wilier テイスト・ザ・フューチャー2017 後編
by: 桂川貴充

 こんにちは。二子玉川店の桂川です。

 

wilier テイスト・ザ・フューチャー2017 in イタリア

参加レポートの後編をお届けします。

前編  中編

 

 

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滞在3日目は宿泊地を

ヴェネト州ヴィチェンツァ県にあるバッサーノ・デル・グラッパという町へ移動しました。

ジロ・デ・イタリアの山岳コースとしても知られる「モンテグラッパ」の麓に位置し、

山脈の眺めは気持ち良く、

街並みはどこ切り取っても絵になります。

 

 

 

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1906年、この バッサーノ・デル・グラッパ のブレンタ川沿いに

作られた自転車工房

それが、ウィリエールの始まりとなります。

 

 

現在ウィリエールの本社は、同県内のロッサーノ・ヴェネトにあり

そちらも見学させて頂きました。

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でかいぞ!!赤いぞ!!ウィリエール!!

増築工事が今年完成し、赤い建物が増築部分。

ほぼ倍になっています!!

建物の周りには社長の豪邸も建設中!?

何だか儲かっているとしか思えないぞ!?

 

気になったので正直に聞いてみた所、

儲かっているみたいです!(笑)

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日本での知名度からは想像できぬほどに、

世界的にはウィリエールが人気!!

本当か!?

特にイタリアでの販売台数はトップになることも!!

本当か!?

正直、半信半疑でした(笑)

この時は。

 

 

翌日、驚きの光景が。

IMG_3365 早朝外に出ると、宿泊先の前の通りを走る

 サイクリストが多いこと!!!

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15分程立ち尽くしていた間に

大袈裟でなく100名以上のサイクリストが通りました。

 

なんかのレース中??かと思う程。

 

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しかもウィリエールユーザー率が本当に高いじゃないか!

疑いが少し晴れました(笑)

 

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 宿泊先(Bike Hotel  Alla Corte) にはレンタルサイクルがあり、

12ユーロで借りて私もサイクリング!

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パンク修理セットがバッチリ搭載されたバイクで、

とりあえず山脈の方へ向かって進みました!

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気持ち良い景色は走れば走るほどに雄大さが増していき最高~。

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家が可愛いな~!!

 

 

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道の走りやすさに関しては、

道路状況が良い訳ではなく、

ドライバーの自転車への理解の深さからくる走りやすさがありました。

ここは完全に文化の違いでしょう。

自転車を歩道に上げてしまった日本のママチャリ文化とは

自転車への認識がまったく違うように感じました

ドライバーが自転車に優しいです。

 

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ブレンタ川沿いを15キロ程進むと何だかレースが開催されていそうな雰囲気に。

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なんと、ヴァルスターニャという街で小規模なロードレースがまさにスタート前でした。

イタリアでは毎週末どこかしらでロードレースが開催されている

と聞いていましたが、まさか本当に出くわすとは。

 

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尋常ではない大勢の方がサイクリングを楽しみ、

街では当たり前のようにロードレースが開催されている。。。

これがイタリアの休日の姿の一つなのでしょうか。

まるで自転車天国です。

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交通規制も良い意味で適当で、周りの理解があるからこそ成り立つ状況でした。

街でロードレースが普通にできてしまう何とも羨ましい環境です。

時間の関係でこの街で折り返すことにしました。

自転車が人に街に自然に溶け込んだ、物凄く居心地の良い街でした。

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復路もサイクリストとバシバシすれ違い、

往復約30キロの道のりで合わせれば何百人っていう数でしょう。

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その中で

圧倒的に車種はロードバイクが多かったです。

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MTBやシティバイクの方もいましたが、

ロードバイク以外で目立ったのはE-BIKE。

やはり流行っているようです。

 

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メーカーは、

イタリア、アメリカ、フランス、台湾ブランドと満遍なくでしたが、

中でも目立ったのが

ピナレロとウィリエール。

ピナレロは分かりますが、ウィリエールが多いのは意外でした。

全体の3割ぐらいはウィリエールだった印象です。

本当に多くて驚きました。

この傾向はイタリアの他の地域でも見られるようです。

驚きの事実に、ホテルに戻る頃にはすっかり疑いが確信に変わってました(笑)

イタリアでのウィリエール人気は確かです!

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長年培ってきた確かな製品作りや、

 

流麗で美しいデザイン

 

確固たるレーシングイメージや、

名前の由来からも与える愛国心のイメージにも

 

長年イタリアで愛され続ける理由としてあるのかもしれません。

 

Viva l’Italia liberata e redenta”

イタリア語で、万歳、イタリア、解放、および償還

と書かれた文に由来する

wilier という名前には

”イタリアの自由と繁栄よ、永遠なれ!”

という愛国心溢れるメッセージが、

(因みに Triestina  もイタリアの街から由来)

Wilier Triestina には込められていて、

これほど名前に深い意味を持つブランドも珍しいですよね。

 

Wilier Triestina  は知れば知るほどに深みのある素敵なブランドです。

 

 

 

今回、テイスト・ザ・フューチャーを通して

CENTO10 NDR を味わい、

イタリアの自転車文化や、

イタリアでのウィリエール人気を肌で感じる貴重な経験を得られました。

 

このような機会を与えて下さった

Wilier Triestina と 代理店様 に心より感謝致します。

 

以上となりますが、

最後まで長文、乱文にお付き合い頂き誠に有難うございました。

 

 

Wilier Triestina に 少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

 

 

 

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