今期初戦!!伊吹山ヒルクライム!!・・・なんか中途半端に・・・【チームY’sRoad】
by: 梅林 康典

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決戦は、関ケ原!!

 

 

 

 

 

ということで、やってきましたよ!

今年も、伊吹山ヒルクライム!!

 

 

 

 

 

愛知県からは、「すぐそこ」

高速で1時間半もかからない、まさに地元。

天下分け目の合戦の地、関ケ原をスタートし

伊吹山をひた登り、滋賀県に突入し琵琶湖が臨める頂上まで。

 

 

 

 

自転車をやっていない人、いや例えやっていても登りが苦手な人や

Y’s Road名古屋店スタッフでも井関ングのような「平坦トラック野郎」からすれば

「何が楽しくて、登りだけのレースに出るのか」

と正気を疑われるのが、ヒルクライム。

 

 

答えは明快です。

「そこに山があるから」

 

 

 

 

 

 

年々と人気が増してきた、伊吹山ヒルクライム。

今年はなんと、一般の部だけで参加者が3500人!

これに、実業団クラスも加わると4000人近く!!

今年のN〇K大河ドラマの効果もあって、立派な町おこしですね。

小さな関ケ原町からすれば経済効果も見込めるわけで、

スポーツサイクルショップ代表の梅林としては

「この中の何人がそそのかされてホイールを買ってくれるのか・・・」

と皮算用をするわけです。

 

 

 

ちなみに梅林がヒルクライムレースに出るわけは

「仕方がないから、登る」

です。

いや、平坦系のクリテリウムとかだと絶対に無理だし

落車こわいし・・・。

 

 

 

今年の、実業団チーム・Y’s Roadからの参加者は

E2クラス 水野・梅林

E3クラス 服部選手

・・・・・・すくなっ!!

一時は、このレースに10人以上で参戦してたんですけどねぇ・・・

そういえば、毎回入賞していたホッシ―壱号&弐号はどうしたんでしょうかねぇ・・・

そろそろ、復活して欲しいんですが・・・・・・。

 

 

 

 

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事前情報で、頂上付近は積雪が残っており

また濃霧が酷いので、15kmの距離が

10.7kmに短縮。

これまでの梅林と水野としては、長い距離の方が体重差が生きてくるので

有利でしたが、一ヶ月の療養期間を経ての復帰レースの梅林としては

短縮されてちょっと安心。

 

 

 

 

そう、皆さん忘れているのか

変に期待されてますが、梅林は二か月ちょっと前

病院の天井を見つめていた人間ですよ!!

 

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入院当初は、「半年くらいはアカンかな?」

と思っていたのが、退院するなり

「よし、伊吹山でよう」と決意し

一ヶ月でどうにかこうにか、コンディションを整え。

 

 

「今のフィジカルで、出せるところまでは調整」

という位置まで持ってきましたが、

果たして自らのテンションが

・病床からの復帰を楽しむのか

・あくまでコンペティションとして結果と内容を求めるのか

が、迷いのあるままで当日を迎えてしまいました。

 

 

 

 

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マシンは、昨年と同じBH G6Pro

しかし、色が変わってます(笑)

「元の持ち主」ほどの力が半分でも発揮できれば・・・。

 

 

 

ホイールは昨シーズンから引き続いて、GIANTの渾身のカーボンチューブレスホイール

SLRゼロ

 

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最近、埼玉の方でも梅林の影響か?導入した人がいるようですが 

コストパフォーマンスが異常なほど高い、またクセのない

扱い易いカーボンホイール。

これに、これまでと同様にIRCのハイグリップな

フォーミュラPROチューブレスを装着。

ヒルクライムでも空気圧を低めに設定し、急勾配でもタイヤによる

地面を蹴りだす力を期待し、リム打ちパンクのリスクを減らします。

 

 

コンポーネントは、春から導入した

シマノ新型デュラエース電動 R9150Di2

 

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果たして、噂のシンクロシフトはヒルクライムでも

役に立つのか?を検証すべく

今回は、あえてオンにしたまま臨むことに。

これに、フロントのチェーンリングを

RIDEAの楕円 52/36でいきます。

 

 

 

 

 

