【ライドブログ】三国峠へ行ってきた。
by: 間野 友輔

思えばなんで前回、道志みちを下った際に寄り道してここに行かなかったのだろうか？多くの人がSNSで写真を上げているのを見て、行きたくなった三国峠。実は今週末に御殿場のほうで開催される『富士グラベル』に参加する予定なので、その翌日に行こうと思っていたのですが、どうも天気が悪そう。では先に行ってしまおうと定休日の水曜に再び富士急富士山駅まで輪行しました。

早速メインディッシュ

この日もここからスタート。今回は予定どおりの電車に乗れた。

天気はすっきりしないものの、富士山の姿は見えているし、まだ雪被っているし、まあいいか。予報では『曇りのち晴れ』。富士山の形はやっぱり富士吉田からが一番整っていると思う（個人の主観です）。

山中湖までは前回と同じ。北東岸の『くじらのしっぽ』のところから、前回道志みちに向かったのとは一本隣の分かれ道に入っていきます。

これこれ。この景色ですよ、見たかったのは。やっぱり今日来ておいて良かった。

しばし風景を堪能してから、更に先の三国峠を越えていきます。

峠そのものは駐車場があり、近くの山頂への登り口がある程度で景色は開けていない。ん？ここから神奈川県なの？静岡県だとばかり思っていた。

よく見ると……。

『静岡県境まで1.6Km』
ああ、そうか『三国』峠だもんな。

で、三国峠から小山町への下りが急傾斜かつコーナーが多く、怖かった。なんか後輪が滑る感触がある。で、チェックしてみたら32Cのタイヤに3.5barしか入ってなかった。そりゃタイヤもよれるってもんだ。体重で潰れていなかったので油断していました。皆様はちゃんと空気入れて出かけてくださいね。

こういう時にデジタルで空気圧が確認でき、自動充填できる携帯電動ポンプは重宝しますよ。

というか、天気良かったら次の月曜日にここ登るつもりでいたのか……ちょっと自分には無理だわ、キツすぎる。

お次のメニューは……

下り切った小山町からの選択肢は２つ。（１）川沿いに下って新松田から小田急線で帰る。（２）足柄峠を越えて足柄平野に抜けて海を目指す。

体力と時間にたっぷり余裕があったので（２）で行きます。

あーこれ東名道走ってて印象強い橋だ。

で、ここからの登りがけっこうきつかった。斜度13％がずっと続く。県境まで7kmって出てたので、これが7km続くのか？と若干不安になったけれど、最初の3kmで230upして、ゴルフ場の入り口を過ぎてからは下り返しもある緩傾斜になってホッとした。

若干休憩など挟みつつ、所要時間1時間でピークへ到着。想定どおり。

足柄といえば金時山の金太郎

ピークと県境は少しズレた場所にありました。市名の看板がカーブミラーに隠れているなど色々突っ込みどころがあります。そして県境を過ぎたら舗装が荒れ始めた。下り怖い。

途中で古道の入り口を見つけて入ってみる。お、茶畑だ。

通行止めかと思いきや、イノシシ除けの柵でした。

〆は優雅に

下って南足柄市の『道の駅 足柄・金太郎のふるさと』にて地鶏の親子丼と箱根の紅茶でお昼をいただく。おいしゅうございました。平日なのにとてもにぎわっていて、食後にソフトクリームをいただこうかと思ったら、食券の自販機が大行列になっていて断念。

酒匂川の堤防上にあるサイクリングロードで南下。

最後に、わたくしの大好きな景色を見に丘を登る。いつもとは違うルートで来たので、アプローチも違うところだったのですが。

地図見て選んだルートは、軽トラが辛うじて通れるくらいのコンクリ舗装。尾根筋のトレッキングコースになっていて、所々に落ち葉や泥が溜まっていてロードバイクで来るようなところではなかった。まあ、そういうの大好きだけどね。

国府津駅の裏側にあるみかん山からの相模湾が大好き。

この後は小田原駅まで走り、ロマンスカーで新百合ヶ丘まで輪行して帰りました。

この日のバイク

第4世代SUPERSIX EVOスタンダードモッドにSRAM FORCE eTap AXSを搭載したモデルです。ほぼ市販仕様ですが、サドルをfabric Scoop Shallowのカーボンレールに、ハンドルを専用のSystemBar R-One（MOMOハンドル）に変更しています。これは速いよ。

府中多摩川店には仕様違い（105Di2）の試乗車サイズ51もございます。免許証など顔写真付き公的身分証のご提示で試乗可能ですので、ぜひお問い合わせください。（整備等の事情で貸し出しを中止する場合がございます。）

16th May 2025
ワイズロード府中多摩川　まのゆうすけ