25年一番感動した一台★ORBEAのヤバみなE-ロードバイク【GAIN】を徹底インプレ！
by: カイコ

今、注目を集めるバスクブランド「ORBEA」

近年、ロードバイクシーンで存在感を高めている
スペイン・バスク地方発祥のブランド
ORBEA。

1840年創業というあのBIANCHIに次ぐ長い歴史を持ち、
現在ではロード・MTB・e-bikeに至るまで
走りの質とデザイン性を高い次元で両立させたバイク作りで
世界中のサイクリストから高い評価を得ています。

近年のORBEAは、
単なるスペック競争ではなく
**「ユーザー体験」や「所有する満足感」**まで含めた
完成度の高さが際立つブランドと言えるでしょう。

ORBEA GAIN M40

e-ROADの常識を覆す一台

今回ご紹介するのは、
社内スタッフ試乗会で実際に走行した ORBEA GAIN M40。

いわゆる「e-ROAD BIKE」というカテゴリーに属するモデルですが、
まず感じたのは
e-bikeらしさを感じさせない自然さでした。

■ e-ROADとは思えない、洗練されたデザイン

GAIN M40は、
バッテリーやモーターを搭載しているとは思えないほど
フレームラインが美しく、非常にクリーンな造形。

e-bikeにありがちな
・後付け感
・ボリューム感
・メカメカしさ

そういった要素を感じさせず、
純粋なロードバイクとして成立しているデザインは大きな魅力です。

■ 非常に滑らかで静かなアシストフィール

実際に走らせてみると、
アシストの入り方はとても自然。

踏み込んだ分だけ素直に反応し、
音もほとんど気になりません。

特に印象的だったのは激坂攻略を想定した時です。
通常のロードバイクであれば
「覚悟」が必要な場面でも、
GAIN M40なら淡々と、余計なストレスなく登れる印象です。

“楽をするため”ではなく、
ロードバイクの楽しさを長く続けるためのアシスト。
そんな表現がしっくり来ます。

■ 電装系の完成度が非常に高い

• フロント／リアのポジションライト

• アシスト調整ボタン

• 電源ボタン

• 充電ポート

これらすべてが、
フレームデザインに溶け込む形で配置されています。

機能性と美観を両立させた処理は、
所有したときの満足感にも直結するポイントです。

■ カーボンフレームならではの軽さと優しい乗り味

カーボンフレームを採用しているため、
e-bikeでありながら取り回しは軽快。

アシストOFFでも扱いやすく、
ロングライドから街乗りまで
オールマイティに使える懐の深さを感じます。

■ タイヤサイズとクリアランスについて

GAIN M40は、
デフォルトで30Cタイヤを装備。

さらに
アップチャージ無しで35Cタイヤへの変更も可能です。

ロードバイクの乗り心地は
フレーム以上にタイヤの影響が大きい部分。

標準装備のタイヤは、
GAINの良さを損なうことなく
軽快さと快適性を高い次元で両立するベストマッチな仕様。

アシストだけで楽になるのではなく、
タイヤまで含めて「気持ちよく走れる」ように考えられている。

実走して、そう感じました。

ORBEA GAIN シリーズ ラインナップ（全5モデル）

GAINシリーズは、
主にコンポーネント構成の違いによって
5つのモデルが展開されています。

カラーラインナップは全モデル共通で上記２種類しかありません！
このあと紹介するカスタム【MyO】を利用して自分だけの一台を作りましょう！

● GAIN M10i

Shimano Dura-Ace Di2 / 2×12
¥1,581,800（税込）

● GAIN M20i

Shimano Ultegra Di2 / 2×12
¥1,202,300（税込）

● GAIN M30i

Shimano 105 Di2 / 2×12
¥1,012,000（税込）

● GAIN M30

Shimano 105 / 2×12
¥870,100（税込）

● GAIN M40

Shimano CUES / 2×10
¥838,200（税込）

上位モデルほど
変速の動作性や軽量性に優れますが、
正直なところ M40でも走行中に不満は感じませんでした。

使い方や予算に合わせて
無理なく選べるラインナップ構成です。

■ MyO（マイオー）について

GAINシリーズは、
ORBEA独自の MyOカスタムプログラムに対応。

アップチャージ無しでオリジナルカラーを選択可能で、
ご自宅でのシミュレーションはもちろん、
店舗でスタッフと一緒に
自分だけの一台を作ることも可能です。

操作性も良く予めカラー変更できる箇所は決まっており、そこを選択して
右のカラーパレットから好きな色を選ぶ形です。

※一部パーツ（例：カーボンハンドル等）への変更時は
アップチャージが発生します。
詳しくはスタッフまでご相談ください。

■ バッテリー性能と航続距離

※左がメインバッテリー、右が【別売り】の予備バッテリー

メーカー公表値（目安）

アシストレベル1
・走行時間：7時間以上
・獲得標高：4,000m以上

アシストレベル2
・走行時間：6時間
・獲得標高：3,000m以上

アシストレベル3
・走行時間：4時間
・獲得標高：1,500m以上

■ レンジエクステンダー（予備バッテリー）

171Whのレンジエクステンダーを用意。
価格は 税込 約7〜8万円前後。

ウォーターボトルホルダー位置に
すっきり装着でき、
必要なときだけ追加できるのが特徴です。

レベル2想定・超ざっくり目安（参考）

• メインバッテリー：350Wh

• レベル2走行：約6時間

• 予備バッテリー追加時：約9時間前後

※上記は私個人の簡易計算による目安であり、
航続距離を保証するものではありません。
走行条件等により大きく変動します。

まとめ

ORBEA GAIN M40は、
e-ROADという枠を超えた完成度を持つ一台。

• 洗練されたデザイン

• 自然で静かなアシスト

• 軽量カーボンフレーム

• タイヤまで含めた快適性

• MyOによる高いカスタマイズ性

初めての方にも、経験者にも
安心しておすすめできるモデルです。

ORBEA GAIN シリーズ

熊谷店にてお取り寄せ可能です。

サイズ選びやMyO、仕様のご相談など、
ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。