2015/09/07 19:58
以前ご紹介したサブザック
こちらのバックパック、非常にコンパクトでしかも完全防水と
サイクリングやアウトドアにピッタリなの間違いなしなのですが
こんな薄っぺらいバッグ本当に使い物になるの?
という疑問が生まれるでしょう。
そこで、実戦投入してその性能を試してみました。
容量は22L。
意外といろいろ入ります。
まずは登山。
軽装なので水4L、雨具、非常食、レーション、無線、スリング、カラビナ、防寒着、ナイフ、電子機器などを入れました。
長さ13cm程度のものを展開してこれだけの荷物が入るのは立派なものです。
肩紐が薄いので肩への食い込みがあるのは否めませんが、痛くて背負えなくなるようなことは全くないので許容範囲かと。
雨の中の登山。(別のブログでも使った写真ですね。笑)
雨量はそんなに多くはないのですが、数時間雨に打たれたままでした。
中身は…
全く濡れていません。
袋の口をくるくると巻くロールトップタイプなので
上からの水には強いようです。
そして続いての状況は
カヌーの川下り。水がかかる程度のレベルじゃないですからね。
今回は万が一のことを考えて、防水ザックの中に同じくSea to Summitの防水スタッフバッグを入れて浸水に備えました。
乗船。笑
タンデム艇の一番先頭に配置。
これがまた水を浴びる浴びる。
見ている側としてはとっても不安になりますよ。笑
そして艇から降りて、川の中を引っ張っている時に悲劇が…
なんと、誰も乗っていない状態の艇が波に煽られて転覆!!!
上に載っていた荷物はもちろん…ドボン。
流されないようにカラビナで艇に固定していたので、なくなることはありませんでしたが完全に水に浸かってしまいました。笑
恐る恐る開けてみると…
ん?ぜんぜん濡れていない!
中のスタッフバッグ自体がほとんど濡れていないので
サブザック自体が防水していたことがわかります。
しかし”ぜんぜん”といったのには理由がありまして
実は友人にこのサブザックを貸した時に岩場に置いたらしく、底に小さな穴が空いてしまっていたのです。笑
で、急遽リペア用の防水シートを貼って補修したのですがそれが甘かったみたいで、若干の浸水を許してしまったのです。
まただいぶ使っているので縫い目を保護しているシームテープもだんだん劣化してしまったのも原因の一つのようです。
なのでシーム材を塗って補修したところ、浸水はほぼなくすことができました!
このサブザックの素材はナイフや岩などの尖ったものに対する耐性はどうしても落ちてしまいますが、引き裂き耐性は非常に強いので引っ張ったり重い荷物を入れる分には強度の問題もありません。
これだけしっかり防水してくれるなら、普段使いやサイクリング中の突然の雨くらい余裕ですね。
ということで、Sea to SummitのウルトラSIL DRYデイパックの性能は
抜群という結論に至って良いと思います。
カラーは3色。
お値段¥5600+taxで安心の防水性を。
すべてのアウトドアシーンで使えるサブザックです。