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バラ完と完成車、比べてみるとどうなの?
by: 高野恵介

 

気付けば11月

 

サイクルモードとか、チャレンジサイクリング奄美とかで

 

あっという間に過ぎてしまいそうなものです

 

 

新宿カスタム店、高野です

 

 

 

さてさて

 

突然ですが、これから初めてロードバイクを購入するって時に

 

まず思い浮かべる事

 

思い浮かべていた事って、何でしょう

 

 

 

遥かな地平線に駆けていく自分の姿でしょうか

 

それとも

爽やかな風を受けながらひたすら山頂を目指している姿でしょうか

 

 

はたまた

街の中で、ひと際注目を集めるような、イカしたデザインのフレームについてでしょうか

 

 

・・・

 

 

そうして、目的、目標が決まると、次に予算について考えるものです

 

 

まず大体の方は、金額があぁでこうで、どうしようかなぁって考えで止まってしまいがちですよね

 

 

性能とか、パーツがどうとかウエアにメットにあれもこれも!

 

って

やってるのも勿論楽しいのですけどね

 

 

 

そこでまずは

 

ロードバイクの購入には、基本的に二通りのものがある事をお伝えしておきましょう

 

一つは、「完成車」と、言われる

いわゆる自転車として走れる状態になっているものを購入する方法です

 

あらかじめ組んでありますから、残りはライトやメットを買うだけですぐに楽しめますし

 

メーカーによっては、価格設定が大幅に安くなっていたりするのも魅力の一つですね

 

自転車に乗るにあたっての基本を覚えたり

 

「とりあえず乗ってみればなんとかなるだろう!」って、事で購入して

 

やっぱり何とかなっていくパターンの方も多いのではないでしょうか

 

 

「とりあえず買ってから考えよう」

 

たしかに、間違いではないのかもしれません

 

 

しかし

「完成車」の購入には弱点があります

 

 

それは、パーツとの相性、フィッティングについてです

 

 

フレームサイズは決まっていますから、勿論、計測の結果に沿った形で決定していきます

 

しかし、ハンドルの幅、ステム長、サドル形状についてはどうでしょうか

 

メーカーから送られてきた状態では、フレームサイズによってある程度決まったサイズのパーツが組み合わさってきています

 

そこから、体系に合わせたベストなセッティングにするためには、追加の投資が必要になる場合が多いのです

 

 

 

さて、そんな自転車に乗るうえでかなりの重要度を占めるサイズ、フィッティング

 

そこにこだわりつつ、コンパクトにまとめ

 

ある程度、デザインも合わせた格好に仕上げられるのが

 

 

もう一つの購入方法、「パーツとフレームでバラで用意して完成させる」方法

 

いわゆる「バラ完」です

 

セミオーダーのようなものですね

 

 

なるべく一発で、コンパクトにまとめて

 

維持費だけかければ3年は戦えるぞ!みたいな状態にすれば

 

部屋に使わないホイールが転がってたり

 

捨てるに捨てられないパーツがあちこちにしまわれたり、と、いうことは、なくなってくるのです

 

さらに自転車にはフィット感がとても重要

 

少しのサイズの違いで、痛みや疲労度が大きく変わってくるものです

 

早いうちから適切なフィットとサイズ感を獲得し、より楽に乗れるようにすることで

 

上達も早まるという点も大きいと思います

 

 

 

 

さてさて

 

やっと「完成車」「バラ完」と、いう購入方法が出てきましたが

 

まずはこちらをご覧ください

 

gagag

 

KHODAABLOOMのFARNA SLというアルミフレームです

 

全体重量で1200gほどしかない超軽量フレームです

 

こちらは¥130,000が定価ですが

只今は特価の¥104,000となっているものが新宿カスタム店にあるのです

 

ちなみにこの車体の完成車はシマノ・アルテグラで組まれたもので

¥230,000+税という金額で販売されています

 

 

では、ここから

実際にこのフレームで悩んでいる方がいらっしゃったとして

 

完成車から、どの程度の変更が必要で、どの程度の金額差があるのかを見ていきたいと思います

 

 

今回は自転車を探している方の参考の為、数多あるデータから

身長172cmのAさんに登場してもらうことにしましょう

 

この方をバイオレーサーで計測、診断したところ

 

肩幅40cm,

腕の長さが両腕とも66cm

股下は80cmで、胴長は60cmです

 

平均よりもやや腕が長めで

他は平均的な体格のようです

 

「いきなりカーボンは扱いにくいし、予算もかかるので、アルミで扱いやすいのがいいな」

なんて、お考えだったご様子として

 

そこで、まずはワイズロードの基準に沿ってフレームサイズを確認です

 

こんなジオメトリになっています

http://khodaa-bloom.com/bikes/farna/farna_sl_ultegra/

 

 

すると

フレームサイズはゆったり乗るなら500サイズ

 

レーシーに乗るなら465サイズでいけそうですが、ステム長がかなりシビアになりそうです

 

 

そこで、今回は腕の長さを考慮して500サイズで決定として

 

次に

完成車についてくるパーツのサイズを見てみましょう

 

