話題のタイヤ『AGILEST/アジリスト』遅ればせながら使ってみましたインプレッション!
by: 大元英俊

PANARACER AGILEST FUJI BARRACUDASNSで話題沸騰のロードバイクタイヤ

AGILEST LOGO YSROAD

日本のタイヤメーカー『PANARACER』が今春にリリースしたばかりの新レーシングタイヤなのですが、発表早々からSNSで話題をかっさらい数多のユーザーが使い絶賛のインプレッションを巻き起こしています。

こんな話題になりまくっているタイヤ・・・
使いたくなるに決まってるじゃないですか!

PANARACER AGILEST

PANARACER AGILEST FUJI BARRACUDA

クリンチャータイプ
オールラウンダー:¥6,270-
ライトデューロ:¥6,820-

チューブレスレディタイプ
オールラウンダー:¥7,270-

チューブラータイプ
オールラウンダー:¥10,780-

⇩クリンチャーモデルでの重量比較⇩

AGILEST 重量氷

円安が進む日本経済において、輸入品である海外ブランドタイヤは軒並み果てしない値上げが続いています。

そんな中、今強いのが日本国内で生産される高品質なタイヤメーカーとして世界的に人気が高まっているパナレーサー。

海外ブランドのトップモデルが10,000円を超える中、7,000円アンダーの価格で登場した『アジリスト』はまさにサイクリストのお財布にとって救世主と呼べるレーシングタイヤです。

今作はタイヤの構造・コンパウンド・耐パンクベルト、およそタイヤを構成する全てを見直して再構築し、前作『EVO4』を凌駕する軽さ・転がり抵抗・耐パンク性能を実現。

キレのあるコーナーリングを生み出していた従来の三角形をした『オールコンタクトトレッドシェイプ』を廃止し、あらゆるサイクリストが扱いやすい丸型の『ラウンドシェイプ』に変更となり、レーサーに限らず万人にオススメが出来るタイヤへと生まれ変わりました。

本当はもっと早くインプレッションをしたかったのですが、入荷する度に即完売してしまう人気っぷりでスタッフ分が中々確保できなかったんですよね・・・

スタッフインプレッション

PANARACER AGILEST FUJI BARRACUDA

BIKE:FUJI BARRACUDA 2011
WHEEL:WH-7900-C50-CL
TIRE:PANARACER AGILEST
TUBE:PANARACER R-AIR

取り付けた車体は以前はMt.富士ヒルクライムなどタイムを競うイベントで使い、今はツーリング・ポタリング・通勤で愛用しているカーボンキラーの異名を持っていたアルミロードバイク『FUJI BARRACUDA』です。

惚れ惚れするポリッシュシルバーが気に入ってる一台で、サイドスキンタイヤをぜひ履かせてみたいと思い透明感のあるアジリストのスキンカラーを履かせてみました。

この為に『DURA-ACE WH-7900-C50』のステッカーを全部引っぺがした甲斐がありました、スタッフご満悦のカッコ良さです!

PANARACER AGILEST FUJI BARRACUDA

さて、走ってみた印象ですがまず初速がスピーディーで転がりが実に滑らか、フラペなのに40km/hぐらいまで素直に伸びてくれ、路面に引っ張られるような抵抗感が非常に少ないです。

なのにコーナーリングではグリップ抜けは無く、路面とくっついたように曲がってくれて駐車場で8の字走行を繰り返しても素早く切り返しも出来、ラウンドシェイプ化による扱いやすさを顕著に感じます。

25Cで190gというタイヤ自体の軽さもプラス要素になっており、漕ぎ出しの連続である坂道でより走りの軽快さを味わえました。

路面からの振動は角が取れたようにとてもマイルドですが、これはタイヤの構造だけでなくしなやかな『PANARACER R-AIR』のチューブを併用したことによりタイヤの真価を発揮してくれている気がします。

一般的なチューブの2倍以上の伸縮性を持つこのチューブは振動吸収性と路面追従性を高めてくれ、費用対効果が極めて高いカスタムだと私は感じているのでアジリストを使うならば合わせて導入を推奨したいですね。

レーシングタイヤを選ぶならチューブにこだわらないという選択肢は無いと断言出来るほどに走りを変えてくれますよ。

耐パンク性能に関しては長期乗ってみないと判断ができないので、今回は保留させて頂きます。

現状、走行性能について目立つ欠点はなく、むしろ際立つ走りを楽しませてくれています!

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正直言って期待以上!

7,000円アンダーとは思えないロードバイクタイヤですね。

タイヤは消耗品、毎週走る人なら年に2回以上交換をしますからコストパフォーマンスの良さは実走派にとって非常に重要です。

他ブランドならセカンドグレードが展開される価格帯で、トップグレードが存在してくれるのはありがたさの極み!

これはリピーターも出てきそうなタイヤだなと感じました。

交換時期が来てる方、次はアジリストをぜひ試してみてくださいね。

またワイズロード東大和店はパナレーサーポップアップコーナーも展開中です。

『アジリスト』『グラベルキング』『クローザープラス』など人気モデルをたっぷり揃えていますのでパナレーサーファンの方はぜひご来店ください。

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