【コラム】バイクパッキングについて思うこと・・・
by: 深堀 皓大

 

 IMGP2720

 

 そもそもバイクパッキングとは、

自転車に荷物を積む方法で、従来の荷台を必要とせず

直接自転車にバッグを取り付けてツーリングするスタイルになります

メリットは主に

・荷台を必要としない分軽量

・付け外しが容易

・ロードバイク等のキャリアダボ(荷台を固定するネジ穴)をもたない

 自転車でも取り付け可能

と言った所でしょう

 

 

 

―ではこれまでの荷台を付けてのトラディショナルなツーリング

(以後、勝手にラックオンツーリングと呼びます)ではなく

バイクパッキングがいいのか??

 

 これはちょっと違ってきます

 そもそもランドナー等のラックオンツーリングをしてきた車体は

バイクパッキングのバッグを取り付けられる様な設計にはなっていません

特にサドルバッグは、物にも寄りますがシートポストの出代が

ORTLIEBの物で約14cm必要です(過去記事参照

ランドナーのシートポストの出代は0~7cm程度でしょう

 他にもハンドルバーバッグもその容量を活かし切るには

そもそも通常のドロップハンドルではかなり難しいです

容量は調節可能なので小さくしてしまえば物理的には

取り付け可能ですが、

それであればORTRIEBのアルティメイト6シリーズを付けた方が

お値段も安価で開閉もし易いです

 

 つまり、バイクパッキングの特集などで偶に見る(最近はあまり見ませんが、)

”荷台を取り付けてのツーリングではなく

バイクパッキングでのツーリングがいいよ!”

と言うのはちょっと違います

この2つは基本的に競合しません

 ただもしこれを見ているお客様でこれからツーリング自転車を探そう!

と言う方は上の様な特集は参考になると思います

ラックオンツーリングをしたければそれにあった自転車を、

バイクパッキングがしたければそれにあった自転車を

選択できるからです

どちらにもメリット・デメリットは存在します

その上でご自身のしたいツーリングのスタイルを決めて頂ければいいと思います

 もちろん環八R1店でご相談頂ければ、

それぞれの特徴をご説明の上、お客様の使い方に合わせた提案をさせて頂きます!

 

 

 あともう一点、どうしても雑誌の特集などで気になったのが

”キャリアを必要としない分安価に導入可能”といった点です

ちょっと検証してみましょう

先ずORTLIEBのバイクパッキング系のアイテムを見ていきましょう

 

 シートパック 16.5L(最大) ¥21,500-

 フレームパック L-SIZE 6L ¥19,000-

 ハンドルバーパック 15L(最大) 16,500-

 アクセサリーパック 3.5L ¥9,000-

 合計 41L ¥66,000- 

 1Lあたり¥1,609.75になります

 

次にラックオンツーリングで似たような容量で見ていきます

 バックローラークラシック 40L ¥19,800-

 日東キャンピーリア ¥23,450-

 合計 40L ¥43,250-

 1Lあたり¥1,081.25になります

 (以上全て税抜き価格)

 

正直ORTLIEBのバイクパッキング系アイテムは高価

(勿論その分機能・容量は抜群です)ですが、

比較で挙げたラックオンツーリングのバッグと荷台も相当高価です

特に日東のキャンピーは当店で取り扱う荷台の中でも最も高価です

その上荷台の上の天板に載せられる荷物は計算に入っておりませんので

実質的にはもっと容量は増えます

 

繰り返しになりますが基本的にこの2つは競合しない為

比べる事自体がナンセンスですが、バイクパッキングが安上がりだとは

一概には言えないと思います

 

 

ここまで言うと自分がバイクパッキング反対派にしか見えなくて

大変申し訳ないのですが、

そうではなく前述した様にメリットも沢山あり、

要は使い方次第です!

 

例えば自分がオススメするとしたら、

ロードバイクやクロスバイクで日帰りから1泊位のツーリングに

リュックを背負われて行かれている方が

「どうしても肩が凝るし、体が疲れるんだよね」

なんて相談されたら、バイクパッキングを真っ先にご紹介させて頂きます!

一般的に上記の様な用途のリュックですと10~15L位が多いので、

ORTLIEB以外のバイクパッキングでも

シートポストパック+α(フレームバッグやフロントバッグ)で

大体同程度の容量が得られます

これで無理くり付ける大袈裟なキャリアも無く、

荷物の負担から解放されます

 

 

 

どんなアイテムにしても用途次第ではありますが、何にせよ

大事なのは手段や様式ではなく自転車を楽しむ事です!

その為の方法の一つにバイクパッキングというアイテムが

各メーカーからリリースされる様になった事は

ユーザー目線からも販売店目線からもとってもありがたい事です

色々なツーリングの形があり、自分も熟知している訳ではありませんが

出来る限りのご提案をさせて頂きますので

是非ツーリングでお困りの事があれば環八R1店にご相談下さい!

 

3/18時点、店頭にORTLIEBの物を筆頭にバイクパッキング系の

アイテムも揃っております!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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