【STAFFBLOG】乗ってみました!カレラの名車「PHIBRA NEXT」!
by: 小西真人

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自転車ブランドの顔となるモデルは何か?と考えた時、DOGMAしかりOLTRE

しかり、大抵はフラッグシップモデルとなるのですが・・・

 

 

カレラに関しては、間違いなくミドルグレードのコレ。

 

 

超個性的なフレーム形状を引っ提げて衝撃のデビューを飾った初代から数えて

4世代目、カレラ人気を支える「PHIBRA」の最新モデルの走りやいかに。

 

 

 

 

 

 

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〇CARRERA PHIBRA NEXT(フレームセット) ¥280,000-+TAX

 

 

 

〇まずは見た目。

 

大きく曲げられた印象的なトップチューブ形状は継続、しかしその他の部分は

実は結構スマートというかオーソドックス。

 

従来の「フィブラらしさ」をキープしつつも、流行りのエアロロード的な要素

も取り込んで来たように思えます。

 

 

〇乗ってみての第一印象。

 

フレーム重量990g+カーボンホイールの組み合わせ。車体の軽さもあって出足

はかなり軽快。

 

グランフォンドバイクという触れ込みですが、変なドッシリ感やハンドリング

クセみたいなものもなく、すごくナチュラルなロードバイクという印象です。

 

こんな見た目なのに・・・

 

 

 

 

 

 

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〇乗り心地。

 

ちょっと硬そうなカーボンホイール(メトロン40)を履いている割に乗り心地

良好、見た目のイメージを裏切りません。

 

路面からの振動はそこそこ感じますが、跳ねて暴れてしまうようなこともなく

衝撃のピークを丸めくれるような乗り味に仕上がっています。

 

これならロングライドでも十分に使えそう。

 

 

〇加速性能。

 

バイクなりに走っても25km/hオーバーまではあっという間。車体の軽さが軽快

加速感にかなり効いている感じです。

 

 

でも本当に面白いのはここから。

 

正直バイク任せの走りだと、30km/h手前くらいで加速の頭打ち感が出てきます。

そこで意識的にペダリングを「踏む」に切り替えると、さらにもうひと伸び!

 

35㎞/hあたりまでスピードがスイッと上がると同時に、踏みごたえ顔を出して

くるのですが、ペダリングのトルクがスピードに変換される感覚、ロードバイク

を走らせている!という感覚がここから一気に強まります。

 

 

 

 

 

 

 

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〇巡行性能。

 

ここは加速感とも連動。25㎞/hペースの巡行なら簡単、30km/hオーバーでの

巡行になるとそれなりに脚を使わされます。

 

空力的なアドバンテージがそれほど感じられないのと、BB周りの硬さの影響が

大きいのかもしれません。

 

 

〇総括。

 

 

やはりイタリアンブランド、一筋縄ではいきませんでした。

 

低速域で乗りやすいのは間違いないのですが、そこで終わらせないのがカレラ。

 

 

サイクリングで気持ち良く感じるスピードレンジでは、大人しくふるまいつつ

本気で速く走ろうとすると、脚と引き換えに真の姿が顔を出してきます。

 

本場イタリアのグランフォンドも、先頭グループは実質レースのようなスピード

域で走っているので、この味付けはある意味正しい。

 

 

キャッチーな見た目や、乗りやすさや快適さが特徴であったとしても、カレラの

本質はやっぱり「レース」にある、と思わされるモデルでした。