2020/06/06 13:07
数字が小さい分、なんとなく795や785より下に見られてしまう765。
ですが、実はそれぞれのモデルで個性がかなり違っているので、縦(性能)の
比較ではなく横(使い方)での比較が正しい見方。
軽さを活かして山岳を駆け上がる!とか、エアロを活かして平坦を高速巡行!
といった乗り方は実はそれほどしないないかも・・・
という方には、この765が一番しっくりくるかもしれません、
〇LOOK 2019 765 OPTIMUM
¥290,000-+TAX → ¥ASK!!
これ1台のみとは言え、憧れのLOOKがこんな値段で手に入るとは・・・
チューブ形状はスクエア基調、結構カッチリしたレースバイクかと思いきや
実際はエンデュランス系というのも面白い。
ちょっとだけ曲げられたリアエンドや、振動吸収性を高めるために採用した
天然繊維MIXカーボンフォーク&チェーンステーなど、エントリーグレード
ながらもなかなかのこだわりが見られます。
ルックと言えばカーボン素材。
高弾性(硬くてパリパリした)カーボンの使用を抑え、耐久性が高いカーボン
をメインとすることで穏やかな乗り味になるようチューニングされています。
一発の加速の楽しさよりも、長距離での疲れにくさを重視したフレームですが
走りがつまらない!なんてことにならないのもルックならではの味付けの妙。
コンポーネントは105。
足回りはカスタムの余地が大きいので、フレームの持つ快適性をさらに推し
進めるためのチューブレス化なんてもの面白そう。
フレンチつながりだと、マヴィックのキシエリあたりがオススメかも。
(定価からの差額で買えてしまいそう・・・)
フレームサイズはXS。
おおよその適正身長は165cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
適度な剛性感からくる「乗りやすさ」という、ルックの持つもう一つの顔を
存分に味わえる「765 オプティマム」。
初めてのルックとしてだけでなく、初めてのロードバイクとしてもオススメ
な1台です。