残り２週間！富士ヒルまでにできる事！やるべきこと！
by: 石川康輔

富士ヒルクライムまで丁度２週間！来週から慌てて練習を詰め込んでもたぶん逆効果です。もう実力がここからグンと伸びる事はありませんのでコンディションを整える事に時間を割きましょう！

コンディションを整える

ロードバイクにはコンディションを整える事で走りの変わるところが大きく３つあります。

ドライブトレイン

チェーンがかかるギヤ回りの総称です。バイクを前に進ませるための動力部分が滑らかに動くことでパワーロスが少なく済みます。

特にチェーン！チェーンを決戦用のスペシャルコーティングをしたものに交換するという方もいる程感覚的に重要になってくるパーツです。

スペシャルな事はしなくても、しっかりと掃除をして注油を前日までにしておくことがとても重要です。

一応最高のチェーンルブがこちらになります。

妥協したくない方はアサゾー店に残り１点ございますので店頭にてお買い求めください。

チェーンの清掃をしっかり行ってから注油

タイヤをチェック

新品のタイヤでは流石に何が起きるかわからないので必ず１回以上は走ってから本番を迎えましょう。富士ヒルなら前日の受付の日に河口湖周辺でもサイクリングに行っていただければ十分だと思います。

但し、使い始めてから３か月～半年経過しているタイヤは注意してください。

新品タイヤ

寿命のタイヤ

 

新品のタイヤと比較して寿命を迎えたタイヤは表面がカサカサしておりセンターも心なしか削れているのが分かると思います。

この状態は危険です。

特にヒルクライムでは下りが必ずあるわけですが、下りはこのタイヤでは滑るのはもちろん、盛大にパンクをする恐れがあります。

こうなっている場合は今すぐ新品にした方が良いと思います。

チューブレスの場合は施工に時間がかかるので難しそうならクリンチャーにするのも手だと思います。

おススメのCORSA PROも店頭に入荷してきていますタイヤヤバいなと思ったら慌てずダッシュで買いに来てください。

ブレーキのチェックは必須です

ブレーキのチェックができない方はヒルクライムがどんなに早くてもです。止まれない自転車は他人に危害を加える可能性しかないので特にレースイベントでは危ないので必ずチェックして必要なら交換しましょう！！

リムブレーキ用はこういうやつですね！

ちなみにディスクローターも削れます

これは大丈夫なやつですが、摩耗していると表面が凸凹になって指で引っかかる状態になっています。軽量タイプは特に注意して使ってください。

シマノのローターで１万キロ以上使っている場合は注意してください。超軽量タイプはその半分を目安にしてください。体重ある方や市街地走行、山岳地帯走行が多い方はもっと短くなると思います。

端っこは意外と削れないのでブレーキ面がくぼんでいるかどうかを判断してください。

爪でひっかけるぐらいになっていたら交換した方が良いと思います。

これに関してはヒルクライムレースのタイムには影響しませんが、怪我する、もしくはさせるというイベントとしては一番良くない事なのでしっかりとチェックしてください。

大会に参加するマナーでもありますし、公道で走る以上は車両がしっかりと制動できる状態を維持するのは当然だと思います。

まとめ

バイクコンディションを整えてレースの当日を迎える事で、練習した成果を存分に発揮できるようになります。逆にそれができていないと練習で頑張ってもチェーンやプーリーが音を立てて抵抗が増えてしまうようなこともあると思います。

しっかりとバイクを仕上げて大会にふさわしい状態に仕上げましょう！！