【ワイズロード スタッフ試乗会】その２日本最速⁉️究極の穴あきエアロTREK MADONE SLR試乗しました！
by: 奥平総帆

TREKが送り出すエアロロードの頂点MADONE SLRがモデルチェンジ。その注目モデルがなんと日本最速でインプレッションすることができました！
とても前衛的なデザインが目につく穴の空いたエアロロード、見た目に目が行きがちですがはたしてどんな乗り心地なのでしょうか！？

TREK  MADONE SLR 9 Gen7 DURA-ACE Di2

今回試乗させていただいたのはこちら

結論

最初に結論から。
この日に他ブランドのフラッグシップモデルに乗ったのですが、トップレンジのレーシングバイクは走りに特化しているので、乗り手のスキルを要求するいわゆる「硬さ」を感じるバイクでした。しかし、MADONE SLRは、そのような走りの硬さを芯に持ちつつ、乗りやすさのある乗り心地の良さと、スピードを後押しするサポート性を感じることができました。どんなライダーでも速く走ることができそうなポテンシャルを感じることができました。

走り

走り始めてすぐ、軽い踏み心地と加速の良さに思わず笑みがこぼれました。加速のいいバイクは往々にして固く、疲れるような感覚や、足の無さを痛感するような踏み味があるのですが、そのような気後れ感はなくテクニックの無さをカバーしてくれつつ、加速していく感じがとても心地よかったです。

振動吸収性

自分の勝手な見立てですが、嫌な硬さを感じなかったのがこの穴あきISOSPEEDのおかげと思っています。
ほかのレーシングバイクだと振動をもろに体で受け止めているような鋭さを感じたのですが、そのような嫌な感覚はほとんどなく、マイルドでありながらしっかりと加速する両面を感じました。
ハンドルのエアロ形状も見直されているので、翼断面ハンドルの振動吸収もよかったのだと思います。

軽さ

前作と比べてカーボンの見直しや、振動吸収機構のISO SPEEDを未調整式にして、各部部品を再設計することでマイナス150gになったためか、エアロロードにありがちな加速の重さはあまりなく、気持ちよく加速することができました。
ホイールにも空力、軽さが際立つBONTRAGER RSL51仕様となっており、こちらも走りの軽さを後押ししてくれていると思います。

 

まとめ

あらゆる場面で、速さと快適性のバランスを求められるレーシングバイクに軽さと空力の見直しが入った新型MADONE SLRの良さを体感することができました。クライムバイクまで軽くはありませんが、その見た目の奇抜さとは違い、正当に進化した世界に誇るエアロロードだと思います。
それぞれ相反する性能である空力の良さ、軽さ、快適性を高次元でバランスさせた高性能バイクを求めるのであれば、間違いなくこのバイクがお勧めです。

 

23/1/22現在、ワイズロード川崎店では以下のバイクを展示販売しておりますので是非ご来店ください。

 

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川崎店 MADONE 第7世代 MADONE SLR 7 紹介

 

軽量化 × エアロ

「より速く、より軽く」を追求し、新型フレーム＋ハンドルで合計−300g軽量化。

軽量化を目指すため、先代から使用されたOCLV800を活用するために、ゼロベースからフレームを再設計され、150g軽量化されました。

CFD解析と風洞実験を実施し、TTバイクで培った高いエアロ技術をベースにして作り上げられました。

その形状は、時速45kmで19ワット以上が節約されます。

「早送りになるくらい速い」というメッセージのワンポイント。

 

あの穴はなんなのか？ISO FLOW

「これ絶対手を入れたくなるよね」という誘惑のある特徴的な「穴」
これは、風力的な利点と、エアロロードの乗り心地の両立を目指しています。

 

空力性能

ヘッドチューブで分断された空気の流れが収束し、空洞に向けてスムーズに流すことで、より高いエアロ効果を発揮します。
先代に比べてあらゆる角度からの空気抵抗の軽減もされています。

 

新ルールに準拠したフレーム

新しいレースルールに則ったフレーム形状なので、前から見たときのフレームの薄さが別次元です。

 

快適性

エアロロードの乗り心地の悪さを改善今までISOSPEED。新型のISOFLOWは、先代の調整式ISOSPEEDで、標準位置に調整した状態と同じしなりとなっていて、しっかりと快適性も担保されています。また、形状がシンプルになることで軽量化にも貢献しています。

特徴的なシートチューブは横から見ると数字の７に見えます。これは第７世代MADONEを表したデザインにもなっているそうです。

 

BB

整備性、精度の高さに定評のあるT47BBを採用し、ペダリングを推進力に伝えるため、TTバイクのようなかなり太いフレーム形状となっています。TTバイクと同じような形状ということは、空力性能も高いのでしょう。

 

ハンドルまわり

先代は、別体ハンドルを採用していましたが、軽量性、剛性、空力性能の高さから一体ハンドルとなり、150g軽量化されました。
新設計のハンドルは、高い空力となるように、薄く、ワイヤー類完全内装電動ギア専用設計、フレームとのつなぎ目部分も一体となるように作られています。

また、３cmのフレア形状とすることで、エアロポジション、スプリントなど、それぞれの場面でより速く、快適に走ることができそうです。

ヘッドチューブ長は、H1.5サイズなので、快適なアップライトポジションから、攻撃的なポジションまで再現可能です。

 

コンポーネント

シマノR8100の無線電動ギア、油圧DISCブレーキ搭載。上位グレードのDURAACEとの差は300ｇの重量のみ。変速性能はぴか一で、無駄にシフト操作したくなるほど絵スムーズに変速します。

 

ホイール

オールラウンドに使用できる新型AEOLUS PRO51カーボンホイール
スーパーコンピューターを使用して回転時のエアロ性能を解析して作られています。上位モデルのRSL51と形状は同じなのでかなりコスパの高いホイールです。

 

入荷サイズ

入荷サイズ56：身長175から180㎝目安
詳しくはワイズロード オリジナルの計測システム、バイオレーサーで身体計測させていただきます。

 

価格

販売価格1,397,990円（税込）
※現金お支払いでY’sCLUBポイント25,418pt付与いたします。

 

ジオメトリー 

クリックで大きくなります。

 

PROJECTONE

カラーオーダーも始まりました！

https://www.trekbikes.com/b2b/jp/ja_JP/project-one/

 

ラインナップ

MADONE SLR 9 eTap

SRAM RED AXS ETAP 仕様

 

カラー：Viper Red(RD) , Azure(BL)
サイズ：52,54,56
価格：￥1,756,700-税込
※ProjectOne”のロゴがチェーンステイにございます。

 

Madone SLR 9

シマノR9200 DURA ACE Di2仕様

 

カラー：Viper Red(RD) , Azure(BL)
サイズ：50,52,54,56,58
価格：￥1,668,700-税込
※ProjectOne”のロゴがチェーンステイにございます。

 

 

Madone SLR 7

シマノR8100 ULTEGRA Di2 仕様

 

 

カラー：Deep Carbon Smoke(CN) , Viper Red(RD) , Azure(BL) ,
            Metallic Red Smoke to Red Carbon Smoke(RD-RD) ,
            Quest Smooth Silver(GY)
サイズ：47,50,52,54,56,58
価格：￥1,397,990-税込
※ProjectOne”のロゴがチェーンステイにございます。

 

Madone SLR 6

シマノR7100 105 Di2 仕様

 

カラー：Viper Red(RD) , Metallic Red Smoke to Red Carbon Smoke(RD-RD) , Quest Smooth Silver(GY)
サイズ：52,54,56
価格：￥1,155,000-税込
※ProjectOne”のロゴがチェーンステイにございます。