2022/05/05 18:09
トピックス
全国のGOKISOファンの皆様、だいぶ首が長くなっていらっしゃるかと思います。
GOKISOプロトタイプのスルーアクスル・ディスクブレーキ対応ホイール
わずかな時間でしたが試乗できました。
リムブレーキオンリーのF10XLIGHTは
GOKISO GD2ホイールで走っていましたので
まずは、GOKISOの使用感お伝えします。
⬇︎
GOKISOハブは、その重量的デメリットをフォローして有り余る
圧倒的回転性能が特徴です。
軽いハブの回転に、ペダリングを合わせないと
乗りながらにしてバイクが逃げていく不思議な感じになります。
しかし、タイミングに慣れさえすれば、他では感じ得ない程に
極めて軽く、滑らかに速く、忘れられない味覚のようでさえ有ります。
走る距離が長くなるほどにGOKISOハブは恩恵を振る舞い、パワーセーブを可能にします。
スルーアクスル仕様のGOKISOホイールを装着した試乗車は
自分の知る感覚で走り出し、GOKISOホイールであることを主張します。
走行中ペダルを止めた時や、コーナーでバイクを傾けた時の減速しずらい感覚。
スルーアクスル化と、GD2より軽くワイド化したリムがもたらす変化が明確に伝わってきます。
GOKISOで走らなければ味わえない心地良い、
「これしかない」
と思わせる滑らかさ。
⬆︎ リアハブは6ベアリング、フリーボディはアルミ、チタン製中空シャフト
今回試乗したホイールのハブに搭載された機能の特徴を
GOKISO/株式会社近藤機械製作所 HPより引用します。
ハブボディのまわりに弾性体サスペンション構造を設けることで、路面からの衝撃荷重を吸収する構造を有しています。 また、弾性体構造は、フランジを構造的にボディシェルから浮かせる構造を取っているので、ホイールからの外部入力は直接ベアリングに達しません。 走行中、通常は乗車荷重や強い衝撃を受けた時、また強い脚力から来る高トルクなど、強い外部応力を受けた時に、ハブフランジは応力に従い僅かに変形します。 しかしこの外側弾性体構造はフランジとボディシェルとが切り離されているので、フランジの歪みはベアリングへは伝わらず、ベアリングは真円を保ち続けることが出来ます。※この構造的理由でディスクブレーキローターの取り付け方法は6ボルトのみです。
ホイールをフレームに 組み付ける際の圧力により、 ハブシャフトに歪みが生じます。 こうした問題を解決するため、 球面ナット・ワッシャーを開発。 フレームの歪みとは無関係にハブシャフトを 真直に保つことができ、軸受にストレスを 与えないことで摩耗や損傷を低減、 回転をよりスムーズにしています。※プロトタイプにはスルーアクスルに対応した球面形状ワッシャーが搭載されています。
今回試乗したプロトタイプの価格、納期、スペックは22年5月4現在未定となりご予約も開始しておりません。
更なる情報が入ればアップデートいたします。
個人的にはとても楽しみです。
株式会社近藤機械製作所
GOKISO担当西尾さん、郡山さん、
ありがとうございました。