2017/02/15 19:11
どうもこんにちは、渋谷本館バイオレーサー1級フィッターの佐藤です。
今回はなんと、岩手県からの御来店です。
お仕事で関東にいらっしゃるとのことで、そのタイミングで
バイオレーサー5000を受けたいというわけで
ご予約いただきました。
まずはインタビューで様々な判断材料となるスポーツ歴や傷病歴を
お伺いしていきます。
今回のお客様は、ロード歴約4年。
月間走行距離約300~400km、一回でおおよそ50~60km程度の走行だそうです。
ご自宅の周辺がアップダウンに富んだ場所とのことで、ロードバイクでの
走行が楽しい場所のようです。
これまでのスポーツ歴は、
バドミントン7年とスキー20年、冬場はロードに乗ることが出来ないため、
もっぱらスキーだそうです。
ロードバイク購入時に身長を聞かれて、実際にまたがってみただけの
サイズ選択だったそうで、現在のポジションはネットや雑誌で見て
自分でセッティングしてきたとの事。
(同じ身長の方でも腕長・胴長・下肢長・用途によってフレームサイズが
変わることがあります。その最適化のために、ワイズロードでは
ロードご購入時には必ずバイオレーサー1000を実施しています。)
フレームやクランクのサイズが合っているのかどうか、正しいポジションは
どういったものかを知りたくなり、バイオレーサー5000を
ご予約いただいました。
走行するシチュエーション・目的から今回はロードバイクスポーツの
ポジションでの実施となりました。
実施後のポジションは・・・・
このようになりました。
今回は、さすがに実車をお持ち込みにならず、ポジションの確認だけを
ご希望の為、どれくらい計測前後で変化があったかはわかりません。
また、実車とハンドルおよびサドルが違う事により、
サドル後退幅やステム長にズレが生じる可能性があります。
骨盤の前傾や体幹・肩甲骨の使い方といった身体の使い方を
レクチャーし、ペダリングについても簡単にご説明。
ご自身でセッティングされてみていかがでしたでしょうか?
計測前と比べて実車でも漕ぎやすくなっていればいいですね。
ありがとうございました。
実車持ち込みでセッティングをご希望の場合、別途
セッティングの為の工賃を頂きますが、
実車に計測データを落とし込んでセッティング
していくため、サドルやハンドルの違いによるズレをなくし、
より快適なポジションに合わせることができます。
どういうことかと言うと、シミュレーターで使用している
サドル・ハンドルはモデルが決まっている為、
同じサドル・ハンドルをご使用になられている方であれば、
正確なデータではあるのですが、違うものを使用されている場合、
サドルが変わる事でサドル後退量も変化する可能性があります。
また、ハンドル形状とブラケットの固定位置によっては
ステム長も変化する場合があります。
実車をお持ち込みいただくことで、これらの誤差を
補正してデータを出して、セッティングすることができます。
個人的には、せっかくバイオレーサー5000を受けていただくのならば、
実車を持ち込んで頂きセッティングを受けていただくことで、
時間はその分かかることになりますが、より精度の高い
サービスを受けていただくことができると思います。
身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのが
バイオレーサー5000です。
いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが
きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。
ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて
3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。
気になることがあれば、どうぞお気軽に担当の佐藤までご相談ください。
2017/02/15 Text by D.Satoh