深澤 大河(鳴子章吉役)所有車
「ワイも多いときはMTBとロード2台と、1人で4台持っとった」のセリフに使用される車体を用意しました。キャラクターのイメージカラーが出るように赤いバイクを選択しています。原作には「通学用ママチャリ」「ハードテールMTB」「もらいもんのクロモリ」と書いてあったため、それが表現できる車体を用意しました。


「ママチャリ」Marukin FLOATMIX:
ヨーロッパをイメージした上品な自転車ヨーロッパをイメージした上品な自転車
制作担当 奥平コメント
ウエアのコーディネートにもこだわっているキャラクターから、ママチャリもカラーだけでなく、おしゃれな物でもいいのでは?と思い選択しています。また、リアに外装変速機が付いているところもスポーツ車乗りとしてのこだわりです。

「MTB」MERIDA MATTS 6.10-MD:
BIG.NINEやBIG.SEVENと同じ最新のデザインスキームを採用したMATS 6.10-MDは、その走りも伝統的な26インチホイールを採用した最新のもの。メカニカルディスクブレーキやロックアウト可能なフロントサスペンション、3×8速のシマノ製ドライブトレインなど、気軽に、そして本格的にオフロードライディングを楽しみ、そして街乗りでも安全で快適に移動できる一台。
制作担当 奥平コメント
サイズ、赤いカラーリングと、ロードのライディングスキルを上げるために乗っているであろう2ndバイク感が出る車体を選択しました。

「ロードレーサーB」Calamita due:
クロモリ素材の持つトラッドな風合いよりも、イメージとしては、昔のモーターサイクルの世界のアーバン・カフェレーサーがコンセプト。だから基本骨格のフレームには綺麗な出来の良いTig溶接にこだわりました。そしてカーボンフォークを使用して軽量化を図っています。淡くベントさせたシートステイはウィップを生かしたバネのある走りを堪能できます。
制作担当 奥平コメント
「もらいもんのクロモリ」というところから、サドルとバーテープがキャラクターのイメージカラーの赤である車体を選びました。
また、メインバイクのPINARELLOがレース用であるなら、もう一台持つのであれば、気軽に乗れるタイプを所有すると考え、シンプルなパーツ構成となっている所も選択したポイントです。

バイク制作担当
奥平 総帆(おくだいら そうほ)
プロフィール
1998年 株式会社ワイ・インターナショナルに入社。
商品部所属。独自開発商品『ANTARES』や独占輸入商品の『CIPOLLINI』を担当している。
トップレベルのメカニックとして腕を鳴らした豊富な知識と経験からドラマ「弱虫ペダル」のメカニックを担当。
演者の自転車の乗り方やサイクリストらしさを出すための助言も行っている。この絵を描いた人