【福岡×CINELLI】スチールの可能性、NEMO TIG
by: 仁科嘉孝

 

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スチールフレームと言えば細身で、乗り心地が良くて、

クラシックなスタイル、、、的な事を想像する方が多いとは

思いますが、スチールはそんな古いイメージだけのものでは

ありません。最新のスチールフレームは軽量、高剛性。

そしてカーボンのように型落ち感が出ないのが良いですね。

 

今回ご紹介するCINELLI NEMO TIGフレームセット

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COLUMBUS SPRITを採用、ニオビムを添加したニオビム鋼で

所謂クロモリとはやや違います。

軽量で高剛性、割と最近のパイプで、とてもレーシーな作りです。

 

このパイプをTIG溶接でフレームにしたてます。

スチールフレームの接合方法は主に3つ

「ラグ」「フィレット」「TIG」

ラグは

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こういうやつ。

パイプ同士を接手であるラグで接続します。接続にはロウを

流し込んで接合させます。

 

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フィレットはこんな感じ。

ラグを使わずにロウを流し込みつつ盛って接合させます。

ロウは真鍮ロウを使います。

 

ラグもフィレットも比較的昔からある接合方法で、3000℃程度の

バーナーがあればできます。

 

 

そして最後のTIGです。

 

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TIGの良い写真が手持ちでなかったので恐縮ですが、

このNEMOはTIGでパイプ同士を接合させています。

TIGのメリットは何といっても超高温(5000℃~20000℃)のアークを

スポットで発生させ、母材同士を溶かして一体化させます。バーナーと違

って熱を加える領域が狭く母材の熱変化を最小限にとどめることができます。

そしてロウを盛ったりラグがないので軽量です。

機械溶接だとビードモリモリですが、職人のハンドメイドだと

接合部のビードがほぼ見て取れません。

 

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トップとダウンの部分もこの感じ。

 

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ボトルボスやアウター受けは低温で接合できる銀ロウを使用

 

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エンドはフランジタイプで、スチールフレームながら

リプレースエンドに対応しています。

 

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BBはPF86

メタルフレームとしてはやや珍しい規格です。

スレッドフィットタイプのBBを使えば異音対策

にもなります。

 

フォークはCOLUMBUS製のテーパードフォーク

フォークの性能は走りに直結します。今ENVEよりアツいと

噂のCOLUMBUSのフォークです。ちょっと気になります。

 

 

そんなピュアレーシングスチールフレーム

NEMO TIG

¥240,000-(+税)

カラーはイエロームーン

サイズはS(165㎝前後)

 

福岡天神店にてCheck it out!