PX迷っている方、詳細をご説明します。
by: 山本義明

CERVELO PX series

Cervelo PXシリーズ トライアスロンバイク、ブラック/ネイビー ライトティール

当店がおススメするトライアスロンマシン

性能が良いよ!速いよ!

と、ブログでは書いてきましたが

もっと詳細が知りたい方へ

徹底解剖です。

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こちらが先代のP5X

P3X、PXは後継機という事もありP5Xよりも

性能は向上している部分もあります。

しかしさすがのP5X、完成度は高くP3X、PXよりも空力は上です

さらに積載容量も後継機よりも大容量。

 

P3X、PXはP5Xより300g軽く、

ヘッド8% フレーム全体で15%

の剛性UPに成功しています。

 

必ずしもP5Xよりも後継機の方が性能が良いとは言えません。

様々なライダーは同じ条件下でない状況では

P5Xを好むライダーも必ずいます。

 

P5X P3X PX

全てのPXシリーズはそれぞれ最高のマシンです。

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↑P3X ↓PX

P3X と PXの違いは?

ハンドルのみです。

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P3Xと違いPXはハンドルが分割式です。

革新的な設計ですが、実は初期のP5Xの時も分割式でした。

なぜP3Xでは一体型になってしまったのだろうか、

トライアスロンにおいてバイクポーターに詰める際などに

とても嬉しい設計の分割式。

 

現に分割に至るまでの作業は簡単ではない。

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まずはライザーキットを外す。

 

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外れました。

専用のハンドルカバーを装着し、ハンドル周りのパッキング完了。

というものです。

 

あまりメカが得意という方にとっては少し怖いですね。

マーキングしないとセッティングも狂います。

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組立時は適切トルクで締めないと一巻の終わり。

 

そもそもこれはP5X専用ケースの為に設計されたもの。

P3Xに専用ケースはありません。

その為、分割式は無くなったのでしょうね。

 

しかし分割式では無くなった時、

(P5Xの分割式は良かった。便利だった)

と言う声は何度も耳にしました。

そこでP5Xを改めた新設計のP3X

そして大好評だったP5Xのハンドル周りを採用したのが

PXだ。

 

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ちなみにハンドル周りはENVE共同開発。

Enve SES Aero TT Bars

ENVE SES EARO TT BARと形が全く同じですね。

 

 

PXseriesはどういった位置づけなのか、

またどういう時が最適なのか。

合理的な使用方法。

みなさま知っての通りトライアスロンバイクです。

公式レースでは

トライアスロン以外の使用は不可です。

UCIルールに沿ってない設計です。

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↑こちらはCERVELO P5 DISC

いわゆるTTバイクです。

TTバイクはUCIタイムトライアルレースの規則を通ったフレーム。

 

ちなみにTTバイクでトライアスロンにも出場可能です。

 

PXは完全にトライアスロンのみ。

しかしコースによってはTTバイク、又はロードバイクの方が有利

なんてレースも存在します。

 

軽量性<巡行性を優先したトライアスロンバイクは立ち上がりや登りが苦手。

なのでショート、スプリントや登り、カーブが多いレースなのではTT、ロードの方が良いでしょうね。

 

TTバイクならある程度登れますし、巡航性能ももちろん良いです。

様々なレースにでたりするのであればTTバイクの方が良いかもしれないですね。

 

だったらPXはどういう方におすすめなのか、

ミドル、ロングの様に後のランが長く、更に上位を目指す人。

トライアスリートはラストのランラップが速い人が上位に立つ傾向があります。

 

バイクラップも大事ですが、バイクラップは如何にランに脚が残せるかが勝負。

そして満足に補給できるのもバイクラップ。

 抜かれない様に頑張るのはもちろんですが頑張りすぎないライドを

バイク自体も手助け。

 

なのでスピード云々と言うよりかは快適性。

こちらを重視してます。

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ちなみにPXシリーズより、P5 DISCの方が空力が良いって知ってました?

スピードが全てでは無い事を証明していますね。

 

 

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最新のトライアスロンバイク

収納がおおいです。

ロングでも充分な積載ができます。

さらにお気づきだと思いますが、全てブレームの中に収納。

余計なバッグも要らず、空力の邪魔もしません。

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 フォークストッパー。ハンドルの切れ角を制御します。

落車時は要注意。

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コンチネンタルのGP5000 25Cでこのクリアランス。

まだまだ太めのタイヤが履けそうです。

最近トレンドの太いタイヤと空力についても話したいですが長くなるのでまたの機会に。

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チェーンステイ。

さすがシートチューブ、ステイが無い代わりに太いです

これで支えてるのは怖いですが、乗り味は素晴らしいです。

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上部から見ると左右非対称。

CERVELO渾身の努力が伝わってきます。

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ちなみに試乗車はSRAM RED AXS 12S

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SRAM S900レバー小型ですがかなり使いやすいです。

私も愛用しております。

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ホイールはZIPP 454 DISC

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エクステンションはLベンド。

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さあここまで語ってきましたPX

実は10年以上前からCERVELOはPXのようなバイクを造っていました

それの復刻版みたいな感じですね。

ファンにとっては嬉しいです。

 

今回はPXseriesについて語りました。

私なりの意見もありますが、あくまで一個人の意見なので参考までに。