2021/09/09 19:46
ダウンチューブのロゴに切り替わるか切り替わらないかくらいの頃から、キャノンデールのバイクの「色」がどんどん面白くなってきています!
〇CANNONDALE CAAD13 DISC TIA ¥220,000-(税込)
グラデーションが美しいこのカラーの名前は「パープルヘイズ」!
涎をダラダラ垂らしながら拳の部分から殺人ウィルスを巻き散らしそうな色ですが、実際の乗り味はかなりジェントル。
歴代CAADのようなピーキーさや露骨なアルミっぽさは控えめ。カーボンのようにも思える乗り心地の良さの中に、金属フレームならではのしなりやバネ感や速さを感じさせるという実に不思議な仕上がり。
流石は「アルミロードの頂点」と自称するだけのことはあります。
より正確に言うのであれば「SYSTEM-6」譲りとなりますが、カーボンの上位モデルからフォードバックされたカムテール形状が与えられたことでCAAD12の弱点だったエアロ性能を大幅に改善してきました。
コンパクト化されたリアバックと長く取られたシートチューブ+ピラーの効果で乗り心地も大幅にアップ。
一発の切れ味の鋭さよりもライドトータルでの速さを狙った変更に当初はちょっと戸惑いましたが・・・これ以上ないくらいの正常進化です。
搭載コンポはシマノのTIAGRA(2×10速)+油圧ディスクブレーキ。
一番目立つクランク部分がキャノンデールオリジナルの軽量モデル「Si」になっているので、ぱっと見ではグレードが良く分からないのも〇。
リア10速とは言え変速性能は十分なレベルなので、後々狙うべきは足回りのカスタム。フレームのエアロ性能を活かせるような軽くて空力に優れたホイールなら、バイクの速さがもう1・2段上がります。
フレームサイズは56。
おおよその適正身長は180cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
聞いた話によれば、700Cホイールを元にフレームを設計する場合、一番バランスが取りやすいのがこのくらいのサイズなんだとか。
速さや軽快さに象徴される「ロードバイクとはこういうモノ」が思う存分味わえるアルミの名車CAAD13。
貴重な大きめサイズです。探していた方、チェックはお早めに!