【オトナの社会科見学】日本で一番有名なあのケミカルブランド「WAKO’S」に行ってきました!!
by: 水野真吾

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表題の通り、皆さんご存じのブルー&ピンクのケミカルブランド「WAKO’S」こと
「株式会社和光ケミカル」の本社に伺う機会をいただきました!
自動車業界上がりの自分としては4輪、2輪共にシーンに欠かすことのできない存在ながら
その営業形態(お馴染みのバン)や製品ラインナップなど疑問を持っていたこと等
全てをぶつけてきました!誰もが知っていながら深くを知らない「WAKO’S」の全容を公開!!

注:今回のブログは中枢である「開発現場」に入り込んだ内容です。故に撮影画像は無く文章多めです。

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「WAKO’S」とは?!

画像はとあるワイズロード店頭の画像。これだけのラインナップが常に店頭に並んでいます。
常に完璧な品揃え、新製品の投入など店頭は同社の敏腕営業マンが取り扱い各店をお馴染みの
バンにて回っております。皆さまにもお馴染みの店頭の景色はこのように作られております。
創業45年、このような「行商スタイル」を全国400人、400台にて実施し今のブランドを築き上げています。

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ついに潜入!製品開発現場と製造の話

今回見学させて頂いたのは神奈川県の小田原にある「株式会社和光ケミカル」本社、そして
同社の中枢である「研究開発拠点」です。この拠点はここにしかありません。4輪、2輪問わず
全ての製品はここにて生み出されるのです。多くの研究員が働く同施設内はもちろん撮影NG。
この拠点では「自動車」「自転車」と部門を分けることなくクロスファンクショナルに
チームを組み製品開発を行っているとの事。もちろん同社がスポンサードする「SUPER GT」の
部門からも多くのフィードバックを得ています。ここでは製品のキモである「レシピ」の開発、
もちろん多くの製品のベンチマーク、品質確認全ての項目をこの拠点にて行っております。
そこまで公開できるのもすべてを「自社」にて行っている故の自信です。

※「SUPER GT」参戦車両に収まるは同行した越谷宮島店長

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膨大なR&Dから導かれた「レシピ」ところが・・・

最先端の研究開発チームをもち仕上がってくる製品。そのまま市場に、と言いたいところですが
同社の大きな特徴として「官能評価」にも重きを置いて開発しているとのこと。
要するにデータは素晴らしくとも「これは良いものだ!」と感触が得られない物は良しとしない!
ということです。「データ」+「官能評価」=製品化。気が遠くなる工程がかかっています。

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こんなご時世なのに!いえ、だからこそ!!

同社製品の特長全てを把握した「営業マン」を通じて店頭に直接卸しています。
この「行商スタイル」を貫く同社はこのご時世に「通販」を行っておりません。
ここまで製品開発に工数をかけ、莫大なコストをかけ行商スタイルを貫く。
そんなまじめな事ができる会社は日本だからこそ可能なのかもしれません。
このスタイルから生み出されるケミカル類、興味わきませんか?!

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結局、何を基準に選ぶの?!

皆様、ケミカルを選ぶ基準は何でしょうか?!性能、価格、量、いろいろあると思います。
店頭にはしっかりと陳列された「WAKO’S」製品が並んでいるので用途に応じた製品を見つけられます。
また、参考に何処よりもスポーツサイクルを多く扱うワイズロードの作業場を見てみてください。
きっとブルー&ピンクのケミカルが必ず使用されているでしょう。

2021/12/3 水野