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突撃取材の旅 in 会津 その2
by: 長山 靖

DSCF4853 

 

こんにちは。二子玉川店の旅好きスタッフ長山です。

 

 

 

 

10月10~11日(火水)、会津喜多方方面サイクリング旅に

行ってきたレポートその2です。

その0 その1

 

 

 

 

時折、木々の間から見える桧原湖が、幽玄。

関東近辺と比べて人工物が少ないこともあって、闇に包まれると

人っ気がほとんど感じられず、物の怪が出そうな雰囲気。

遠方の対岸にはポツ、ポツ、と僅かに明かりが見えましたが、

あの明かり、キツネのお宿かなあ?

などと思わせる人外魔境感が漂っていました。

写真を撮りたかったですが、雨降る暗闇では長秒撮影もままならず、断念。

もし撮ったら、怪しいものが写ってしまったかも?

 

 

 IMG_1004

 

看板の明かりで、かろうじて行く道を撮影、

暗さと雨の影響でAF合焦せず、ピンボケです。

 

 

 

 

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道の駅裏磐梯まで来れば、第三の峠・桜峠は近い。

気温表示は15℃、あまり冷え込んでいないおかげで降雨でも走れています。

もう少し後、紅葉狩りの最盛期に来ると、日没後は5℃前後くらいはざらです。

(そういえば前回2013年の裏磐梯旅レポートがありました)

 

 

 

 

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ライトに照らし出される雨。ひたすら、降雨。

最初からこの予報だったら、別のプランに切り替えていたところですが、

成り行きでこうなっては切り抜けるしかありません。

 

雨煙で白くモヤモヤになり、

 

IMG_1005

 

自転車を漕ぐ己の影が、白もやに投影されました。

 

 

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こういう状況で、背後からライトを浴びると、こんな影が出ます。

 

 

 

IMG_0061

 

夜ライドは単独なことが多い上に、ここまで視界が曇ったのもなかなか無く、

この影に遭遇したのは17年ぶり。

当時使用のカメラは専ら「写ルンです」で、こういう暗いのは写せません。

今回、ピンボケ気味ですが撮影に初成功。

高感度撮影が進化したデジカメ時代だからこそですね。

 

 

 

シェルターを抜けると、地形的には峠に到達。

恐らくここが第三の峠「桜峠」チェックポイント、

なれど、看板は何も見当たらず。

雨はザンザン降りしきり、周囲は森で真っ暗。

それでもなんとか写真を撮るも・・・、

 

 

 

DSCF4854 

何が何だか分かりません!

写真左手の暗闇には、道と森が広がっていたのですが・・・。

自分たちを、自転車のヘッドライトを手持ちで照らして写し出したので精いっぱい。

とても長秒露光をやっている状況では無いので、手短に撮りました。

カメラ設定は、絞りF2.8、シャッタースピード1/2秒、ISO25600。

 

これと同じカメラ設定にて、例えば夜の丸子橋を撮ると・・・、

 

 

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これくらい。明るい!

 

 

DSCF9962

 

ちょっとアングル変わりますが、普通に撮るとこんな感じです。

この設定でこれしか写らないので、闇がいかに深かったかが察せられます。

この写真では桜峠だと判別出来ず、サイクルロゲイニング条件満たさないかも

知れませんが、自分たちの中で達成出来ただけでも満足。

さくっと切り上げて下りに入ります。

 

 

雨はザーザービチャビチャ、容赦無し、

峠道の暗さに輪をかけて視界不良。

あほな想像ですが、薄めのカルピスや、にごり酒の中を

走っているようなイメージが湧きました。

 

 

雪国の路面は、除雪の影響で荒れ気味ですが、暗くて路面が追えません。

更に水滴のスリップも心配で、

「焦らない、焦らない」

と自分に言い聞かせながらペースを抑えます。

船頭な自分が、ズッコケてはいけません。

 

それでブレーキを多用する分、徐々に指先が痺れていきました。

 

 

ここで、「山怪」という本で読んだ奇談を思い出しました。

昔の人たちが、何かはわからないけど実際にこういうことがあった、

と語った体験談を集めた本の中の、1話。

 

山作業の五人グループが、30cm先も見えない濃霧に飲まれ、

危険を感じて撤収を開始。

はぐれないよう、前の人のリュックを掴んで一列縦隊で下山を試みます。

そこで班長が「何か来るかもしれないけど、絶対に慌てるな!」

と、妙なことを言う。

そうして進むうちに、最後尾の人が、

「何か、何か来たみたいだよ~」と情けない声を出す。

最後尾の人のリュックを、いないはずの何かが掴んだらしい。

そこで班長が、絶対に後ろは向くな、一旦腰を下ろすぞ、と指示。

皆でそーっと腰を掛け、再びそーっと立ち上がる。

それでも、まだ何かがいるらしい。

そこで、もう一回、努めて慌てずに、同じことをやる。

そこで、ようやく「何か」は取れた・・・。

果たして、振り向いたら、どうなっていたか・・・。

といった内容の話でした。

(山と渓谷社 田中康弘 著)

 

 

現状も、一列縦隊で、雨の視界不良だなぁ、

ひょっとして、何か来たりして・・・?

 

なんてことを思いましたが、この時は口に出しませんでした。

こういう緊張感ある状況では、ちょっとしたことで、

張り詰めた糸がピンと切れてしまいかねません。

一度、変に恐怖心を湧かせたら、肥大する一方。

こういうのを、魔が差す、と言うのでしょうか、それに捉われない様、

努めて明るい話題を振って、愉快な方へテンションを持っていきます。

増してやS様は、こんな状況は初でしょうからネ!

 

 

 

大塩に至ると温泉集落があり、生活の明かりが出てきて、

ホッと一安心。本当に安心。

峠道の一番奥にいるのは自分たちでは無くなった、

という妙な安心感が湧いて来るのです。

 

 

しかし油断は禁物、闇雨の下りは、まだ続きます。

手のしびれはMAX、片手を離してブラブラ振ったりして、

付け焼刃の回復を試みますが、焼け石に水。

S様の様子を伺うと、まだ大丈夫らしい。

 

まあ、いっか!進むのに支障があるわけでは無いし。

と開き直って下っていくうちに、

 

 

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視界が開け、喜多方の町明かりが展開しました!

 

よっしゃー、ここまで来たー!

まだもう少し距離がありますが、ゴールの町明かりが見えただけでも

だいぶ気持ちが楽になります。

 

この辺りから、山岳から抜けたからなのか、

たまたまタイミングよく雨脚が弱まったのか?

降雨が落ち着いてきました。

 

あとは町へ向かって一直線。

 

下って下って下って、市街イン。

 

 IMG_1006

 

防滴でないコンデジは結露で曇り、モヤモヤ。

外側のレンズではなく内部のセンサーが曇っているので、どうしようもありません。

 

IMG_1007

 

ゴールにして心の頼り、今宵の宿は近い!

はやる気持ちを抑えて向かいます。

 

 

 

その3へつづく

 

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