【スタッフライド】全員クロモリ‼　紅葉の奥多摩＆富士山 絶景ヒルクライム
by: 関

皆さんこんにちは、ワイズロード新橋店 関です。

 

すっかり涼しく（寒く）なって、サイクリングやロングライドに適した気温になってきましたね。

今回は新橋店のスタッフでクロモリ限定スタッフライドに行ってきた時の様子をご紹介します。

 

 

クロモリとは

今回はスタッフ３名ともクロモリのロードバイクでサイクリングしてきました！

クロモリとはクロム・モリブデンなどの成分を配合した鉄です。

鉄と聞くと重そう、サビそうなどネガティブなイメージがあるかもしれませんが、実際には十分軽く、上品でしなやかな乗り心地が魅力的な素晴らしい乗り物です。

クロモリといってもピンキリですが、一般的に乗り心地が良く、フレームの剛性が高すぎないので疲れにくく、中低速でも快適にしなってペダリングをアシストしてくれます。また、コーナリングでの操作性が良いので安心して走る事ができます。

パーツ次第で軽く組むこともでき、よほど放置しない限りサビて壊れることは稀です。

細身のシルエットがスタイリッシュで街乗りでも人気があります。

 

 

奥多摩へ

今回はスタッフのサカイくんとワタナベくんと一緒に走ります。二人とも若いので頑張って走ります。

奥多摩への登り口、軍畑に車を止めてライドスタート！

 

 

奥多摩湖への道も紅葉が始まってきました。

 

 

奥多摩湖へは約20ｋｍ。

勾配も緩めで２人とも余裕の表情！

 

 

あっという間に奥多摩湖に到着！

 

 

サカイくんのケルビム　　＊フレームは当店取扱い無し

２０年以上前のフレームで、ケルビム創業者時代の物！

ダークグリーンまた渋い！

ラグレスのスローピングフレームです。

 

 

サドルもまた古そうなセライタリア SLR。

 

 

自分もSLRサドルを１０年以上愛用しています。

まさに不朽の名作サドル！

 

 

 

最新のSLRはこんな形！

形状が大きく変わって、3Dプリント仕様もあります。

 

 

パーツはカンパニョーロ。

リアブレーキはシングルピポッド！

 

当時はシングルピポッドダブルピポッドが選べ、シングルは制動力が低い代わりにブレーキコントロールがしやすいのが特徴。

今でいう、ディスクブレーキでフロント160ｍｍ、リア140ｍｍの組み合わせと同じ効果。

 

 

 ワタナベくんのマキノ。　＊フレームは当店取扱い無し

新しいフレームで、トップチューブとダウンチューブを通常より太くして剛性を上げているとのこと。

シンプルなクロモリフレームとカーボンホイール＆Di2コンポの組み合わせがカッコいい！

 

 

サドルはキャノンデールのSCOOP

シンプルなデザインとソフトな乗り心地が特徴のサドル。

 

 

セキのCOLNAGO　MASTER

◇断面の大径パイプで軽量高剛性なレーシングフレーム。

クロモリの中ではトップクラスの剛性で低速から高負荷まで気持ちよく走れます。

 

カンパの５アームクランクがこだわりどころで、見た目重視のノーマルクランク！

ギアは52-39　11-29。一番軽い組み合わせで39-29なので上りはめっちゃギアが重い！！

 

 

みんなクロモリなのに特徴的な形状ばっかりで、ザ・クロモリ見ないなバイクが１台もない！？

サカイくんとワタナベくんは体格とペダルが同じなので途中でバイクを交換していましたが、ぱっと見そっくりなクロモリフレームでも剛性感が全然違うようでした！

パイプの太さや厚みなど細かな設計で乗り心地をコントロールできるのがクロモリの面白いところですね。

 

 

奥多摩湖周辺にはおサルがよくいます！

 

 

湖畔を走って人気のラーメン屋さんへ！

濃い目の醤油ラーメンで面は手打ち！

スープ？チャーシュー？に動物系のコクがあってクセになる味！

 

 

腹ごしらえがすんだら柳沢峠を目指して再び上り始めます。

奥多摩湖への上りは大したことないので、ここからが本番！

 

 

上っていくと紅葉が色づき、山全体が鮮やかに！

 

 

山梨県に突入！

道の駅は数少ない補給ポイントですが今回はスルー。

 

 

上りが続きしんどいけどまだまだ余裕の二人！

 

 

どんどん上っていきます。

 

 

紅葉が本当にキレイ！

 

 

ずーっと一定の上りで疲労がたまりますが、暑くないのと景色の良さで頑張れます。

 

 

途中から前を走ってくれていたサカイくんが疲労してきた様子、、

 

 

かわりに上り坂苦手宣言していたワタナベくんが好調！

 

 

山梨名物、ハッピードリンクショップで休憩。

この先頂上へのラストスパートですが、頂上付近で休むと体が冷えた状態で下山になるので今のうちにしっかり休憩しておきます。

 

 

疲労と寒さで震えるサカイくん！

夏用ビブはさすがに寒い！！

ここまで想像以上の本格的な上りに３人ともぐったり。

 

 

頂上までラストスパート！

平坦（千葉）の民、ワタナベくんはマイペース走法でおいてきてしまったが大丈夫だろうか、、、

 

 

頂上に到着！！

 

 

頂上付近の気温は３℃！！

これは寒い！

 

 

上りは無理だ～　死刑宣告だ～　といっていたワタナベくんも数分遅れですぐ到着。

実は一番余裕があるかも！？

 

 

ここが有名な柳沢峠。初めて来ました。

 

 

今回の最終目的地は少し下ったところにある展望台！

真正面に水墨画のような富士山が見えます。天気が良くてよかった！！

 

 

