【社員試乗会】YAMAHA YPJ-XC 乗り手が主役のe-MTB
by: 益子暁

 

 ワイズロード社内試乗会では、今年も多くの取引先さまに御協力頂きました。有難いことです。

 私は注目のe-bikeを中心に試乗してきました。

 

 

 

 

YAMAHA YPJ-XC ¥378,000+税

 

 

s-IMGP5298

 

 

 良い評判ばかりを耳にするYAMAHAe-MTB。今回、初めて実車に乗りました。

 なるほど、その良さは舗装路だけの走行でも実感することが出来ました。これは、是非山でも走ってみたい!

 

 

 ところで、他社製のe-bikeは、ペダリングを止めてからアシストが切れるまでの時間を長めに取ってあるものが多いようです。そうすると、あのいかにも「アシストしてますよ」という楽しさを実感出来ます。移動手段として楽をしたいという方には、向いています。でも、スポーツバイク=自転車として捉えた場合は、思い描いた通りの走りにならないことも。「有難いけど余計なお世話」な瞬間が有るのです。

 

 一方YAMAHAのe-MTBは、乗り手の意思を反映し易いのが特徴。スピードセンサーやトルクセンサーも高精度なものを採用し、リニアな反応が追求されています。
 その分、乗り方によっては地味で物足りなく感じることもあるかも知れません。でも、殊にマウンテンバイクに関しては、刻々と変わる路面を速い速度で走る訳ですから、「意のままに操れる」ことが大きな利点です。

 そして、その自転車と同期したかのような瞬間が最高に快いのがこのYPJ-XCです。速度やケイデンスだけでなく選んだギアやトルクのかけ方によってもモーターがきめ細かく反応してくれる感じです。特に、エクストラパワーモードでの登坂は本当に気持ち良い。アシスト無しより断然楽なのに、あくまでも自分で漕いでいる感覚。これは新鮮です。非アシストのMTBに長年乗ってきたベテランライダーなら、この面白さや操作性の良さが実感出来ると思います。

 

 

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 エクストラパワーモードでも85kmもアシスト走行可、というのもツーリストにはうれしいですね。

 

 

 

 

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 ハイパワーなのに、驚くほど小型のモーターユニット。でも一番の魅力はアシストの特性です。

 

 

 

 

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 ハブに取り付けられたスピードセンサー。磁石を沢山使うことで速度の変化をきめ細かく検知。

 

 

 

 

 デザインやジオメトリーに新しさは有りませんが、乗り込むほどに可能性が広がりそうです。私が考えるオフロード走行の醍醐味は、路面そして自転車との対話です。YPJ-XCは、それをいちばん楽しむことが出来るe-MTBじゃないかと思うのです。

 

 

 

 

 

【ドライブユニット】YAMAHA PW-X
【バッテリー容量】36V-13.3Ah
【バッテリー重量】約3.0kg
【充電時間】約3.5時間
【走行モード】6モード(含アシストオフモード)
【1充電当たりの走行距離】最長225km(プラスエコモード)
【フォーク】ROCKSHOX RECON GOLD 120mm
【ブレーキ】シマノ SLX 油圧式ディスクブレーキ 180mm
【変速】シマノ SLX 11速
【サイズ】S、M、L
【カラー】マットピュアシルバー