渋谷本館バイオレーサー5000実施録#021
by: 佐藤 大輔

 

 

どうもこんにちは、渋谷本館バイオレーサー1級フィッターの佐藤です。

 

 

一昨日、9/24(土)にブログにあげさせていただきました、2名同時

バイオレーサー5000のもう1名の実施録です。

 

 

 

こちらのお客様も、先にブログアップさせていただいたお客様同様に

「サイズが合っていないのではないか」という疑問をお持ちでした。

 

 

まずはインタビューで様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴を

お伺いしていきます。

 

ロード歴は1年ほど、バスケットボール3年、ジムトレーニング1年

といったスポーツ歴をお持ちで、月間走行距離はおおよそ200km前後、

1回の走行距離は100km前後で、走行して帰ってきたら背筋に

痛みを感じることと、80km程度から右膝裏に痛みが出ることが

あるとのこと。

 

ケイデンスを上げるのがとても苦手で、ケイデンス70rpm前後で

普段漕いでいるそうです。

 

 

今回はオールラウンドにお使いいただけるスポーツポジションで

実施してみるということになりました。

 

 

実施後のポジションは・・・・

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・サドル高  ↑

・サドル後退幅  ↑

・サドル-ハンドル直線距離  ↓

・サドル-ハンドル落差  ↑

 

と「サドル-ハンドル直線距離」を除いて全体的に数値がアップしています。

 

全体的に窮屈なポジションで乗っていて、それを補うためにハンドルだけ

遠くにしたというようなポジションであったことがわかります。

 

 

実車のポジションセッティングもできる範囲で希望とのことだったので、

サドル高をセットし、実車でのサドル後退幅も

膝にレーザーを当ててキッチリとセッティング。

 

 

セッティング後に実車をローラー台にセットして

変更後のポジションを体感していただくと、

「すごくペダリングを回しやすくなった!!」と喜んでいただけました。

横でご覧いただいていた同時施工のご友人も、

「明らかにケイデンスが上がっている!!」と驚くほどの変化でした。

 

なぜ、ケイデンスが90rpmがいいと言われるのかをご説明。

一足飛びにケイデンスを上げるのはとても大変なので、

徐々に上げていき、最終的に90rpm前後まで上げていくことを

お勧めしました。

 

 

 

骨盤の前傾や体幹・肩甲骨の使い方といった身体の使い方を

レクチャーし、ペダリングについても簡単にご説明。

普段のライディングではそこまで身体の使い方を意識していなかった

とのことで、おふた方共に「バイオレーサーを受けてよかった」と

ご満足いただけました。

 

背筋痛の原因はおそらく背筋の筋力不足であり、筋力がついてきたら

徐々に痛みは和らぐ可能性が高いことを説明。

 

 

リアルタイムのペダリングスキルや身体の左右差・膝軌道の

ブレも含めてより突っ込んだセッティングをご希望の場合は

バイオレーサープレミアムもあることをご案内。

 

 

一番の疑問点であるフレームサイズについては、1サイズ大きいことは大きいが

乗り方から見て大きすぎるということはなく、ステムやシートポストの

調整で補える範囲内のものであり、直進安定性やコントロール性の好みで

サイズが変わることをご説明。

今回のポジションもステム長を短くすることでセッティングが可能でした。

 

 

ペダリングしやすいポジションを出すことができてよかったです。

ケイデンスをぜひ徐々に上げていって見てください。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのが

バイオレーサー5000です。

いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが

きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。

 

ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて

3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。

 

 

気になることがあれば、どうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。

 

2016/09/26 Text by D.Satoh