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2017年はディスクブレーキへ? 気になるところをごっそり紹介!
by: 高野恵介

 

 あけましておめでとうございます

 

 

新宿カスタム店、高野です

 

 

最近は新宿本館にも出没しておりますので

 

どちらでもお気軽にお声かけ下さいね!

 

 

 

 さてさて

 

昨今の複雑な流れが2017年度にどう影響するのかは、皆さん気になるところかもしれませんね

 

そんな折、新年度の始まりに相応しいテーマが降ってきましたので

 

 

     ブ     そ

   ロ     う

   グ     だ

   書

   こ

   

 

 

なんて某鉄道会社の広告のようなセリフを吐きつつ

 

 今回は、ついに再びの試験導入が始まった「ディスクブレーキロード」について

 

よく耳にするご質問を交えつつ

つらつらと書いていきたいと思います

 

 

 

 

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そもそもディスクブレーキとは

 

ホイールのハブに装着されたディスクローターを挟むことでブレーキを掛けます

 

フォークにキャリパーを設け

主に140mm160mmのローター径で使用するのがロード向けのようです

 

 

そして、ディスクブレーキには大きく分けて二種類の引き方が存在します

 

「油圧式」と、「ワイヤー式」です

 

 パッと見には違いが分かりにくい両者ですが

 

コントロールレバーも異なる製品になっています

 

 

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サーベロC3に油圧ディスクが付いている様子です

 

 

まずは、簡単に両者の特徴をまとめてみましょう

 

  「油圧式ディスクブレーキ」

・引きが軽く良く効く

・フルード(作動油)の寿命が長く、数年単位で使用できる場合もある

・ディスクローターを均等に挟むのでローターが変形しにくい

 

 

  「ワイヤー式ディスクブレーキ」

・効き方が緩やかで、スピードコントロール性に優れる

・ワイヤーの交換作業が簡単でメンテナンス性に優れる

・キャリパーのクリアランス調整が楽

・車輪を外した時にキャリパーの開閉に気を付けなくても良い

 

等となっております

 

 

それで、使うならどっちがいいかな

って、とこなんですけど

 

よく言われる「ディスクは効きすぎる!」なんて言われるのは、油圧ディスクの方だと思われます

 

しかし、これは当然の話でして

 

そもそも、ワイヤーで引く時にはワイヤーが伸びた分の「たわみ」や抵抗が存在し

決して100%の力で引けるものではありません

それでも昨今のキャリパーブレーキは、ロックがかかってしまう程の効きを実現しているので

それはそれで驚異的な技術ではあるのですが

 

油圧は、油圧です

金属フレームを成形する際や、クレーン等の重機を持ち上げたりする事に利用される等

そもそもが、とても大きな力を発生させる為のものです

 

 

 

ディスクブレーキが効きすぎるのではありません

 

油圧のレバーを引きすぎてしまうのです

 

 

 

 

逆に

ワイヤー引きのディスクブレーキは従来通りの感覚で使えます!

 

キャリパーより効かないと感じるものもありますし

ディスクにパッドが当たってからしっかり効くまでの引き量もそこまでキツくはありません

 

 

でも、グッと効かせれば効きますよ、当然

 

 そして、あまり天候に左右されません

(ですが、タイヤは滑りますから、無理は禁物です)

 

 

なので

やっぱり競技向けに~とか、メンテナンスの回数抑えたいなぁ

と、思ったら油圧の方が断然有利ですし

 

まずは練習からかな~

なんて思ったらワイヤー式で始めておくと良いかもしれません

 

フレームがディスク対応なら、後から換える事も可能ですからね

 

 

 

そうそう、メンテナンスと言えば大事なことが

 

油圧キャリパーの「ディスクローターを均等に挟む」

の部分ですが

 

ここが結構ポイントで

 

ワイヤー引きのディスクブレーキキャリパーは

 

実は、パッドが片側しか動きません

 

内側のパッドは固定されていて

外側のパッドだけを動かし、ローターを挟む構造になっています

 

つまり、ブレーキをかけるたびにディスクローターを少し変形させるので

これが曲がりの原因になってしまう事もあるのです

 

半年やそこらで曲がるって事もないんですけど

気を付けたい部分ではあります

 

もちろんローターの曲りを直す工具も存在するので、いざとなったら直すこともできますけどね

 

 

で、そんな事を言っていたら、GIANTがとんでもない物を作っていたりもするんですね

 

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こちらは「GIANT CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKE SYSTEM」と言います

 

なんと、キャリパーブレーキ用のコントロールレバーで、油圧ディスクブレーキを引いてしまおう

と、いうもので、ステムの先端の部品でワイヤー引きから油圧引きへ「変換」しています

 

キャリパーは両側から挟む形になりローターの変形は抑えられますし

なにより、従来までのワイヤー式のレバーが使えるというのも楽チンですよね

 

 新型のCONTEND SL DISCやLIVのAVAIL DISC等に採用されています

 

 

両者の良いとこ取りをした部品で

ブレーキングの力もさほど強くは無いので、初めてのディスクブレーキには良いかもしれませんね

 

 

 

 

Q、でもやっぱり油圧のフルード交換ってめんどくさそう…

 

 A、確かにワイヤーより時間はかかりますが、交換の頻度があまりにも少ないため

    手間は少なく感じると思います。むしろお店で交換されている方にとっては楽になるでしょう

 

 

 

Q、油圧ディスクが緩む事ってあるの?

 

 A、部品の隙間から空気が混入し、若干の抜けは発生するかと思いますが

   あまりにも微細な差なので殆ど感じられないかもしれません

   しかし、高熱によるブレーキ力低下(ペーパーロック)は発生する可能性があります

   下り道には気を付けたいですね

   

 

Q、ディスクの付いたホイールって重くない?

 

 A、計りに乗せた重量は重くなるかもしれませんが、回転させた時にかかる荷重に影響はほとんどなく

   計った印象よりはずっと軽く感じられると思います 

 

 

 

Q、ホイールのグレードが選べないんだけど

 

 A、2017年度より、再びディスクブレーキの使用が試験的に導入できるようになりました

   各メーカーがこの流れに合わせてくれば、今後増えてくると思われます

 

 

 

と、いったところでしょうか

 

MTBやシクロでは集団での高速巡航は有りませんでしたから

接触や落車による事故は起きなかったのですが

 

ロードバイクに導入された途端、すぐにディスクで脚を切る事故が発生しました

 

 

これにより今年度からの導入試験では、面取りをしたローターに限る

とか、追加された要素もあるようですが

 

 

まだまだ、難しところではあります

 

 

ですが!

 

 

正直、のんびりゆっくり走りたい方にとっては、選択肢として十分出てくる機能だと思いますので

 

 

気になるところは、是非是非、店頭でもご質問頂ければと思います!

 

 

よろしくおねがいします!

 

 

 

ではまた

 

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