渋谷本館バイオレーサー5000実施録#017
by: 佐藤 大輔

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どうもこんにちは、渋谷本館のバイオレーサー1級フィッターの佐藤です。

 

昨日に引き続いて、サクサクブログアップをしていきます。

実はこのブログ、バイオレーサー5000の実施例を

皆様に認知していただくためのものだけではなく、

佐藤の備忘録も兼ねているのです。σ^_^;

 

なので、佐藤の記憶に残っているうちにブログアップしないと、

大変なことに、、、、。

もちろん、紙媒体に記入してもいますが、会話した細かい内容までは

記録できないので・・・・。

 

 

ということで、改めて実施記録を溜め込まずに

適時ブログアップしなければ!!と思い、続けてアップしていきます。

 

 

 

 

 

さて、今回のお客様は毎日のように通勤で往復10km、

休日には50〜100kmをライド、

トータルで月300km程度乗られているそうです。

イベントにエントリーしたので、きちんとした効率のいいポジションを

知りたいということでご予約いただきました。

 

 

 

 

まずはインタビューで様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴を

お伺いしていきます。

 

ロードバイク暦は15年と暦は長いですが、きちんとした

ポジションフィッティングは初めてだそうです。

これまでにスイム9年、陸上長距離3年、卓球9年、バドミントン9年と、

様々なスポーツを長く続けていらっしゃいます。

 

 

特に大きな障害暦もなく、痛みや違和感もないとのことでした。

 

 

実は今回お持ちいただいた車体は弊社の他支店にて

現品限りで出ていたものをサイズが合わない可能性があるのを

承知で、一目惚れでご購入されたとのこと。

サイズがあっているかどうかも、重要な確認事項ですね。

 

 

現状では25〜32km/hの巡航速度とのことで、より効率のいいポジションで

快適に速く乗れるようになりたいとのことから、今回はオールラウンドに

乗っていただきやすいスポーツポジションでの実施となりました。

 

 

 

 

 

実施後のポジションは・・・・

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・サドル高  ↓

・サドル後退幅  ↑

・サドル-ハンドル直線距離  ↑

・サドル-ハンドル落差  ↓

 

となり、これまでのポジションはサドル高が高すぎ、

サドル-ハンドル落差がつきすぎと、窮屈でキツイ

ポジションで乗っていたことが伺えます。

 

 

懸案となっていたフレームサイズですが、トップチューブ長が

短く、乗って乗れないことはないが、できればワンサイズ上の

フレームの方がよりフィットすることが判明。

 

なかなか乗り換えることはないかもしれませんが、次回の

フレーム購入時にはサイズを合わせることをオススメしました。

 

 

実車のポジションセッティングもできる範囲で希望とのことだったので、

サドル高をセットし、実車でのサドル後退幅も

膝にレーザーを当ててキッチリとセッティング。

 

本来はステムも交換して伸ばした方がいいのですが、

今回はひとまず保留。

パーツ交換なしでできるところまでで身体を慣らしてから

おいおい交換しますとのこと。

 

 

 

実車をローラー台に乗せて実際のポジションを体感していただくと、

「以前よりもペダリングしやすくなった。」とのお言葉をいただきました。

 

 

 

 

骨盤の前傾や体幹・肩甲骨の使い方といった身体の使い方を

レクチャーし、今回は終了。

リアルタイムのペダリングスキルや身体の左右差・膝軌道のブレも

含めてより突っ込んだセッティングをご希望の場合は

バイオレーサープレミアムもあることをご案内。

 

 

 

イベントは無事楽しく走れたでしょうか。

同じ力で楽に効率よく走れるようになっているといいですね。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのがバイオレーサー5000です。

いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが

きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。

 

ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて

3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。

 

 

気になることがあれば、どうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。

 

2016/09/19 Text by D.Satoh