新型TCR ADVANCEDがやってきた！ 重量7kgで35万円ってどうかしてると思いませんか？
by: 大元英俊

 

レースの現場に姿を見せたのは実に２０１４年の事。

度重なる実戦の果てに、いよいよ正式販売が決定したGIANTを

代表するロードバイクシリーズ「新型TCR ADVANCED」！

待望のモデルが遂に当店へとやってきました。

TCR ADVANCED PRO 1

size:470(M)

販売価格：350,000円+税

クーポン還元：現金支払い時10%　その他支払時5％

GIANTテクノロジーを凝縮した新型TCR ADVANCED登場！

---

実績・規模・技術、何をとっても世界ナンバーワン自転車メーカーGIANT。

確固たる地盤があるからこそできる圧倒的なコストパフォーマンスが評判を呼び、

アジア以上に欧州で壮絶な人気を誇るトップブランドです。

今週行われたアジア選手権でも台湾のチェン・キンローがGIANTを駆り、

TTとロード両方制覇で2冠を達成なんて偉業も巻き起こしました。

そのコスパの良さはTCR ADVANCED PRO 1にもしっかりと垣間見えます。

 

このSLR1というホイール、・・・これカーボンクリンチャーなんです。　

リムハイト３０ｍｍ、重量１４２５ｇ、定価１５万円。

しかもチューブレスに対応しています。

３５万円完成車についてるホイールじゃありません。

８０万円以上の奴についてるようなレベルですよこれ！

自社生産ホイールとはいえ全力で来過ぎです！

---

 

ざっと全体を眺めて気になったのはトップチューブ、シートチューブ、

シートスティの接合部周り。

トップチューブはヘッドチューブから流れるように細くなり、

シートチューブはBB周りから飴細工を引っ張ったようになめらかに

細くなっています。

シートステーはブレーキ剛性を上げる為にクランプ部までカーボンで

覆うように硬め、リアホイールまではしなりを活かすように細く伸びています。

特徴的な形をしたシートピラーは「VAIANT」と呼ばれ、GAINT独自設計により

振動吸収性を重視し、そして空力性能を突き詰めた結果なんだそうです。

---

 

アッセンブルされたハンドルとステムはGIANT最上位アルミモデル、

CONTACT SLが付いてきます。

これにアルテグラがフルセットでついてきます。

このモデルはフレーム売りで２２万円、ホイール１５万円、コンポ１１万円、

その他パーツも定価価格で加味すると、

税込み５６万円相当なんですが・・・

３５万円でいいんですか！？　GIANTさん！

価格設定間違っていませんよね！？　完成車重量７ｋｇですよ？

先日ご紹介したPROPEL同様にコスパがおかしすぎます。

【ツール４勝の平坦最強スプリントマシン！ PROPEL ADVANCED SLの実車あります！】

 

（クリックでジャンプ）

---

それでも３５万円はちょっとねぇ・・・という方には！

TCR ADVANCED 1 KOM

size:445(S)

販売価格：250,000円+税

クーポン還元：現金支払い時10%　その他支払時5％

KOMの名は伊達じゃない！ヒルクライムに向いたTCR！

---

 

フレームはTCR ADVANCED PROと同じ物を採用し、フォークの

グレードだけ見直してよりお手頃にしたTCR ADVANCEDです。

KOMは「キング オブ マウンテン」の頭文字を取った名前で、

ギア構成がコンパクトクランクに11-32のスプロケットになっている事から

きているとの事です。確かにこの構成なら登れない坂はありませんね。

重量だって決して軽いパーツがついてる訳でもないのに7.7kgにまとまってます。

フォークのコラムは1-1/4のオーバードライブ規格を採用。

そしてコンポーネントはこりゃまたフルアルテグラがアッセンブリ。

フルアルテグラ組の最先端カーボンフレームが25万円ジャスト。

---

 

どちらも魅力的で捨てがたい一台です。

そろそろレースに向いた一台が欲しいという人にはTCR ADVANCED PRO 1を。

これから始めて末永く使えるのが欲しいという人にはTCR ADVANCED 1 KOMを

オススメしたいですね。

2016年は当たり確定の新型TCRで走りませんか？