【ツアー・ダウンアンダー 2018】第1ステージ!グライペル、復活の一撃!!
by: 新宿ビギナー館

【ツアー・ダウンアンダー】

 

第2ステージ

 

ポートアデレードをスタートして、ポート川沿いの高速道路を北上、そしてリンドックにゴールする145kmのステージです。

序盤に2級山岳があるものの、ステージ優勝には関係ないほぼ平坦ステージです。

 


 

 

【リザルト】

  Rider name (Team)  Result 
1 アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)   3:50:21
カレブ・ユアン(ミッチェルトン・スコット)   
ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)   
エリア・ヴィヴィアーニ(クイックステップ・フロアーズ)   
シモーネ・コンソンニ(UAEチーム・エミレーツ)   
フィル・バウハウス(チームサンウェブ)   
ネイサン・ハース(カチューシャ・アルぺシン)   
マッテオ・モンタグーティ(AG2Rラモンディアル)   
ラムナス・ナヴァルダスカス (バーレーン・メリダ)  
10  リカルド・ミナーリ(アスタナ)   

 


 

 

【ハイライト】

①ディメンションデータのニコラス・ドラミニが山岳賞獲得!

最初の2級山岳を一位で通過し、山岳賞を獲得。

この選手を知らない人は多いはず。それもそのはず、昨年ディメンションデータの育成チームからトレーニーとしてチームに合流し、今年プロ入りしたばかりだからである。年もまだ22歳と若く、昨年のU23版ジロ・デ・イタリアで山岳賞獲得している。しかも、2位のパヴェル・シバコフにダブルスコアの差をつけている。新たな逃げ職人の出現を匂わせる注目の選手です。

 

②中間スプリント1秒の戦い!

 ダウンアンダーでは中間スプリントポイント通過3位までの選手にボーナスタイムが与えられる。

今回は逃げの選手が2人だったので残った人枠を争って、メイン集団でスプリントが行われた。

総合勢の動きが目立った。メイン集団のトップをとったのはどちらもカチューシャ。

1つ目はクラシックから調子のいいホナタン・レストレポ、そして、2つ目はネイサン・ハース。他にもUAEのルイ・コスタやボーラのジェイ・マッカーシーも参加していたので、ここら辺の選手たちも総合を狙ってきそう。ルイ・コスタはレストレポに負けて思いっきりハンドルを叩いていたのでかなりの本気度が伝わってきます(笑)

 

③グライペル復活!

久しぶりにここまで強いグライペルを見た。チームメイト、アダム・ハンセンのインタビュー記事が上がっていたので少し紹介します。

 

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※チームHPより

 

グライペル35歳。昨年の不調を考えるとここで勝てなくなるということは引退またはアシストへの転向することを意味する。過去に大きな成果を残した選手は第一線で戦えるうちに引退する選手が多い。もし、グライペルが今年勝てなければそれは引退を意味するだろう。

今回取り上げたいのはスプリンターの周りを取り巻くアシスト選手達についてである。

 

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 ※チームHPより

 

スプリンターにとってゴール前で自分をアシストするリードアウト役の選手の働きは非常に重要である。第一線のスプリンターには息の合う仲間でアシストを固める選手も多い。もちろん実力もある選手たちである。グライペルもそのうちの1人で、アシストとして名があがるのが、アダムは・ハンセン(36)、ラース・バク(38)、マルセル・シーベルグ(35)。バク以外は2000年代半ばからの付き合いである(バクも2010年から)。ロードレース用語でこういった選手達はファミリーと言われる。文字通り家族であり、もしエースのグライペルが移籍することになればそれについて移籍する、それがファミリーです。同じようにもし、グライペルが引退するとなればこれらの選手も共に引退することになるでしょう。

リアルな話をするとグライペルファミリー全員が2018年までの契約となっており今年が最後のチャンスということになるでしょう。

 

そんな中、自分はハンセンのこのコメントに感動した。

 

「アンドレはまだ4年いや5年、6年は走りたがってるよ。僕もあと4年はそうしたいね。マルセルとラースも付いてくると思うよ。僕はアンドレが引退するなんて全く考えられないよ。」

 

彼らはグライペルと心中する覚悟はできているのだろう。もちろん、グライペルもそのことはわかっている。自分の成績で全てが決まるのであれば勝つしかない。今年のグライペルは本気なのだ。

 

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 ※チームHPより

 


 

 

第2ステージもレポートします。ぜひお楽しみに。