ハンドル幅が420mm、ステム長は110mmのもので、画像から見ると恐らく84°のものが付いている様子です

 

 

しかし、Aさんの腕の長さから最適なサイズを出すのであれば、これでは少し短いのです

 

ハンドル幅も400mmか380mmに狭めたいところです

 

そこで、ステムは120mmの73°、ハンドルも400mm幅に換えましょう

 

さらに

ステムとハンドルを換えるとなると、組み合わさっているパーツが色々と変更になってしまう点にも注意です

 

バーテープの巻き替えと、ワイヤーの長さの変更が発生する可能性があります

場合によっては全てのインナーとアウターを交換する費用も出てくるかもしれません

 

そして、クランクセットにも注目です

ご丁寧に172.5mmのクランク長のものがセットされていますが、体格の適正は170mm

 

サイズを変えた方が最適であるといえますので、場合によってはクランク交換が追加で出るかもしれません

 

 

もろもろの工賃は省くとしても 

グレードによりますが、ハンドルとステム、クランクを合わせて4万円くらいは追加になるかもしれません

 

 

こうしたフィッティングの為には多少、追加になっていくのは完成車購入の弱点ですが

 

それでも税込みにして28万円程

さらに定価での現金購入に際しては、クーポン券も付くので

26万円ほどになる見込みです

 

 

それと、後からのグレードアップにホイールを換える予定があると想定しましょう

 

勿論、換えずに長く使い続ける方もいらっしゃいますし

Aさんのように「とりあえずのんびり派」の方には、まずはこちらで慣れていただくのが最適かもしれません 

初めから付いているWH-6800について言えば、チューブレス対応のホイールで、長く使っても壊れにくく

メンテナンスの頻度もそれほどかけなくてももってくれる優秀なホイールです

のんびり乗るのであればこのホイールで十分な性能であると言えますし

あとでチューブレスに換えようと思えばいつでもできるのは、初めての一台にはいいかもしれません

 

そのあたりは、乗りながら考えていくのが面白い所だと思いますが

 

ロングライドに出ると遭遇する登りや

街中での停止、発進が多くなると、どうしても重量や回転性能が影響し

疲れやすくなってしまうものです

 

そこで、後で換える候補として、同じシマノの軽量ホイール「WH-R81 24」を参考として見る事としましょう

 

クリンチャー専用モデルは前後で1500gを切る軽量モデルとなっております

 

こちらは前後でおよそ70000円ほどで購入できます

 

 

 

さてさて

 

では、フレームセットからの「バラ完」です

 

フレームは定価の130,000円で見ていく事としましょう

 

コンポもシマノ・アルテグラとします

 

ハンドルバーやステムの費用は抑えるとしても、ホイールには少しこだわって

 

先程のWH-R81 24をチョイスします

 

フレーム 130000

コンポ 100000

 ホイール 70000

タイヤ 4000×2

チューブ 1000×2

ハンドル 3500

ステム 3000

バーテープ 2000

 サドル 8000

シートポスト 3500

工賃 10000

 

 

と、なんとなくざっくり書き出してみました

 

細かいパーツはアルミパーツで揃え、ホイールに少しこだわったセッティングです

 

これで総合計に税込みをすると37万円程になり

 

フレームについてきたクーポンを使うと35万円程になる見込みです

  

 

結果として、このFARNA SLのアルテグラモデル

完成車をしっかりとフィッティングして乗ると26万円程で入手でき

 

バラ完で組み立てますと、ホイールにしっかりこだわって35万円程となりました

 

 

この金額差というのは、今からどう乗りたいか

そして将来的にどう乗るか、の違いによって発生してくると思います

 

この24万円で入手した完成車は

そのままの格好で乗り続けてもおそらく十分な性能を発揮してくれますし

 

ホイールについては長らく使っても十分な性能を持つと思われます

 

が、自転車に乗り始めると、どうしても他人のパーツや雑誌の情報に影響を受けがちで

 

「やっぱりホイール欲しい!」と、なって、気が付くと1、2年後には10万でも20万でも出して高級ホイールを装着していたなんて話もあったりします

 

もし仮にAさんがロングライドに目覚め

「もう少し登りを楽に!」なんてことで後からホイールを交換すると

 

26万にホイール7万、工賃も入れて34万円程で、バラ完とほぼ並ぶ形となります

 

それでもバラ完で出すよりはセット価格としての完成車の金額は、やはり安く収まるということは分かりますが

 

 

早い段階から

より快適で性能も見た目もそろえた状態で走ることの出来るバラ完は

 

より効率的であり、手間がないということが言えます

 

 

 

もちろん今回のようなケースばかりではありませんが

 

自転車に乗る上で、フィッティングというものは本当に大事であること

 

かつ、ホイールやパーツは家のあちこちで場所をとり

捨てるにも手間とお金がかかってしまうものであるということも

決して無視できない要因であるわけです

 

 

あれこれ悩みながら楽しむ完成車か

 

時間を掛けつつもスパッとスマートに決めるバラ完か

 

 

是非、ご参考にしていただければと、思います

 

もちろん店舗でのご相談もお待ちしておりますよ! 

 

 

 

ではまた

 


 

 

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