クリンチャータイヤをお使いの方必見！ インナーチューブにTPUという選択肢
by: 坂口竜司

こんにちはー！

お茶の水店、坂口です

 

クリンチャータイヤをお使いの方、

インナーチューブは何の素材を使用していますか？

 

安価で耐久性十分なブチル、

高価だが軽量でしなやかなラテックス。

この二つがオーソドックスな素材ですね。

 

今回は第3の素材、TPU素材のチューブをご紹介します！

 

 

・写真左

 

REVOLOOP

 

RACE チューブ

バルブ長60mm、(700c x 18-28c)

 

￥3,080(税込)

 

・写真右

 

FOSS

 

クリンチャーチューブROAD

(700c x 23-25c)

 

￥1,540(税込)

 

まず、TPUとは熱可塑性ポリウレタンのことで

プラスチックの一種です。

 

そうなんです。

ラテックスやブチルがゴムだったのに対し、

TPUはなんとプラスチックでできているのです！

 

質感としては薄いビニールに近いかんじ。

 

  

素材の耐久性・強度を最大限に生かし、

極限まで軽量化されたREVOLOOPは

実測重量なんと36g！（メーカー公表値39g）。

 

一般的なブチルチューブがおおよそ100ｇくらい。

軽量ブチルで大体60gくらい。

ラテックスがメーカーにもよりますが60～80gと考えると

ダントツの軽さですね。

 

 

対して同じTPUでも耐久性に重きをおいたのがFOSS。

 

 

画像のように釘を何本差しても

裂けて空気が漏れない耐久性があるうえに、 

ライターで焙って、穴を修復することが可能！

 

 

 

とはいえ専用パッチがありますので、

あくまでパッチがない時の最終手段としたいところ。

 

重量はメーカー公表値で92g。

通常のブチルチューブとほぼ変わらない重さです。

 

様々なメリットがあるTPUですが、

もちろんデメリットや注意点もあります。

 

まず気を付けなくてはならないのが、

タイヤ装着前のチューブに空気を入れすぎない事。

REVOLOOPの場合、

0.5気圧以上入れるなとメーカーが注意喚起しています。

FOSSも同様に注意が必要かと。

 

タイヤ組みつけ時には要注意です。

 

そして、乗り心地はやや硬めです。

素材の性質上伸びにくく、しなやかさがあまりないので、

そこはラテックスなどには敵わない要素ですね。

 

全てが完璧なチューブは存在しませんので、

用途や目的に合わせて選んでいただければと思います。

 

以上、TPUチューブのご紹介でしたー！

 

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