LOOKの上位機種のヘッドパーツ

オーバーホールする場合の重要事項が

↑　このアルミ製の小さな部品であるのは

【過去のLOOKヘッド記事】←　以前の記事にも

問題はこのタイトな部品が腐食していると

とても大変に抜きにくいことですね

 

 

↑このAL部品はステンレスの

シャフトに接してますから

汗が入り込めば容易に電解腐食します。

 

追記【ステンレスは１８％クローム８％ニッケルの

Fe合金ですから列にはありませんが

銅(Cu)と同じくらいの電位だそうです】

 

 

 

↑　今回のLOOK695も　ステムを抜いたら

ご覧の様に　謎の物体が

【草津の湯の花みたいな】

盛りだくさんで　チョット不安です

 

 

幸いにも　この黒いリングは外せました

このリングすら回らないほど放置すると

もうかなりの重症です　今回は良かった

 

 

　　↑　やっぱり　どうにも取れない状態です

 

 

↑　外れないからと叩いちゃ駄目ですよ

ベアリングやそれを受ける

ヘッドにダメージがきます

・・・・・・でも　どうすりゃいいのか？

色々考えて志木店オリジナル開発しました

 

 

↑　ちょうど店にあった

ホーザンのC-440に着目！

 

 

↑　７９５用の金属製の黒いパーツを嵌めて

 

↑C-440を装着！

 

 

↑　ジワリ　ジワリと圧力をかけて

ダメージを与えないように抜いていきます

 追記　７９５に使うには

C-440の一部を切削加工しなくてはなりません

 

 

↑難なく持ち上がってきました

この先はちょうどいい外径のソケットかまして

完全に抜きます。あくまでジンワリ圧力かけます

 

 

↑　やっぱり　AL部品は腐食してましたね

ここのクリアランスはもともとゼロに近いので

腐食したら　硬くなり

抜けなくなります

 

↑　ベアリングも凄い感じでしょ

 

 

　　↑腐食を平らに削って

クリアを吹いてみましたが

やっぱし　新品に換えないと心配かな

明日　乾いたら嵌めてみます

 

そんな訳でもうすぐ

相棒は復活します～♪

BY野澤