【XENTIS】カーボンクリンチャーは、もはやスタンダードとなっていくのか?【新章突入】
by: 梅林 康典

XENTIS6332_n

 

なんや知らん間に、定期的にチェック?されてるのか・・・

新章突入後も、熱い眼差しによって好評を博しております

このシリーズ。

 

 

前回のお話・REYNOLDS  ATTACK編

http://ysroad.co.jp/nagoya-customkan/2015/10/24/2119

 

 

今回は、新章突入第2回

新規参入メーカーと言える

XeNTiS  の登場です。

 

 

xentis8558_n

 

 

突然、XeNTiS!?

と思うかも知れません。

梅林もそう思います。

 

しかし、トライアスリートを中心に実績があり

意欲的なカーボンホイールを生み出しているメーカー。

この機会に知ったのですが、お国は

オーストリー 

 800px-Flag_of_Austria.svg

だそうです。

(え?「オーストリア」じゃないのかって?

いや、梅林的にはオーストリーと表記したいです。

向こうの言語では、エスターライヒとなりますし

英語圏の影響を強く受ける前の日本では、「オウストリ」と表記していたそうですし

大使館側からも「オーストリー」と表記してくれと依頼があったそうですし)

 

 

今回のテスト企画にてお借りしたのは

XENTIS7932_n

SQUAD 2.5  

その名の通り、リムハイト25mmの山岳向けホイールです。

 

 

山岳向け、ということで気になる重量は

前後輪あわせて

ZENTIS832_n

 

1,210g

カタログ数値で1,218gなので、それより軽い。

というか、カーボンクリンチャーでこの重量は相当な軽さ。

 

 

装着してみると

XENTIS997_n

やはり突然、見慣れないホイールがついた感があります。

 

 

装着しての重量は

ZENTIS439_n

6.73kg

軽い。カーボンクリンチャーをテスト装着して最も軽い数値。

梅林のマシンは電動変速部品がアレコレついていて

「金かかってるわりには、重い」

のですが初めてUCI規定を下回りました。

 

 

今回もテストにおいてはイコール条件にしたかったので

XENTIS599_n

タイヤを、いつものようにシュワルベ ONE 25C に付け替え。

ホイールをお貸し頂いたメーカー様にはお許し頂いております

 

 

走った実績としては

通勤

120km超のアップダウン

50km超の朝練

です。

 

 

まず、感触としては・・・

やはり重量面での恩恵で、踏み出しは非常に軽いです。

そして、激坂とまでは言えないまでも12%以上の勾配でも

その恩恵は大きく、気持ちよくシャカシャカと加速できます。

 

しかし、それでいて安定した直進性と

程よい振動吸収性は最近のカーボンホイールに共通した高い水準。

スポークが突っ張る不快感や、

軽いけどフラフラしてどこにいくかわからないとか

あるいは下手すると、剛性感がなくフニャフニャした進まなさというのは

もはや過去のようです。

 

 

一方で、25mmというリムハイトの割には・・・

というところでの、平坦での伸び。

安定はしていますし、踏めば思った以上に伸びてはくれますが

とはいうものの、さすがに30mm以上のリムハイトのホイールや

外周部に重量があるアルミホイールほどには慣性が付かず

それなり、というところです。

しかし、それでも少しまえのヒルクライム用のホイールに比べれば

かなりのオールラウンド性と言えます。

 

 

下りでも、直進では挙動があり

このリムの高さで、かなりの速度域まで引っ張れました。

しかし、コーナー特に遠心力で曲がっていくような高速コーナーでは

普段よりも外周が軽いせいか慣性が付かず、

コーナー出口での脱出速度の落ちと

フラつきは少し感じました。

 

 

おススメするとすれば、

「ヒルクライムに向けて軽量かつしっかりしたホイールが欲しい。

でもチューブラータイヤはちょっと・・・」

という方には、モアベターな選択と言えます。

 

 

XeNTiS のカーボンホイールと言えば

「通常のゴムのブレーキシューで使用できる」

ことが売りですが、その制動力は???

 

XENTIS403_n

ブレーキの音はかなり独特。

ジェット機のエンジンのような音ですが、うるさいというほどではありません。

 

制動力は、優秀です。

普通のアルミホイールのような効き方ではありませんが、

コツさえ掴めばコントロールはできます。

実際、走っている最中に工事の人が急に真ん中に出てきて

ヒヤッとしましたが、しっかりと制動して

しかし急ブレーキでも変なビビりやロックしやすいこともなく

安心できる性能です。

 

 

ただし

XENTIS321_n

リム表面の摩擦係数を上げているために

ゴムがかなり削れます。

 

シュー473_n

よく見ると、シューがかなり削れてます。

 

また、「ゴムシューで使用できる」と言っても

今まで使用していたシューでそのまま使用すると、

表面に埋まっていた金属片や小石でカーボンの表面をガリガリ削ってしまう恐れがあるので

注意が必要です。

 

 

というような注意が必要ですが、

カーボンクリンチャーでありながらのこの重量による

登りの軽さと、

この重量なのにの安定感は

やはりヒルクライムや、アップダウンのあるロングライドでも

効果を体感できると思います。

 

 

追記

 

今回のテストでのロング練では、あまり追い込まずに

ベース走を心がけたつもりですが

151027VO2max493_n

なぜか、さらに更新された

梅林の VO2max

もはや、自分の天井がどこにあるか分からなくなりました。

 

 

そして

レイノルズRIDLEY4249_n

前回、好評価でお伝えしたレイノルズ ATTACK

ホッシー弐号に装着。

美浜クリテでも不本意な結果に終わり

今シーズンを通しての不完全燃焼を晴らすかのように大暴れ。

 

ホッシー弐号の感触でも

「価格を考えると、すごい高い性能。

加速感が自分のフィーリングに合っていて、新シーズンでは使いたい(?)」

というやはりの高評価。

 

 

そこで、実験。

レイノルズ4237_n

お分かり頂けただろうか???

 

 

レイノルズ187_n

フロント : ATTAC 29mm

リア :46 AERO

という組み合わせ。

 

このレポートも追ってお伝えしますので、

お待ちください!!