渋谷本館バイオレーサープレミアム アフターフィッティング#002
by: 佐藤 大輔

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どうもこんにちは、渋谷本館のバイオレーサー1級フィッターの佐藤です。

バイオレーサープレミアムのアフターフィッティングを

ご依頼いただき、実施しました。

 

 

前回プレミアム実施した際に大幅にポジション変更があったため、

2段階に分けてセッティングをしましょう。

ということで今回のアフターフィッティングと相成りました。

 

 

 

なぜならば、一連の動作の中で変更が一度にたくさんあると、

脳が混乱してしまいます。

そうなってしまうと、動きの精密化(スムーズ化)が

鈍くなってしまい、成長が阻害されることが多々あります。

そのため、わざと段階的に調整していくことも

遠回りなように見えて、実は近道だったりもします。

(様々な競技のトッププロでも動きを区切って段階的にトレーニング

したりすることがあるのもそういった理由ですね。)

 

 

 

まずは、セッティング変更前のペダリングを確認。

前回のプレミアム実施時と比較してみます。

before setting pedallingskill

前回と比較してみると、ペダリングの1回転中での効率を示す

スピンスキャンナンバー(波形のすぐ下の紫色の数字)が上昇しています。

さらに、左右のバランス(紫色の下の白い数字)もよくなって、

ほぼ均等になっています。

 

自転車は左右均等な動きをするスポーツのため、ペダリングも

左右均等にできるのがベストです。

 

これまで意識できていなかったペダリングを意識して乗ることで

目に見えるだけのペダリングスキルの向上がこの写真のように

視覚化して得られるんです。

このペダリングスキルのリアルタイム視覚化も

バイオレーサープレミアムの大きな効果(メリット)のうちの一つですね。

 

 

 

そして2段階目のセッティングです。

今回セッティング変更をしたのがクランク長とサドル後退幅で、

この2点はパーツを変更する必要があります。

パーツを交換した後に、付随する部分の微調整を

確認しつつ行っていきます。 

 

 

riding-form front

最終的なポジションがこちらです。

 

 

 

セッティングが完了したら、ペダリングの最終確認です。

 

 

 

after setting pedallingskill flat

クランク長がなんと5mmも伸びて、サドル後退幅も

かなり大きくなったため、よりペダリングスキルが

求められるようになりました。

 

 

その影響でスピンスキャンナンバーがポジション変更前よりも

若干落ちてはいますが、波形は理想的なM字型ですね。

これも、バイオレーサープレミアムを実施してから3か月間、

しっかりとペダリングを意識してライディングをしていた

成果だと思います。

 

 

今後も、これまで同様にペダリングスキルを意識して乗ることで、

スピンスキャンナンバーはもと通りに向上するかと思います。

 

ぜひペダリングを意識してライディングを続けていきましょう。

 

 

 

ペダリングスキルの確認のためにも、

今後も定期的にアフターフィッティングをご活用いただければと思います。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

人の身体は本人でも気づきにくいですが、どんどんと変化していき

一定ではありません。一度ポジションフィッティングを

施行したからといってお終いではありません。

定期的に微調整をしていくことでより快適なライディングを

楽しむことができます。

 

 

バイオレーサープレミアムでは施行させていただいたお客様のために、

アフターフィッティング(¥3,000-〜)のサービスをご用意いたしています。

 

せっかくのスペシャルなフィティングです。

やりっぱなしはもったいないので、ぜひご活用ください。

 

 

 

いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、

フォームがきちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。

 

ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて

3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。

 

 

気になることがあればどうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。

 

2016/06/14 Text by D.Satoh