【スタッフ試乗会】DAHON K9X　メーカー一押しのタイヤカスタム仕様
by: 菊地 雅之

話題のDAHON ニューカマー！ 「K9X」　

今回は「タイヤ幅アップ」カスタムでよく話題にあがる SCHWALBE BILLY BONKERS（16ｘ2.0）にカスタムされた車体に乗ることが出来ました！

Ｋ９Ｘってこんな自転車

DAHON　K9X（ケーナインクロス）

カラー： STEEL GRAY BLACK　／　OLIVE BLACK

価格￥138,600

「コンパクトで軽くて、さらに変速ギア付き！」で爆発的ヒットしたフォールディングバイク界の革命児 Ｋ３ をベースに、さらにアクティブに走れるようにしたモデルで、９段変速・１６インチタイヤ・ディスクブレーキが大きな変化と言えます。

折りたたみ時の圧倒的なコンパクトさは若干失ったものの、走行性能がグンとアップ！

輪行してから良い景色の中ロングライドしたい！　車のトランクルームに入れて、自動車＋自転車の６WHEEL LIFEを楽しみたい方にうってつけのモデルとなります。

「タイヤ幅を広げる」カスタムの意味…

もともとのタイヤが16ｘ1.5インチのもの（約38ｍｍ幅）　漕ぎ出しの軽さを取るならばありなのですが、車道でもガタガタしたところやちょっとした凹凸なんかが16インチサイズという小径タイヤにとっては結構なノイズになります。　そこで、タイヤ幅を広げることによりタイヤのエアボリュームを大きくし、クッション性の向上、乗り心地・安定感を良くすることができます。

SCHWALBE BILLY BONKERS（16ｘ2.0）

価格￥6,380（1本）

今回装着されているタイヤは ドイツのタイヤメーカー SCHWALBE の「BILLY BONKER」というMTBのダートジャンプなどで愛用されるタイヤの16インチサイズバージョンとなります。 ちなみに 自分のＭＴＢに26インチのＢＩＬＬＹＢＯＮＫＥＲＳをつけて街乗りに使っていますが、スリックタイヤに近いくらい転がりが軽く、いいタイヤです。ちょっとしたブロックがあるので、土の道などちょっとした未舗装路を走ることもできます。

試し乗りしてみました！

小径車ながらのピーキー気味なハンドル感がなくなるわけではないのですが、予想通り地面の継ぎ目などの凹凸での安定感がグッと上がりました！　走り出してしまえば、タイヤの重さを感じることなくスピード出すこともできるのも好感触。乗り心地の良さは長距離で走る際の体力の温存にもつながります。ロングライドで楽しみたい方にはオススメ出来るカスタムです。ただし、人によってはタイヤのブロックが生み出す「音」が気にる人もいるかもしれないですね(^^;)

折りたたみ時、タイヤのボリューム感があがっていますが、実際の大きさ的にはあまり気にならないレベル。

カスタムしたい！・・・でも

 というようにオススメのカスタムではあるのですが、残念なことが１点・・・BILLY BONKERS（16ｘ2.0）とそれに使えるチューブがただいま欠品中で入荷待ちなんです（涙）　タイヤは今回のBILLY BONKERS以外でも同サイズのタイヤ（16ｘ2.0）が他社メーカーでラインナップあるものの、使えるチューブが今のところSCHWALBEのものくらいしかないのが実情です。次回の入荷予定が2月以降ということなので、ぜひ楽しみにお待ちください！