【サドル交換日記】老舗ブランドの革サドル買っちゃいました【BROOKS】
by: 佐藤

こんにちは。名古屋本館の佐藤です。
今まで使用していたBROOKSのサドルが限界状態でしたので、ついに新しいサドルに交換しました。
写真を多めに載せましたので、BROOKSの革サドルの良さが少しでも伝わればと思います。

BROOKS B17 SPECIAL COPPER 

￥27,500(税込)

附属品にはメンテナンス方法などの書かれた説明書(日本語もあります)とテンションボルトを回すためのスパナ。そして少量ですがメンテナンス用のワックスがございます。

ちなみにこちらがこれまで使用していたBROOKSです。
かなり使い込まれて、一部リベット部分が取れかかっています。
これではさすがに危険ですね。これで約15年ほど使用しております。
きちんと手入れをしておけばもう少し寿命は延びたと思います。

こちらは手入れをしながら5年ほど使用したものです。
これからどう変わっていくのか楽しみですね。

スペシャルモデルの特徴は、なんと言っても職人が手作業で打ち込むこちらの銅リベットです。
手作業で打ち込んだ跡を見ると、より愛着が湧いてきますよね。
スタンダードモデルのリベットに比べて大きなサイズのリベットを使用しており、革をしっかり固定、長持ちさせてくれるという特徴もあります。
スタンダードモデルと比べると多少お値段は上がりますが、私は断然スペシャル推しです。

メンテナンスについて

さて、手入れの話が出ましたので、革サドルと一緒に是非購入していただきたいグッズを紹介していきます。

まずはこちら。定期的なメンテナンス用のワックスです。
50gの方が若干お得でしょうか。定期的にこちらの専用ワックスを塗って、長く使っていってください。

BROOKS ワックス/ポリッシュ PROOFIDE 30g

￥1,958(税込)

 BROOKS ワックス/ポリッシュ PROOFIDE 50g

 ￥2,970(税込)

BROOKS公式でメンテナンスの頻度についての記述がありましたので引用します。

『サドルがお尻になじむまでは比較的頻繁に、薄く伸ばすように塗ってください。

指で押して弾力を感じるようになったり、坐骨部分に凹みが見え始めたら馴染み期間は終了。

馴染み期間が終了したら3～6ヵ月に一度のペースに落としてワックスを塗ってください。』

『馴染むまでは比較的頻繁に』とありますが、具体的な回数は記されていません。色々なブログ等を見ていると、月に2～3回程度と認識している人が多いようです。

そして革の天敵といえばなんといっても水。天気の悪い日は革サドルを使用しないにこしたことはないのですが、そうは言っても急な雨やどうしても今日進まないとという日はあるかと思います。そんなときはこちらのレインカバー。

BROOKS サドルカバー RAIN COVER NYLON ブラック M

￥1,980(税込)

使用しないときはコンパクトに丸めておくことができるのでお守り代わりに持っておいて損はないと思います。

最後に

基本的にサドルは乗り込むほどに劣化や表面の剥がれなどが出てきてしまいます。その点BROOKSの革サドルの場合、使い込むほどに表情や形が変化し、なおかつお尻にも馴染んで乗りやすくなっていくという特徴があります。もちろん劣化はしていきますが、その劣化すら楽しめてしまうというワケです。
車体に合う合わないというのはありますが、クロモリフレームのバイクやブロンプトンであれば相性は抜群。
革サドルに交換するだけで、バイクの雰囲気もガラッと変わりますよ。
店頭にもいくつか用意しておりますので、興味がある方は一度実物を見に来てみて下さい。
佐藤でした。