下りの前に防寒着をフル装備！

上り区間は夏ウエア+長袖インナー・レッグウォーマー・薄手のグローブでしたが、

下りはさらに長袖ジャージ・ウインドブレーカー・厚手のグローブ・ネックウォーマー・シューズカバーを装備。

それでも寒いくらいで、冬用ビブにすればよかった、、、

（シューズカバーはあまりに寒そうなサカイくんに貸しました）

 

 

晴れていても富士山に雲がかかっていることもあるので今日は運がいい！

頑張ってよかった～

 

体が冷えないうちに意を決して下ります。

気温が３℃なので体感温度は余裕で氷点下です、、、

 

 

下りの途中であまりの寒さに休憩。

素足はそりゃ寒いって！

 

 

なんとか東京まで帰ってきた、、

標高が下がると気温も暖かくなりますが、ゆっくりしていると今度は日が暮れて寒くなる！

奥多摩湖で小休止してコンビニを目指します。

 

クロモリロードは体重やペダリングで適度にしなるので、下りのコーナリングではコーナーに張り付くように走るのでスリップしにくい！

帰りの疲れた状態でも速度が維持しやすく、足に疲労がたまりにくいのでロングライドに適した素材です。

 

 

やっとコンビニへ到着！

寒さと疲労で死にそうなサカイくん。もう少しでゴールだよ！

 

 

みんなでカップラーメン完食！

やっぱりワタナベくんが一番元気そう。

 

 

なんとかスタート地点に帰ってきました。

110km 1700ｍUP、なかなかの登坂コースでした。

予想以上の寒さで、寒いとゆっくり休憩できず、疲労がたまりやすいです。

皆様も秋冬のライドは防寒にご注意ください！

 

冬のウエア選びはコチラを参考にしてください！

 

 

今回のハイライト動画

 

 

 

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ワイズロードで買えるクロモリロード

クロモリロードに興味がわいたあなたに！ワイズロードで購入できるモデルをご紹介します！

＊残念ながら展示はございません。取り扱いは店舗により異なるのでお問い合わせください。

 

 

 

GIOS　AIRONE

ティアグラ完成車　¥151,800

 

クロモリロードの入門機といえばGIOS！

低価格ながらバランスの良いフレームと2×10速コンポでクロモリの気持ちの良い走りを十分に楽しむことができるモデル。

フォークはカーボン製で軽さと剛性を向上！

 

 

Calamita due+

SORA完成車　￥205,000

イタリアの老舗、トマジーニやカザーティ―の輸入代理店がもっと気軽にクロモリが楽しめるように開発したブランド。

低速域でも快適に走れる設計でサイクリングやロングライドに最適！

 

 

東洋フレーム　GENIUS ROAD

フレーム　￥200,000～ 

日本の老舗、東洋フレームが贈る、伝統と進化の融合。

ジオメトリや作りに老舗の技が光る。カーボンフォーク採用。

 

 

東洋フレームでは他にもトップチューブやダウンチューブにカーボンパイプを使用したハイブリッドフレームやディスクブレーキ対応モデルなど様々なモデルをラインナップ。

 

 

 

パナソニック　FRCC05

フレーム　￥248,000～

ツールドフランスも戦ったパナソニックのレーシングモデル。90年代、クロモリの最終完成形を現代に受け継ぐ。

今では少なくなったクロモリのベント（湾曲）フォークが特徴的。

カラーオーダーが可能。

 

 

 

RITCHEY　ロードディスク

￥281,050

ボリュームのあるフォークとダウンチューブが特徴のディスクロード。

クラシカルなモデルとはまた違う魅力がある、剛性感あふれる一台。

 

 

 

COLNAGO　MASTER

フレーム　￥429,000

もうすぐ40周年！当時のレースで多くの勝利を獲得し、最強のクロモリフレームといえば間違いなくMASTER！

溶接から塗装まで全てイタリア製でトラディショナルな美しさがありながら、大径で潰しの入ったジルコチューブを採用するなど戦闘的な設計のリアルレーサー。

 

 

 

CINELLI　NEMO TIG ROAD

フレーム　￥495,000

イタリアの名門チネリの最新モデル！

大径パイプ、T47など最新の設計を盛り込み、走りと機能美を大幅アップデート。

クロモリ素材の魅力をを現代の技術でさらに高めた一台。

 

 

 

DEROSA　COLLEZIONE ACCIAIO

フレーム　￥550,000～

これぞまさに究極の伝統的クロモリフレーム！

1インチパイプ、スレッドフォーク、美しいメッキのラグ、、、全てのポイントを押さえたザ・クロモリ。

それもそのはず、1953年～1990年代まで販売されたモデルの復刻で、当時から変わらないDEROSAの上質な走りを現代の我々が手に入れる事ができるちょっとしたタイムスリップ体験！

 

 

おわりに

ワイズロードで購入できるクロモリロードを集めてみましたがいかがでしょうか？

カーボンフレーム以上に価格の幅があって驚かれたかもしれません！

紹介したかフレームは全てクロモリですが、タイプや形状が全然違ったと思います。

乗り心地も様々で、高いクロモリフレームはとてもよく走ります！

 

カーボン＝絶対速いという事は無く、ロングライドなどでは下手なカーボンよりクロモリの方が速い（ラクな）こともあります。

＊逆にエアロ形状の効果がある高速域や高負荷なヒルクライムなどはカーボンの方が速いです。

 

クロモリに興味があるけど、パイプの種類？ラグ？ベントフォーク？？どんなものを選んでいいかわからない方は是非ご相談ください！

自分も様々なクロモリロードに乗った経験がありますし、今回ライドしたスタッフ以外にもクロモリバイクを所有しているスタッフもいます。

用途や好みに合った車体・パーツ選びをお手伝いいたしますので是非ご相談ください！