールとなるでしょう。

 

(その乗り心地の悪化分はチューブレス化でカバーか)

 

 

 

いわゆる「BORAっぽさ」は失われてしまう可能性が高いと考えます。

 

まぁカンパ側は別にらしさにこだわってないとも聞きますし。

 

 

 

 

この歴史的な名ホイールが手に入るチャンスは、この先そう長くはないのかも。