2018/12/03 05:44
ロングセラーの名作として名高いコンチネンタルタイヤのグランプリ4000が
今回バージョンアップしてグランプリ5000としてデビューしました。
4000は自分も普段からレースまで信頼出来るタイヤとして使っていたので
グランプリ5000も早速使ってみました!
CONTINENTAL GRANPRIX5000TL 販売価格¥9,800(税別)
クリンチャータイプもありますが今回購入したのは5000から新たに
ラインナップされたチューブレスタイプ。
メーカー推奨ではシーラントを使って欲しいようですが
今のところシーラント無しでも運用出来ています。
空気圧6気圧入れて一日の空気圧低下は0.5気圧ほど。
グリップ力と耐久性に優れたコンパウンドは更に改良されたニュータイプに。
耐パンクに優れたベクトランブレーカーはそのままで
新たにアクティブコンフォートテクノロジーという
しなやかなケーシングになっています。
精度が高い分装着はきつめですが、タイヤレバーは必要なく
慣れれば手で装着可能です。
今回は埼玉スポーツバイクデモ併催の四時間エンデューロで
レース中のサポートライダーを拝命していたので早速走ってきました。
まず感じたのは転がりの良さ。
元々グランプリ4000も良く転がるタイヤでしたがそれ以上の抵抗の低さです。
加速してからの速度維持も楽ですしそこから更に加速する場合も
抵抗なく速度が上がっていきます。
それまで使っていたチューブレスタイヤIRCのフォーミュラライトと比較すると
重量は重いはずなのですが転がりは遜色なく、コーナーグリップでは
グランプリ5000の方が安心して車体を倒し込めます。
そしてこれはチューブレスの恩恵もあると思いますが
グランプリ4000に比べて乗り心地が良くなっています。
今回のエンデューロコースは段差や荒れた路面があって
最初は気を使ったのですが、3周ぐらいするうちにタイヤの事を
考えなくても走りに集中する事が出来ました。
新型ということで良くなっているだろうなとある程度の予想は
していましたが、期待以上の正常進化を遂げていました!
そして無事四時間走り切る事が出来ました!
(写真は大宮店野澤さんのブログより拝借)
触った感じ、トレッドは相変わらず厚みがあったので
摩耗耐久性も期待出来るでしょう。
グランプリ4000で5~7000kmぐらいは使えたので
同程度使えればレース用タイヤとしては十分過ぎでしょう。
何よりコンチネンタルの信頼性でチューブレスが使える事が大きい!
レースではこれまでパンクリスクを考えてチューブラーメインでしたが
これで本気でチューブラーホイールを処分してチューブレスに移行を考えています。
当店には在庫はありませんが各支店に少数入荷しているようです。
現在メーカーの次期入荷は未定ですので気になった方はお早めに!