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直前までの雨予報に対応するために、

マシンを、WAKOSのパーツディグリーザー&

フォーミングマルチクリーナー

そして、ラスペネの三段階で洗浄し

オイルは、汚れが付きにくく潤滑を保持する

エクストリームを塗布し

当日の朝に車載する前に、高トルク向けの

チェーンルブリキッド パワーを塗り塗り。

完璧です。

 

 

 

レースは、3500人の一般参加カテゴリーが

午前中に行われ、われわれ「ついでに開催してもらえる」

実業団は午後からのため、のんびりと移動。

 

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普段はレース前のウォーミングアップは実走にて

行いますが、今回は気温が低いことと

雨上がりで公道を走ることでスタート前のパンクのリスクを懸念し

ローラー台で実施。

10分流したあと、2分ずつ負荷を上げていって

FTP120%まで最後は上げての10分。

しかし、ここで体に疲労を感じさっさと切り上げ。

15分ほど、路上を流して終了。

風も強くなり、冷たく感じたので

冬用マッサージオイルを二回に分けて塗り込み

お腹にワセリン系のジェルを塗っておく。

 

 

 

 

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スタート地点に移動してからも、30分以上の待ち時間があり

吹きさらしのため、寒いのなんのって・・・。

カペルミュールのウインドブレーカーは脱いでポケットに入れても

気になる重さではないので、スタート直前まで着用。

 

 

 

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脱ぐと、こんな感じ。

他の二人は寒がりの癖に、ウォームアップオイルなし。

ウインドブレーカーもなしで寒さに震えてましたが

ちゃんとアドバイス聞いておけば、もっと速かったんちゃうかな・・・。

 

 

 

 

いよいよ、スタート。

 

 

 

今回は、Jプロツアーの開催がないのと

他のイベントと日程が重なったおかげで

E2クラスの参加者は、58名と少ないがこれを

チャンスと見るか、少ないながらもエントリーした選手の意欲は高いと見るか

が微妙なところ。

 

前から二列目に水野と共に位置し、

スタート!!と共に、一気に加速する展開に備える・・・

 

 

が、

なぜか今年はスタート後も安全というか、ゆっくり目。

たぶん、スタート前が寒くてみんな体が冷え切り

急に負荷を上げて潰れるのを避けたんだと思います(笑)。

 

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例年、スタートしていきなりMAX近いところまで

上がる心拍も、

今年は1分経ってから90%へ。

 

 

 

 

少し進行してから、水野が前へ。

明らかにやる気です。

今日のレース、入賞は必達命題として

表彰台も狙うべく積極的に動いていく、水野。

一方、梅林はすでにキツい(笑)。

しかし、まだ想定内。ついていける。

 

 

 

4分すぎから、関西のスクアドラの選手が先頭交代というよりも

ペースを握るために前に出るように。

ここで、いったん水野が下がってきて・・・

変わって、水色のジャージが前へ。

スッとペースが上がって・・・

 

 

 

 

あ、やべ。

前が空いた。

先頭から四人。

水野と四人。

そして梅林。

 

 

 

 

かつてのブリッヂ職人・梅林。

ここが頑張りどころか!?と思い。

水野に一声かけて、間を詰める動きをする。

ガンっとかけた出力は、体重比8倍近く。

心拍も95%以上まで上がったが、どうにか先頭の数人に追いつく・・・。

が、かなり厳しい。

再び、後ろへ。

振り返ると、誰もいない。霧が濃くなり、数10m先も見えませんが

とりあえず10位以内には位置していることを確認。

 

 

 

 

そして、このレースの最大の迷いが発生した場面。

再び、水野含む三人と前の先頭の間が開き・・・

いま、自分が死ぬ気でMAXでいけば埋められるかも知れない。

そうすれば、水野の表彰台の可能性は出てくる。

しかし、このままの順位でいけば10位以内は硬い。

病気療養からの復帰としては、まずまずの結果。

 

 

 

 

どうするか??

どうするか???

