【5分メンテナンス×チェーン清掃/注油】５分_30円以下で出来るチェーン周り清掃＆注油
by: 京都店

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YsRoad 京都店

最近は気温２０度を超える日も増え、自転車に乗り易い季節になってきました◎

さあ、今日は乗ろう！と気分が高まったにも関わらず、バイクを外に出して跨ろうとした瞬間、チェーン周りが油汚れでゴテゴテ。

テンションが下がる…なんてこと多いのではないでしょうか？

でも、今から掃除してたら、時間もかかるし、余計にテンションも下がってしまう・・・そのまま行くか・・・(の繰り返し)

となってしまう方もまた多いのではないでしょうか？

そんな皆さんに、面倒くさがり屋　利國　がよく行う、

５分で出来るチェーン清掃＆オイルメンテナンス

をご紹介します◎

まずは、前後チェーン位置をクランクを逆回転させても絡まない位置に変則させます。

(あと、多少汚れても良い着古しのジャージ等を羽織っておくのがおススメです。作業の際にお気に入りのバイクウェアが汚れてしまうと…テンションダウン＆汚れ落とし作業で数倍のダメージとなります。)

次にボロ布で、チェーンの油をひたすら拭き取ります。

布をあてがってチェーンを送るだけでなく、ゴシゴシと積極的に拭き取ります。

このとき、チェーンの側面だけでなく、上下面(ローラーの面)もローラーの上を布を行ったり来たりさせて、かなりしっかりと拭き取ります◎

クランクを回し、チェーンを逆送りしては拭き取るを一周行います。

入念にチェーンの油分を拭き取ったら、ついでにリアディレーラーのプーリーギアも拭いておきます。

ちょっと手が入りにくい場所ですが、手、布を巻き込まないように注意しながらゆっくりクランクを逆回転させて、チェーンを送りながら拭きとります。さらに、ついでですが、ディレーラ自体も軽く拭いておきます。

さて、ここからやっと商売のお話、違った・・・注油です。

ワコーズ　チェーンルブ(180ml)　￥1,600+税

超低摩擦や雨天耐久性など、特化した性能は望めませんが、極圧潤滑性能、耐久性と汚れの呼びにくさがあり、ドライ環境下ではメンテナンス性も含め非常に使い勝手が良いオイルだと思います。

当て布をしながら、ローラーとプレートの隙間にオイルが入るようにチェーン上面に塗布します。ノズルをチェーンから1センチ程度離してサッと吹きつけます。

チェーンを送っては塗布、チェーンを送っては塗布、とチェーンが一周するまで行います。

この時、オイルが飛散しないように十分注意します。もしブレーキ面等に付着してしまった場合はスーパージャンボ等の洗浄剤を付けた布でしっかりと落として下さい。そのままにするとブレーキが利かなくなったり、音鳴りが発生したりします。

塗布が完了したら、軽くチェーンを数週逆回転させた後、

1分ほど放置します。

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1分経ったら、さあ乗り出しっっ！・・・ではなく、ちょっとお待ち下さい！　最後にワンアクション。

再度、拭き取りを行って下さい！
これをしないと、、、またコテコテになるのです。

最初に行った、劣化したオイル&汚れの拭き取り同様、注油で浮いてきた古いオイル、あふれた余分なオイルをしっかりと拭き取ります。

「折角付けたのに拭き取るの？」と思われるかもしれませんがチェーン表面に付着しているオイルは汚れの原因にしかならないので、しっかりと拭き取ってOKです。隙間に入りこんだオイルがしっかり機能してくれますのでご安心を◎

チェーンを綺麗に保つために最も効果を発揮する作業が、

この　塗布後拭き取り作業　です。

この作業は決してお忘れなく！！

ワコーズ　チェーンルブ１缶でだいたい60回程度はこの作業が可能かと思いますので、税込1,728円÷60回＝28.8円とコストも非常にリーズナブルです◎

※汚れが軽い時ベースで180ml÷3ml=60回の計算です。汚れに比例して1回の必要使用量は増えます。

また、汚れがひどくなる前に定期的(1週間～1か月に1度)に今回の作業を繰り返して頂くと、半年以上、ウェット洗浄無しでもきれいな状態を保てることが多いです。

こまめに簡単な清掃を行うことで、

手間もコストも節約できます◎

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さて、チェーンの動きも、気分も軽くなりました◎
桜の散らないうちに出発するとしましょう！

2016/04/09　利國真平

写真：京都/嵐山エリア　桂川堤防

＜補足＞
・ライド帰宅後に、再度軽くドライ拭き取りを行っておくと、ライド前に出切らなかった余分オイルの除去が出来、さらに汚れにくくなるのでおススメです。
・今回のような簡易オイルメンテの場合、チェーンオイルは同じものを継続的に使うことをお勧めします。そうすることでチェーンオイルの機能性が保ちやすく、新旧オイル置換/自浄作用もより期待できます。
・今回はあくまで簡易メンテナンスです。汚れの度合いが極端な場合は洗浄剤を使ったメンテナンスを実施下さい。
・本来は、ドライ清掃→ウェット洗浄→乾燥→オイル塗布→ならし/放置→仕上げ拭き取りの流れとなりますが、今回はライド前の応急作業ですので、ウェット洗浄は省略、放置時間は短縮してます。
・ドライ環境での使用を前提とした簡易メンテとなります。

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