重量7.4kgの超軽量マシンKHODAABLOOM　FARNA SLを全開走行インプレッション！
by: 大元英俊

ワイズロード東大和店には試乗車が沢山！

各メーカー代表的なモデルやキッズ車が揃い、定期的にメーカーから

お借りして色んな車種が揃っています。

今日はその中からある一台を休みの日に借りて走り込みインプレッション！

紹介するバイクは「日本人による日本人の為の日本人のバイク」

徹底的に日本人ライダーに最適化を施したハイコスパモデル「FARNA SL」です！

KHODAABLOOM

FARNA SL-ULTEGRA

販売価格：260,000円+税

コンポーネント：ULTEGRA　ホイール：WH-6800

タイヤ：MAXXIS COLUMBIERE

オリジナルカーボンシートピラー付

▲この価格帯でフルアルテグラなんて考えられない・・・

▲SHIMANO WH-6800とMAXXIS COLUMBIEREとハイレベルな足回り

同価格帯もはや敵無し！ 完成車重量7.4kgの超軽量バイクです。

しかもパーツアッセンブルは「フルアルテグラ」！ホイールまで完璧に！

この価格帯でこのホイールは本来有り得ない、５万円もするWH-6800が

最初からついているというハイパーチートアッセンブル。

コンポは変速系統は勿論、ブレーキ、クランクに到るまでフルアルテグラ！

肝心要のフレームは重量約１１００ｇのカーボンフレームに負けない軽量さ。

ワイヤーは全内装仕様で日本でポピュラーな右レバーで前、左レバーで

後ろのブレーキを引くのに最適なルーティングを描けるよう作られているので、

ワイヤーの収まり方が自然な流れで美しい。

反応の良さを突き詰める為にシートチューブに潰しを入れ、リアホイールを

ギリギリまで距離を詰める事で高い加速感をもたらしてくれるようです。

理屈はどうあれ、やっぱり乗ってみるのが一番。

どんなに優れた理屈屁理屈並べても、乗ったフィーリング超大事。

海外のアルミバイクは日本人の体格や筋肉の付き方からして最適な乗り味

ではないというコーダーブルームの見解を体感してみようじゃないですか。

▲一人で走っていたので写真は駐車場で後撮りすみません(´・ω・｀)

まず感じたのは「漕ぎ出しがかるぅぅいい！」というスムーズさ！

アルミを徹底的に追い求め、カーボンロードバイクの乗り味に出来る限り

近づけたとの事でしたが、近いのではなくまるでカーボンロードそのもの。

BB剛性をしっかり持ちながら、硬すぎない踏み味はロングライドでも長く

爽快感を持って踏み続けられる印象でした。

「やろうと思えばフレーム剛性はまだまだ上げられる」との事ですが、そうすると

今度は乗りこなせるユーザーが限られてしまいますからね。

ビギナーでも乗りこなしやすく、理想的な軽快さをしっかり持っています。

弧を描く下り坂やコーナーリングで気づかされたのが抜群の安定性！

大きく倒しても転倒する予感を全く感じないとは。

ジオメトリと呼ばれるフレームの寸法図を見てその理由も納得で、

BB下がりと呼ばれるクランクを取り付ける箇所が70mmと低く設計され、

低重心化が図られていました。

この低重心化のメリットはコーナーリングの安定性向上のみならず、

平坦やアップダウンが連続する道で巡行安定性を生み出してくれます。

軽い踏み味とこの安定性が合わされば、体力を温存して長距離を走っても

疲れにくいので、ここ一番で脚を必要な時に備えられるのもいいですねぇ～。

シッティングからダンシングまでスムーズに移行できるのもそのおかげかな？

平坦で追い込んだ時のトップスピードも長く維持できるなと感じました。

カラーリングは供給先である実業団チーム「ホンダ栃木」カラー！

チームカラーとか関係なく濃い赤と黒の色合いがカッコいいですねぇ。

挿し色の水色がある事で、全体の印象が軽くなっています。

これからスポーツとして本格的に始めたい方や、ステップアップの２台目を

探しているライダーにオススメですよ。

冒頭でご紹介した通り、当店にはFARNA SLの試乗車があります！

試乗同意書の記入と免許証等の公的な写真付き身分証を持参頂ければ

どなたでも試乗頂く事ができますので、ぜひお試しください。