を迷ってる間に・・・

先頭グループは行ってしまいました・・・。

 

 

 

 

そして、中途半端な負荷をかけた挙句

梅林は、スタートから13分くらいで水野たち追走からも千切れました・・・。

 

 

 

 

こうなると、霧が濃いだけに前がまったく見えず

追うことが辛いのがヒルクライムレース。

どこにいるのかもわからない、前走者と

いつおいついてくるのかという怯えと

戦いながら、テンションだけは保ったままひたすら漕ぎ続ける。

 

 

 

 

昨年のみやだヒルクライムのように、心が折れてグダグダな結果になってしまうことは避け

10位以内だけでもなんとかキープしよう。

一瞬やってくる勾配の緩い箇所も踏み倒して

45km/h近くまで加速。

最後の数100mまで、心拍97%まで出し切って

ゴール。

 

 

 

 

結果

9位。

公式リザルト 33分14秒 トップから2分34秒遅れ。

 

 

 

そして、水野は追走の頭を取って

5位。

31分54秒

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スタート前の寒さで体が冷えてしまい

脚が攣った水野。

 

 

 

 

そして、E3

服部選手 8位  32分11秒

なんと!梅林よりも1分速い!!

サンデーライドに参加し始めた頃に比べ、20kg以上の減量に成功し

今では登れるポッチャリさんになりました!!

 

 

 

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一応、やりきったぜ!!

という、服部選手と

中途半端な内容になってしまった梅林。

 

 

 

 

 

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ヒルクライムは、ゴール後の下山こそ肝要です。

汗に濡れたアンダーウェアを、冬用に着替え

 

 

 

 

 

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万能・防風ジャージ CasteliのGABBAを装備。

頭が冷えるといけないので、インナーキャップと

ネックウォーマーも付けます。

 

 

 

 

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レッグウォーマー代わりに、

COMPRESSPORTのコンプレッションタイツを装着。

脚の疲労を回復しながら、冷さないようにします。

ちなみに、水野は・・・ナマ脚で下ってました。 

 

 

 

 

シューズはこの春から、SCOTTの靴紐タイプにしてみましたが

トップモデルよりも剛性を落としてあるカーボンソールが

病み上がりにはちょうど良かったですね。

いつも、ヒルクライムや厳しい登りがあるレースだと

時間が経つに従って、足刀側が痛くなるのですが

今回は、違和感なくレースできました。

 

 

 

 

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下山したら、表彰式だよ!!

 

 

 

 

 

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中腹から臨む、下界の景色。

ヒルクライムの魅力はここにあるのかも知れません。

今までヒィヒイ言いながら登ってきたルートと山を一望し、

「こんなところまで来たんだ・・・」

という達成感と自分に対する呆れ感が

ジワジワと体に広がります。

 

 

 

 

さて、表彰式。

 

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本人的にはどうなのか?5位というのは・・・?

しかし下山しても寒そうな水野。

 

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ちょっとだけ、笑顔。

 

 

 

 

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3位以内を取りたかったので、ちょっと微妙。

 

 

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結局、優勝したのは水野が下がってから

ペースアップした選手でした。

やはり、迷っちゃダメですね。

行く時は、覚悟きめて行かないと。

 

 

 

 

 

データで振り返ると

実業団伊吹山データ7474_n

 

平均心拍94%

最大心拍98%

平均出力246w NP252w

20分最大出力 254w

 

 

 

同じショートコースだった一昨年のデータと比べると

心拍のパーセンテージはほぼ同じ。

ケイデンスは一緒。

出力は10wほど上昇してますが・・・

しかし、実は太ったしな梅林。

昨年、一昨年に対して3kgほど増量した分を補おうとすると

15wほど上乗せしないといけないので

それがこの差になったのかと思います。

 

 

 

しかし出力以上に昨年と一昨年よりも差が出てるのは

心拍の使えるパワーバンド域。

これまで最大心拍が194bpmまでありましたが

今年は入院と病気療養以降なかなか上がりきらず

最大が187bpmに。

その分、使える領域が狭まったような実感があります。

もちろん、血を抜きながら加速するローラー台で実験したわけではないので

あくまでも踏んでいる出力とそれを捻り出す心拍との比較での

データではありますが・・・・・・。

 

 

 

伊吹山ヒルクライム、

昨年の11位

一昨年は10位に続き

9位と内容ともに中途半端な順位になってしまいました。

 

 

「覚悟はいいか。俺はできてる」

の、覚悟が足りなかった証拠だと反省してます。

 

 

 

次は、6月末の

富士あざみのヒルクライムの地獄です。

「二度と出るか」と思ったレースですが

出たいと言っている若者がいるので(笑)

死んできます!!

 

 

 

ホッシ―弐号の復活にご期待ください!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・その前に、イタリアだ!!