2021/05/07 15:15
チームキットのピンク色がジロのリーダージャージと被るということで、毎年
専用カラーを投入してくる「EFプロサイクリング」。
良くも悪くもインパクト抜群だった去年のイエローから一転、今年は黒ベース
に国旗柄というメッセージ性が強いグラフィックを持ってきました。
ジャージの胸元、スポンサーのNIPPOロゴの上には日の丸。
別府選手・中根選手両名は残念ながらジロ不参加のようですが、日本人として
ちょっと応援したくなります。
〇CANNONDALE 2021 S6 EVO HM DISC ULT ¥616,000-(税込)
コレがチームの基本グラフィックで問題のピンク柄。
ジロの期間中はバイクもジャージに合わせてネイビー/国旗柄へと変わります。
コンサバの極みだった先代モデルから一新、全面的にカムテールを取り入れて
空力性能を大幅に高めた現行「SUPER6」。
このモデルはカーボン素材も「HM=ハイモッド」なので、フレームに関して
言えばまさにプロ機材そのもの。
ギザギザが印象的なグラフィックもチームカラーを踏襲、別府選手や中根選手
と同じバイクに乗れてしまいます!
フレーム形状だけでなく、ハンドル周りやシートポスト等もエアロを重視した
ものへと進化。
ステムやスペーサーがかなりマッシブですが、これはフラッシュサーフェス化
して空気の流れをスムース整えて乱流や渦の発生を抑えるため。
従来のような「細くて薄い形状」だけがエアロじゃない、という空力に対する
考え方の進化がうかがえて非常に興味深い。
搭載コンポは機械式のアルテグラに油圧ディスクブレーキ。
さらに足周りはキャノンデールオリジナルのホログラムカーボンホイール。
プロスペックフレームにこのアッセンブル、コストパフォーマンスという視点
でもかなり優秀なモデルです。
フレームサイズは51。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
今年のジロ・デ・イタリア。
ウランとイギータがお休みなので、EFのエースは「ヒュー・カーシー」。
昨年の山岳賞男「ルーベン・ゲレイロ」も、もちろん参戦。
アシスト勢にはベッティオール、カイセド、サイモン・カー、クークレール、
バンデンブルック、ヴァンガーデレンでトータル8名。
プロトン内ではちょっと目立たなそうな黒ベースの限定チームジャージ。
ピンクのヘルメットは変わらないので、EFの選手を探すならそれが目印です。