2016/02/14 12:25
どうもこんにちは、渋谷本館のバイオレーサー1級フィッターの佐藤です。
渋谷本館ではバイオレーサー5000、プレミアムともに好評実施中です。
今回もバイオレーサー5000の実施レポートです。
今回も女性のお客様からのご依頼です。
最近、本当に女性のお客様からのご依頼増えてきていますね。
バイオレーサーを実施する際には、まず色々とインタビューさせていただいて、
目的に合わせたポジションをお客様とご相談して決定するのですが、
気がついたらロードバイクを買って乗っていたいう位スポーツバイクに
どっぷりはまって、ライディングを楽しまれていらっしゃるとのこと。
特に目標とするレースだとかイベントはないが、どうせ乗るなら自分の持てる
能力でより速く乗りたい。
速くなればなるほど流れる景色のスピードだったり、ヒルクライムの登りきった
達成感が増していく。
それを心ゆくまで味わいたいと、女性には珍しく
かなりストイックな(褒め言葉です(^o^))
楽しみ方をされています。
実は2台目のご購入も検討されていて、適正なフレームサイズも
知りたいとのこと。
以上のことから、今回はロードバイクコンペティションのポジションに決定。
2台目のフレームで数値を導き出していきます。
もともとはレースやイベント等の高速域での巡航やコントロール性を
重視したポジションではありますが、今回のように自分自身の
ポテンシャルを発揮し切りたいという方にもオススメです。
結果は、
サドル高やサドル後退幅は一緒にライディングされている方が調整
してくれたとのことでしたが、なんと驚くことにほぼ同じ数値でした。
セッティングされた方、素晴らしい観察眼ですね!!
ハンドル位置はバイオレーサー前から大幅に変更されて、
サドルーハンドル落差は45mm増加、サドルーハンドル直線距離も34mm
伸びています。
前傾姿勢が深くなる、
ハンドル位置がこれまでよりも「低く・遠く」になる結果でした。
実はこれまで長距離・長時間走ると首や肩のコリが酷かったとのこと。
1台目はこのような身体計測に基づいたサイズ決定をされておらず、
フレームが大きいのではないかとも思っていたそうですが、
実際にはフレームサイズが小さく、そのために肩が詰まってしまい
肩甲骨をうまく使うことができずにいて、その影響で首・肩コリ
になっていた可能性を説明。
骨盤の角度や肩甲骨の使い方といったところも、運動生理学に
基づいて理論的に説明を進めます。
身体計測によるデータから導き出された数値についての解説も
ご納得いただけたようです。
今回のお客様はとても勉強家で、自分の中で色々と試行錯誤されて
自分の中で答えをご用意されていました。
しかもそのご用意された答えもほぼ正解に近いところまできていました。
他にも疑問点が一杯あるようで、ペダリングのケイデンスについてや
体幹の使い方、ペダリングについて等、質問攻めでした。(笑)
左膝痛も長距離ライドで出ることがあるようですが、プレミアムの範疇のため
ご案内に止めて今回はスキップ。
今回のバイオレーサーの内容をご自身の中で消化して理解して頂ければ、
より快適に速く走れるようになるかと思います。
ロードバイクは自転車ですが、スポーツです。
最終的には自分の身体とうまく対話できて、自分の思い通りに
身体を動かすことが目標到達には重要だと自分は思います。
さらなる改善をご希望の場合はバイオレーサープレミアムを
受けて頂ければO.K.です。より自分自身の身体との対話が
しやすくなるかと思います。
身体計測に基づいた理想のポジションを導き出すのがバイオレーサ−5000です。
いくらいいロードバイクを持っていても、サイズやポジション、フォームが
きちんとしていなければ本来のポテンシャルを発揮できません。
ワイズロードのバイオレーサーサービスはこれらのご要望に合わせて
3種類のコースをご用意、しっかりとお答えします。
気になることがあればどうぞお気軽にご相談ください。
TEXT by D.Satoh 2016/02/14